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『インセプション』で気づいてしまったこと

2010-08-09 13:02:00 | 映画!
いつものことですが、金・土・日もイベント満載でした。6日は仕事終わりで映画『ちょんまげぷりん』を鑑賞。あまり期待していなかったのですが、個人的にはかなり楽しめました。江戸時代から現代にタイムスリップしてきた主人公、木島安兵衛。言葉や行動は非常に筋が通っているのですが、現代人の目から見るとコミカルで、何度も笑ってしまいました。原作もきっとおもしろいのでしょうが、脚本がそれに輪をかけて素晴らしく仕上がっています。何よりも、武士の言葉・所作やお菓子づくりを見事にマスター(!?)した錦戸亮さんに心から拍手。他の役者さんでの木島安兵衛は想像できないくらい、はまり役でした。

土曜日は朝早くから田端のさいとうラビットクリニックでうさぎのチョコの健康診断。診察開始時間よりもかなり前に行ったのに、病院内は診察を待つうさぎさんと飼い主さんでいっぱい。2時間近く待って、やっと診察終了。そのまま家に帰り、シャワーを浴び、今度は速読の教室に直行。2時間のレッスンの後はいつもの美容院に行き、カットとヘッドスパ。あまりに喉が渇いていたので、神保町のオフィスにピットイン。アイスカフェオレを飲んで、神保町花月に向かい、POISON GIRL BAND のトークライブ『JIMBOCHOトーク 神保町テレビ吉田トーク』を観覧。ちなみに阿部さんは今回はタクシー運転手という設定でした。その後は映画『インセプション』の字幕版を鑑賞。

日曜日は教会の礼拝と聖書研究の後、休日出勤のため神保町のオフィスへ。仕事の後は飯田橋のギンレイホールで映画『17歳の肖像』と『ウディ・アレンの夢と犯罪』を鑑賞。ふー、というわけで、仕事がある平日よりもむしろ忙しかった週末でした。

で、土曜日に観た『インセプション』ですが、それまで字幕版を2回、日本語吹替版を1回観ているので、今回で4回目。で、4回目にしてすごいことに気がついてしまったのです! それは虚無に落ちてすっかり年老いたサイトーにコブが話すセリフ。ここでコブは以前モルに言ったのと同じ言葉を言っているのです。つまり、その言葉がサイトーに「インセプション」されたということ。その言葉をモルに言ったがために、さんざん苦しんだのに、同じ過ちを繰り返してしまったコブ・・・!

もう4回目なのであまり字幕を読んでいなかったのですが、今までこのセリフに気がつかなかったのは、ひょっとすると字幕に訳されていなかったからかもしれません(私が見逃していただけでちゃんと訳されていたかもしれませんが)。夢から覚めた時、サイトーはなんとも言えない複雑な表情をしています。ミッションは成功したのに、空港の中でもサイトーはそれほど満足そうではありません。恐らくすべてはこのセリフが原因だったのだと思います。ハッピーエンドで終わるかのようなこの作品、実はこの後に観客が予想もしない展開が待ち受けているのではないかと。いやー、やっぱりクリストファー・ノーラン監督はすごいです!
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