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JUSTIN BIEBER MY WORLD TOUR 2011 (3)

2011-05-24 01:09:57 | 音楽!
早速ですが、5/19のジャスティン・ビーバーの武道館ライブのレポの続きを。"One Time" があまりに盛り上がったので、このままライブが終わってしまうんじゃないかという私の心配は杞憂に終わり、次の曲 "That Should Be Me" が始まりました。ジャスティンはジャンパーを脱ぎ、途中でマイクをゆっくり蹴って、戻すというパフォーマンスを4回ほど披露。実はこの歌でも、"Somebody To Love" の時と同様、私には「ひょっとして・・・?」の疑問が。

"That Should Be Me" の後、ジャスティンはいったんハケると今度は Michael Jackson の "Wanna Be Startin' Somethin'" をカバー。ダンサーたちがソロで踊った時の、まぶしい照明の中で飛び散る汗に、あらためて自分の席と舞台との近さを感じました。ダンサーたちのソロが終わると、今度は彼らがジャスティンにもソロを促し、彼はムーンウォークを披露。

続いての曲は Aerosmith (bieber_japanのツイッターではそう書かれていましたが、私がパッと思ったのは「Run-D.M.C.だ!」でした(^_^;))の "Walk This Way"。この曲をバックにジャスティンがミュージシャンたちを紹介。ベース、ギター、キーボード、ドラムを紹介すると、今度はジャスティン自身がドラムをやりたげな素振り。ドラムスティックを渡され、ジャスティンがドラムセットの前に座ると女の子たちはまたしても「キャー!!」。迫力のドラムソロでした。

曲が終わるとすぐに舞台が暗くなり、スクリーンには 'Thank You and Good Night. Love, Justin' の文字が。「これで終わり???」と私は軽くパニック。そんなことメンバー紹介の時点で気がつくべきでしたが、私はライブ最後の曲は映画『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』と同様、"Down To Earth" だと信じていたので、カバー曲で終わったことにかなりがっかりしました。もちろん会場からはアンコールを求めるジャスティンコールが。するとスクリーンに 'Do you want more?' の文字が。女の子たちはもちろん絶叫。'Really?!'「キャー!!」'Really?!'「キャー!!!」'Then make some noise!' 会場は割れんばかりのジスティンコール!

そしてついにジャスティンが登場。'Thank you once again...' と始まり、この時期に日本に来たことがいかに重要だったかを強調。ジャスティンはバッキングボーカルの Legaci と舞台中央に立ち、まるで祈りを始めるかのように頭を軽く下げて(私は本当にジャスティンが祈ると思って、立ったまま目を閉じて頭を下げてしまいました)、アカペラで歌い始めたのは "Pray"。残念ながらワンコーラスのみ。それにしても、あー、祈りたかったなー、ジャスティンと一緒に。

そして、ジャスティンの 'You guys still want one more song?' との質問に会場は絶叫。ジャスティンが 'Which song?' と聞くと、お客さんの答えはもちろん 'Baby'(私は心の中で "Eenie Meenie" と叫びましたが、テレパシーは届かず(T_T))。でも、ジャスティンと Legaci が歌い始めたのはまさかの子守唄(?)。最後の最後にボケてくれてありがとう、ジャスティン! そしてお決まりの 'Who wants to be my baby?' で始まった "Baby"。まさに観客とジャスティンとの大合唱。ラップの部分はアコースティックバージョンと同様ジャスティンが担当。年は sixteen ではなく、もちろんseventeen になっていました。最後に客席に向かって投げキスを2回、'Thank you so much! God Bless! We love you!' という言葉を残して去っていくジャスティン。時間はちゃんと確認しなかったのですが、たぶん20時25分くらいだったと思います。こうして、武道館ライブ、というかジャスティン・ビーバーの My World Tour が終わりました。

私が一番聴きたかった "Eenie Meenie" も "Down To Earth" も歌ってくれなかったことに、正直ライブ直後はかなりがっかりしてしまいました。というか、今となってはどうすることもできないし、自分でも無理だと覚悟していたつもりだったけれど、声変わりする前のジャスティンの声が聴きたかった・・・。あの伸びのある、透き通るように美しい声はもう二度とライブでは聴けないという事実にあらためて打ちのめされました。今までは男性の声変わりなど気にもとめなかった私でしたが、実はとんでもなく貴重なものを見逃していたことを思い知りました。

このライブで一番印象に残っているのは、曲と曲の合間の暗がりの中、ドラムセットの横で客席に背を向けて水を飲んでいたジャスティン。黒い衣装だったので、前方の席の人にしか見えなかったはずです。その後ろ姿、というか背中は、大人でも子供でもない、17歳の普通の少年の背中。でも、その華奢な背中に私には想像もできないくらいの重圧を背負っている。何百万人ものファンの気持ちを受け止めている。ファンでない人の好奇の目や、心ない人のバッシングに耐えている。その事実を考えると、暗がりの中で見たあの背中を思い出すたびに涙が出そうになります。

私はジャスティンの音楽の才能は神様から与えられたものと信じていて、彼のプライベートがどうだろうといい音楽を作ってもらえればそれでいいと思うのですが、ただの歌手ではなく、今やティーンのRole Model(お手本)として行動しなくてはならない彼。チャリティーにも積極的で、彼の活動によっていくつもの学校が立てられていますし、東日本大震災に対しても多額な寄付を行っています。社会的貢献などそれほど求められていないはずの17歳がそんじょそこらの大人よりはるかに社会に(しかも世界的に)貢献している。なぜそういうところが正当に評価されていないのか不思議で仕方ありません・・・。

はっ、ライブとは直接関係のない話になってしまってすみません。とにかく、今回は席が前方になったおかげで、ただ楽しいだけのライブではなく、いろいろ考えさせられるライブになりました。勇気を持って日本に来てくれたジャスティンに、そして彼を日本に送ってくれた神様に心から感謝!

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