うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

老舗ブラッスリー

2007-08-27 03:25:13 | フランス(食べ物・飲み物)
そう、昨晩はブラッスリー・リップでお夕飯を食べたのでした。
…入店前に、外観の写真を撮りたいって言ったら、フランス人の友達に笑われた

どこかしこでも写真を撮る、ということで有名な国民性。
思いっきり日本人!

わかってますよぉ~っだ

本当は、根っからの無精者だし、カメラの性能が全然よくないので撮る気持ちはあまりないけど。
できればブログに載せたいしね。。。と




ちゃんと友達が予約をしてくれたので、それに合わせて8:00過ぎには入ったのだけれど。
…入店後暫くすると、ほぼ満席の様子。
(とっても広いし、2階もあって、全てはよくわからず…)





「今日はまだ空いているほうだよ~」
…夕飯の後に映画を見ようと言っていたので、10:00ちょっと前にレストランを後にしたのですが。
その時の待ち列の少なさに友達が言った言葉↑であります。


そうなのかぁ、やっぱりいつもそんなに混んでいるのね。



想像していた通り、というかそれ以上に、とてもいい雰囲気のブラッスリーでした。
ひょっとしてここ、ピアフの映画「モーム」にも出てた?

木の天井は勿論高くて、壁は半分以上が鏡張り。
照明は結構明るく、その中を行き交うのは、歳をそれなりに取ったオジサマ達のギャルソン集団。



前菜のフォアグラがとっても美味しそうだったけれど。
勿論、赤貧学生には縁はなし。
いきなりメインに、鶏肉のロティを注文しました。
…名物だという、シュークルートにしようかと迷ったけれど。

シュークルートってアルザス名物だよね?
それに、いくら涼しくてもなんだか、冬の食べ物、という気がして。
頼みませんでした。

…でも。
他の人に運ばれているのを見て、あぁ美味しそうとも思いつつ。
かなりのボリュームだったので、まぁ、頼まなくてよかったかな、と。
だって。
映画を見る前に、はち切れんばかりのお腹具合って、やっぱり好ましくないものね。




暫くして運ばれてきたロティは、ブラッスリーらしく、お野菜のつけあわせ1つありませんでした。
(山のようなポテトフライと鶏肉のみ。色目なんてあったもんじゃありませんよね、
でも、とても美味しいロティでありましたよん♪


既にアペリティフに1本ワインを開けてきていたのと、ワインが高い!ということで(お値段はみなかったけれど)、二人でドゥミの赤を。



それでも。
雰囲気と、お料理、とても満足するヒトトキでした。







そもそもは、そんなに親しいというわけでもないそのフランス人の友達と、何かの拍子に「パリのどこが好き?」というような話題になり。

やっぱりサンジェルマン・デプレはすっごく好きな界隈の1つだなぁ~。

っていう話から、カフェの話に移り。

リップにまだ行ったことがない、一度行ってみたい。
と私がポロリとこぼしたら、じゃ今度一緒に行こうよ。と。

そんな約束をどうやら覚えていてくれて、3日ほど前に連絡くれたのでした。



論文が気になるお年頃(???)、断ろうかなぁと思ったけれど。
土曜日の晩くらいねぇ、息抜きするべきだ~っ!そうだ、そうだ!
というわけで。
楽しい夜を過ごしてきたのでした。

映画も大爆笑もんだったし。
その後、贅沢に(?)また近くのバーで一杯飲んで。

土曜日の夜ってこうやって過ごすものだよね~、しみじみ。。。。
と満足感一杯で帰宅した、というわけでありました。




その分、今日は1っ歩も外に出ず
のつもりではあったのですが。ポリポリ。
結局、夕方に2時間ばかりフラリとお散歩。
いや~っ、晴れると最高にいい季節
こんな気候に、家に篭っていなければいけない自分の不甲斐なさがちょっとばかり情けなく。。。。。


ま。
でもイイ日曜日でした。

恐らく、昨晩遊んだから、今日少し捗ったのかもしれないもの、うんうん。

やっぱり気分転換、生活のメリハリは必要だなぁ!って思った次第です