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輝いている人

2011-05-08 22:56:00 | 映画!
5/7の日記で予告したとおり、昨日観た映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』について。私のジャスティン・ビーバーに関する知識は本人出演のテレビCMを見た(音楽を聴いた)ことがある程度だったのですが、人気の秘密が何なのか興味があったので、美容院に行く予定を翌日に変更して観に行きました。作品はジャスティンのマディソン・スクエア・ガーデンでのライブ映像が中心でしたが、彼のプライベート時の映像や子供の頃の写真・映像、家族や友人、スタッフ、そしてライブを観に来たファンのインタビュー映像もあり、ジャスティンのパフォーマンスが楽しめるだけでなく、彼がどんな経緯で音楽をやり始め、どのように今の地位を築いていったかがよくわかる内容でした。

作品を観ながら、なぜ彼がこれほどまでにファンの心をつかむことができたのか、私なりに考えてみました。私の分析(!?)では・・・

・美しい声(特に声変わりの前)と歌唱力
・ドラム、ギター、ピアノなどいくつもの楽器を弾きこなし、作曲もできる才能
・ファンから「キュート」と表現されるとおり、クラスメイトの少年のような親しみやすさ
・夢をかなえた人間だけが放てる、ハンパないオーラ
・YouTube はもちろん Twitter, Facebook などをうまく使った情報発信
・そもそもティーンエイジャーの男性アイドル(グループではなく単独)という存在そのものが長い間北米にいなかった

ということではないかと思います。スクリーンの中では本当に輝いていたジャスティンですが、マイケル・ジャクソンやMIKA、ジェイ・チョウ(周杰倫、中華圏で絶大な人気を誇るアーティスト)とつい比較してしまったのも事実。たとえばマイケル・ジャクソンのカリスマ性やスタッフたちを引っ張るリーダーシップ、MIKAの女性だけでなく男性からも支持される不思議な魅力、ジェイ・チョウの一度聴いただけで涙が出るほどの曲を書ける音楽性。これらの点でジャスティンに物足りなさを感じてしまうのは私だけではないはず。もし彼の「少年らしさ」が人気の大きな要素であるならば、これからどのような路線を進んでいくかが今後の成功の鍵だと思います。

「余計なお世話」としか言いようのないことをいろいろ書いてしまいましたが、作品を観て一番強く感じたのはジャスティンのように「輝いている」人を見るのは実はとても大事なのではないかということ。なぜなら彼だけでなく、彼のライブを観ているファンもホントにいい顔をしていたから。私自身もこの作品を観終わった時とても幸せな気分でした。芸能人に限ったことではなく、社会人であろうと学生さんであろうと輝いている人は他の人をも元気にできる、ハッピーにしてくれる。残念ながら私自身は誰かを元気づけられるほど輝いていませんが、輝きを放つ人をせめて見逃さすことはないようにしたいと思います。
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