映画『アルゴ』、みなさんご覧になりました? 私の中で2012年公開映画の暫定ベストワンのこの作品、私はすでに3回観ましたが、まだ観足りないくらいです。というわけで、この映画について、気がついたこと、思ったこと、つっこみどころなどいろいろ書いてみようかと。タイトルにもあるとおり、ネタバレしまくりですので、まだ観ていない方はここでストップしてくださいね!
1. ワーナーのロゴ
映画が始まって一番最初に現れる「w」という文字だけのワーナー・ブラザーズ(映画会社)のロゴ、これは現在のロゴではなく、映画の時代設定と同じ1970年代に使われていたものです。映画好きの中高年(?)なら、これだけで頭の中は1970年代にタイムスリップできるはず。
2. 事件の前日までのイラン
この映画の冒頭、作品の舞台となるイランの近現代史の概略が短く説明されるのですが、そこにアメコミ風の絵コンテを使うセンスが素晴らしい! もちろんなぜそうなったかも後でちゃんとわかります。で、この説明の中に実は史実と違うところがあるようなのです。興醒めさせてしまうかもしれませんので、ここでは具体的には書きませんが、興味がある方はぜひアルゴの英語版Wikipediaを参照してみてください。
3. 臨場感を高めるエキストラの演技
私がこの映画で高く評価する点の1つが臨場感。例えばイランのアメリカ大使館の周囲を何百人(に見える)もの人々が取り囲んでいるシーン。もう、これだけで状況は一触即発だと判断できるだけですが、これが撮影されたのはトルコ。よくこれだけの人数のエキストラを集められたと感心しますし、しかも彼らが抗議する表情や動きが実にリアル! 彼らの名演技でこの作品の緊張感が急上昇したと思います。ちなみにこの映画のロケについてはこちらに記事があります(英語)。
4. ブラッド・ピット?
この作品、監督だけでなく主役のトニー・メンデスもベン・アフレックが担当していますが、IMdbによると、当初監督は主演をブラッド・ピットで考えていたようです。ブラッド・ピットのスケジュールの都合で実現しなかったわけですが、私自身はベン・アフレックがトニー・メンデスを演じて正解だったような気がします。
ふー、まだ4つしか書けていませんが、時間がないので今日はこの辺で。続きはまた後日ということで。
1. ワーナーのロゴ
映画が始まって一番最初に現れる「w」という文字だけのワーナー・ブラザーズ(映画会社)のロゴ、これは現在のロゴではなく、映画の時代設定と同じ1970年代に使われていたものです。映画好きの中高年(?)なら、これだけで頭の中は1970年代にタイムスリップできるはず。
2. 事件の前日までのイラン
この映画の冒頭、作品の舞台となるイランの近現代史の概略が短く説明されるのですが、そこにアメコミ風の絵コンテを使うセンスが素晴らしい! もちろんなぜそうなったかも後でちゃんとわかります。で、この説明の中に実は史実と違うところがあるようなのです。興醒めさせてしまうかもしれませんので、ここでは具体的には書きませんが、興味がある方はぜひアルゴの英語版Wikipediaを参照してみてください。
3. 臨場感を高めるエキストラの演技
私がこの映画で高く評価する点の1つが臨場感。例えばイランのアメリカ大使館の周囲を何百人(に見える)もの人々が取り囲んでいるシーン。もう、これだけで状況は一触即発だと判断できるだけですが、これが撮影されたのはトルコ。よくこれだけの人数のエキストラを集められたと感心しますし、しかも彼らが抗議する表情や動きが実にリアル! 彼らの名演技でこの作品の緊張感が急上昇したと思います。ちなみにこの映画のロケについてはこちらに記事があります(英語)。
4. ブラッド・ピット?
この作品、監督だけでなく主役のトニー・メンデスもベン・アフレックが担当していますが、IMdbによると、当初監督は主演をブラッド・ピットで考えていたようです。ブラッド・ピットのスケジュールの都合で実現しなかったわけですが、私自身はベン・アフレックがトニー・メンデスを演じて正解だったような気がします。
ふー、まだ4つしか書けていませんが、時間がないので今日はこの辺で。続きはまた後日ということで。
緊張感のあるシーンの連続で、
結果が分かっていたとしても
最後までハラハラして観てました。
時代背景として職場で当たり前のようにタバコを
吸っているシーンが印象的でした。
しかも、ずっと緊張しっぱなしなのではなく、緊張・安堵の
繰り返し。このメリハリが素晴らしいと思いました。
煙草OKのオフィスも当時ならではですね。
私が一番時代を感じたのは登場人物のメガネのデザイン
でした。
業界自体いつもまにか邦画中心の流れができてしまいましたね。
洋画も吹き替えのみとか‥
全体の入りも減ってますしね。
若者は映画に対して高い娯楽に映るんでしょうね。
2時間丸々スマホが触れないのは、苦痛なのかもしれませんね。
作品ではなく、業界全体のコメントになってしまいました‥。
アルゴについてですが、
結果論ですが、あの6人はアメリカ大使館から
逃げなくてよかったんですよね。
イランは思ったより冷静な民族なんですね。
アメリカからの報復は恐れていたからかもしれませんが。
ルワンダではそうはいきませんが。
作品の内容からも日本で『アルゴ』が大ヒットというのは
難しいでしょうね。こんなにいい映画を見逃すのは本当に
もったいないと思うのですが…。
確かにあの6人は逃げるべきではなかったかもしれません。
でも、私が彼らの立場なら絶対に逃げていたと思います。
そして、生きてイランを出るためなら、なりふりかまわず
ニセ映画のスタッフになりきろうとしたと思います。