うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

レッドクリフ

2008-11-16 18:04:00 | 映画!
またまた2日も更新をお休みしてしまいました。すみません。今日はM-1グランプリ東京の3回戦最終日。POISON GIRL BAND が出場予定ですが、チケットをGETできなかった私は休日出勤で来ている神保町のオフィスから彼らの健闘を祈ることしかできません・・・(T_T)(あ、もちろん仕事もしていますが)。3回戦を突破してほしいのは言うまでもありませんが、何よりも彼ら自身が納得のいく漫才をしてほしいと思います。神様どうか阿部さん・吉田さんが今持っている力すべてを4分のネタに注ぐことができますように・・・。

さて、一昨日は渋谷のシアターDで『花金寄席』、昨日は神保町花月で THE PLAN9 晩秋公演『SLIDE AWAY, SLIDE DOWN.』、西新井のTOHOシネマズで『レッドクリフ』、そして今日は二度目の『SLIDE AWAY, SLIDE DOWN.』を見ました。どれもレポしたいのですが、今回はレッドクリフについて。いやー、予想以上におもしろかったですし、とても完成度が高い作品だと思いました。やはり印象的だったのはド迫力の戦いのシーン。いろいろなスピードのスローモーションを多用し(少なくとも私にはそう見えました!)、非常にメリハリのある映像に仕上がっていました。

そしてその戦いのシーンよりもさらに印象に残ったのは諸葛孔明を演じた金城武さん。セリフは少なめで表情だけの演技が多かったように思いました。ストーリーがまったく理解できなくても、彼の顔を見ているだけで、彼が軍師を務める劉備軍の形勢がわかるはず。本当はもっとポーカーフェイスでなければならなかったのかもしれませんが・・・(^_^;)。金城武さんの作品はかなり見ていますが、個人的には今までで一番ハマリ役だったような気がしました。今回、私は中国語の勉強も兼ねて字幕版を見たのですが、残念ながら金城武さんのセリフはすべて吹き替え。口の動きは確実にセリフどおりだったのですが、スケジュールの都合でアフレコに参加できなかったとか・・・。彼の話す中国語が結構好きな私としてはちょっとガッカリでした・・・。

びっくりしたのは中村獅童さんが吹き替えなしで中国語のセリフに挑んでいたこと。以前ジェット・リー主演の映画『SPIRIT』に出演した時の中国語はそりゃあひどいもの(まぁ、日本人役だったので、わざと下手に話していたのかもしれませんが)でしたが、今回はかなり発音が改善されていました。彼は元海賊の勇敢な武人「甘興」を演じているのですが、戦いの前に不敵な笑みを浮かべるところなどはすごい演技だなぁと感心しました。

周瑜を演じるトニー・レオン、孫権を演じる張震も本当に素敵でした。というか、重要な役を演じる男性たちはみなかっこよく描かれていました。音楽も素晴らしかったですし、衣装も時代的に当然地味ながらもセンスが良かったです(特に諸葛孔明の衣装が◎)。私は北京に1年住んだことがあるにもかかわらず、三国志についての知識はほぼゼロで、物語についていけるのかどうか心配でしたが、エピソードを多用した展開でわかりやすい脚本でした。三国志にあまり興味がない人も楽しめると思いますよ。オススメです!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界を敵にして、たった一人... | トップ | ルミネthe漫才バトル(2) »
最新の画像もっと見る

映画!」カテゴリの最新記事