ショップ ダンケ

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今回の病気

2004-10-30 00:00:00 | 徒然草

新潟の地震の被害は、大変なことになっている。「まあ、なんとも気の毒とは思うけれど、支えあう家族がいて、いいんじゃないのおって思ってしまったわ。」とはドイツで一人暮らしをする友人のコトバ。
そうね。一人暮らしは、普段は、自分で責任を負っていれば、自分のリズムで、気ままに快適に生きていけるかもしれない。でも、何かあったとき、自分の立つ瀬の心細さを痛感させられる。

被災している人で身寄りがなかったり、一人暮らしの人は、ダブルショックだろうね。そのうえ、体調を崩して、病気にでもなったら、もう目も当てられない。阪神大震災のとき、独身のキャリアウーマンの女性が、とにかく結婚になだれみたいという気持ちになったというのを聞いたけど、さもありなんと思う。

今回、私が入院したとき、痛みでウンウンうなっている時期が過ぎて、夜、それでも眠れなかったのは、「今回くらいの病気だったら耐えられる。でももっと重病になったとき、どうなるのだろうか?」「後遺症が出るような病気になったらどうしよう?」「仕事はどうなるだろう?」「年とったら、どんなになるの?」と様々な連想が出てきたせい。だから、早めに日常に戻りたくて退院した。

兄夫婦には、お世話になった。ドイツのダーリンも、何度も病院にまで電話してきた。
結局は、とにかく「人に迷惑かけないように健康で生きていかなくちゃ」と、しごくあたりまえな結論に達した。

SOHO業務と講師の仕事と、二足のワラジをはいている私は、無理をしないといけない側面もあるのは事実。ドイツから帰ってきてからのぎっしりの予定を考えると、パンクする前に、神様が、椎間板ヘルニアの病気を与えたとも考えられなくもない。「休みなさい、立ち止まりなさい、」

カラダをいたわりながら、日常生活を送っている。ことさらでもないが、丁寧にゴハンを作る。ごぼうとにんじんを煮付けて、豆腐と白味噌で合えたのを、サワラにのせてオーブンで焼いた。かぼちゃを煮付けて、だしをキチンととって味噌汁を作る。終了間際の、近鉄百貨店でお弁当を買って帰っていた日々よ。さようなら。いつまで続くかわからないケド(笑)ごはんは、きっちり作りましょう。 観葉植物に水をやることは、忘れないようにしよう。


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