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1ヶ月フリーパスポート(2)

2009-09-29 21:53:00 | 映画!
昨日は神保町花月の『チャレンジ特別公演 東京大吾組「君の瞳がまぶしくて・・・」』を見てきました。ぶっちゃけひどかったです。キャッチフレーズをつけるなら「アラサー男たちのぼったくり学芸会」(ただし、役柄はみな大学生)。悪ふざけ以外の何物でもないと思いました。東京大吾組メンバーの誰かが好きで、その人を「見ているだけで幸せ♡」と思える方にしか正直お勧めできません。私の 9/23, 9/24, 9/26, 9/27 の日記がきっかけで「君の瞳がまぶしくて・・・」を見に行かれた方がいたら、心からお詫びしたいと思います。大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m

話題は変わりますが・・・9/14の日記に書いたTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスポートは先週の9/26で期限が切れてしまいました。が、当初の目標20本より1本多い21本22作品の映画をタダで鑑賞させていただきました。TOHOシネマズさん、本当にありがとう! というわけで、9/14に書いたもの以外で見た作品を列挙したいと思います。

8/28 『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』
私が普段あまりアニメを見ないからかもしれませんが、この作品は登場人物や動物(!?)にリアリティを感じることができず、物語の中にもすんなり入っていくことができませんでした。テーマ自体は良いだけに残念。

9/14 『サブウェイ123 激突』
デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが主演、そして私が好きな『クリムゾン・タイド』のトニー・スコットが監督ということでかなり楽しみにしていたのですが、これも残念ながら期待はずれ。ジョン・トラボルタ演じるライダーのキャラがいまいち定まっていないし、デンゼル・ワシントン演じるガーバーの終盤の行動や心情もちょっと理解できませんでした。

9/17 『しんぼる』
ぶっちゃけ今年私が見た映画でダントツのワースト1。あまりに退屈で途中で劇場を出ようかと思ったほど。タダで見ましたが、それでも「映画を見た時間と映画館までの交通費を返せ!」と文句を言いたくなる作品でした。

9/18 『ココ・アヴァン・シャネル』
シャネルなどのいわゆるブランドものにはまったく関心がない私ですが、この作品は結構楽しめました。特にココとイギリス人青年実業家アーサー・カペルの関係は非常に興味深かったです。カペルを演じたアレッサンドロ・ニヴォラ、名前はイタリア人だけれど、アクセントはイギリス英語、いったいどこの人?と思ったのですが、アメリカの俳優さんでした。

9/20 『カムイ外伝』
脚本そのものは良かったのですが、CGとワイヤーアクションのしょぼさにびっくりしました。しょせん日本映画のアクションシーンはこのレベルか・・・とガッカリ。

9/20 『正義のゆくえ』
9/21の日記でも少し感想を書きましたが、タダで見た21本の中で一番私が好きなのはこの作品。いろいろな立場の人間の視点で描かれているのが良かったです。日本も将来的にはこの映画に出てくるような問題を抱えるのかもしれません。

9/21 『BALLAD 名もなき恋のうた』
好きか嫌いかで言えば好きな映画。新垣結衣さんをスクリーンで見たのは『恋空』以来約2年ぶりでしたが、演技はずっとうまくなっているように思いました。ストーリーも奇想天外ではありますが、それほど違和感は覚えませんでしたし。ただ、この作品を見た翌日にほぼ同じ時代を描いた『火天の城』を見て、台詞に使われる言葉や時代考証がかなり甘かったのではないかとも思いました(あえてそうしたのかもしれませんが)。

9/21 『男と女の不都合な真実』
文句なく楽しめました。キャサリン・ハイグルのぶっとんだ(!?)演技、大好きです。最後は予想どおりだったので、ベタと言えばベタなのですが、大人向きの笑える洋画を見たい方はぜひどうぞ。

9/22 『火天の城』
9/23の日記にも書きましたが、予想以上に素晴らしい映画でした。役者陣の演技もさることながら、建築途中の安土城のセットが見事(建築に関してはど素人なので、プロが見たら全然たいしたことないのかもしれませんが)。たくさんの人が心を一つにして命がけで城を作り上げる、テーマは単純ですが、今の日本にはあまり見られないものを見たような気がしました。

9/22 『デュエル・マスターズ 黒月の神帝 / ペンギンの問題 幸せの青い鳥でごペンなさい』
ぶっちゃけ自分に課した「20本」というノルマを達成するために見た映画ですが、意外に考えさせられる内容でした。何よりも強く感じたのは「私が子供の頃のアニメってこんなに残酷だっけ?」ということ。私が親だったら両作品とも子供には見せたくないです。

9/26 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
原作も読んでいませんし、前作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』も見ていないせいか、ストーリーにすんなり入り込むことができなくて、途中で少し寝てしまいました。映像もそれほどすごいとは思えず、ちょっと期待はずれ。

9/26 『アマルフィ 女神の報酬』
つっこみどころ満載の映画。そもそもなぜに「女神の報酬」というタイトルがつけられたのかいまだにわかりませんが、エンドロールの後に何か出てくるんですかねぇ?

というわけで、映画見放題の夢のような1ヶ月が終わりました。22作品観て、ふと思ったのはほとんどの映画の裏に「愛する人/家族/仲間のためなら何をやってもいい」というテーマがあるのではないかと。人殺しだろうが、盗みだろうが、とにかく何でも、です。公平性、正義、博愛などが映画のテーマから消えているような気がして、ちょっと恐怖を感じました。ひょっとしたら私が今まで気づかなかっただけで、昔から映画とはそういうものだったのかもしれませんが・・・。とにかく、1ヶ月タダで映画が見まくれるのがいかに幸せなことか身を持って体験してしまったので、今後も次のフリーパスポートをめざして精進するのみです!
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