わっぱ箱の動物シリーズが、入荷したので、ご紹介。
これは、わっぱ箱 農場2 私たちになじみのある家畜が7頭。
この動物は、エルツの木工芸品作りのなかで、誇るべきライフェンドレーン という技術を駆使して作られています。ろくろ旋盤に、ノミを当てて、回る丸い木から、ドーナツ状に切り出していきますが、ハタで見ている分には、何のための作業?と、目がテンになります。
ところが、出来上がったドーナッツを、切っていくと、あらあら不思議。その断面が、動物のカタチが。いくつも、同時に出来上がりますから、効率は、いい。でも、削りすぎたり、削り足らなかったりすると、動物のカタチは、いびつに。職人さんの長年のカンと技術が光ります。
大まかな動物の形を、ろくろ旋盤で作ったあとは、ひとつづつ面取り、加工、色づけ、仕上げと、手作業で作っていきます。どうしても入れたかったヴェルナー工房のものを、ご紹介できて、とても嬉しい。わっぱ箱に入れて、大切にお届けします。