うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

縁は存在するっ!

2007-08-17 03:34:32 | フランス(日常用品・日常生活)
今日は、久しぶりに自分のリズムで更新できるので、これまで溜まった話題をいろいろ取り上げようと思っていたのですが。

それより何より、どうしても書いておきたいことが発生 !!!

こんなことってあるんですね
いやぁ~、もう本当に !!!!!
縁というものの存在を感じます…。





そう。
1つ前のブログにも書いたように。
電話線を直してもらって(ホッとして)、お昼ご飯を慌てて食べて(満足して)、図書館に行くべく(気乗りしなかったけど)バスに乗りました。

そして。
図書館にバスがまもなく着こうとしたとき、早めに私は座席から立ちあがりました。
その時に。

目の端に入ったのが、壮年のアジア人男性が白人女性の横に座っている姿でした…。

え?え?ええっ???????



ナンとですね、私の大好きだった(←勿論、先生として!ですよ…)フランス語の先生(=日本人。留学してくるにあたり、ご迷惑を承知で思いきって相談に乗ってください!とお願いした先生)だったのです!

「○○先生ですよねっ?」




彼は一瞬、誰だこいつ?という顔をしていましたが。

「あ、うささん?元気?今、どうしてるの?」と。
すぐに思い出してくださいました

お隣に座っていたのは、よくよく見れば奥様。(←イギリス人。でも、彼が学生の頃、今から多分30年くらい前?フランスで知りあった奥様で、お二人は基本的にフランス語で会話をしていらっしゃいます。…一度日本でお会いしたことがありました。)



「先生も、ひょっとして図書館に行かれるんですか?」
「いや。実はね、今年夏休みが少し取れて、ヴァカンスとして3日前にパリに来たんだけど。プールにでも行こうかと。」

そう。
図書館のすぐ脇、セーヌ川沿いに常設プールがあるのです。(←これは年中やっている屋内プールです。でもちゃんと夏は屋根が開く?と思う…)

流石、昔からパリを知り尽くしている先生だなぁ





何を隠そう(?いや、少し隠しますが…)この先生は、とある有名大学の、今や教授です。
(私がその先生に1年間語学学校で習ったときは、まだ助教授だったはずです。でも。勿論、語学学校で教えていることは内緒でした。…これはお金のためというわけでなく、ある種の縁で、どうしても教えなくてはいけないような状況にあったらしい…。)



勿論、私としては恩義を思いっきり感じている先生なので、こちらに来てからも時々メールで何かとご報告させていただいていたのですが。


教授に昇進された頃からか、大学以外のお仕事もそれまで以上にご多忙になられたようで。

一度、わざわざ先生がお仕事でパリにいらっしゃるというのにあわせて、田舎町から出てきたのに、結局当日連絡がとれなくなってしまい。
(いろいろ試みたのですが。。。)出会えませんでした…。
しかも。それだけでなく。
その後、メールを何通か出しても、一切返信がこなくなったことなどもあり。

…多分、語学学校でたった一時期教えた、能力もない一生徒がこうして連絡してくるのって、先生にとっちゃただの迷惑なお話なんだろうな、と悟り、私からもメールをしなくなっていたのでした。



それでも。
2年前、パリに出てくるときには、こういう経緯と目的でパリに行きますと一応ご報告はさせていただいたのでした。

…でも。彼は、私がまさか、まだパリに居残っているとは思ってもいなかっただろうな





と。
説明が長くなりましたが。
そんな先生に、こんなバスでひょっこり会ってしまう、なんてことに、只管吃驚り仰天!であります


幸い同じバス停で降りたので、それから暫く立ち話をさせていただきました…。

と言っても。
あまりにテンションが急激上昇し、何を話したか、あれれ?という感じです。

お別れのご挨拶につい
「どうぞ、先生もお元気で、頑張ってくださいね!」なんて言ってしまったし。
…それって私が言われるものであって、少なくとも私が先生に向かって言う言葉じゃないよね。
って自分で突っ込んでました。。。。。





ということで。
今日は何もかもが吹っ飛んでしまいました。

…その後、実は久しぶりに今年のクラスメートにも勉強のことで図書館で落ち合う約束をしていて。

そんな話も自分的には事件なのですが。
ま、久しぶりのブログ再開なので(?そうでもない?)、今日はこの辺でやめておきます。



それにしても。この2つの事件と、ネットが繋がった喜びで(?)、今日の勉強は全然進みませんでした
困った。。。。。でありますっ…。