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『英国王のスピーチ』と『ソーシャル・ネットワーク』

2011-02-03 18:51:41 | 映画!
昨日はレディースデーということで、もちろん映画館に行きました。『ソーシャル・ネットワーク』、二度目の鑑賞。1/26 の日記で「作品賞はやっぱり『ソーシャル・ネットワーク』じゃないかなぁと。」と書きましたが、先週くらいから劇場で流れている『英国王のスピーチ』の予告編を観て、作品賞も主演男優賞も『英国王のスピーチ』になるかも・・・と考えが変わってきました。特に、予告編の中のジョージ6世とスピーチ矯正の専門家ライオネルの以下の会話(訳は私が勝手につけたもの)、

ジョージ6世: [Logue is sitting on the coronation throne] Get up! Y-you can't sit there! GET UP! (玉座に座るライオネルを見て「立て! お前はそこには座れないのだ!」)
ライオネル: Why not? It's a chair. (「なぜです? 椅子ですよ」)
ジョージ6世: T-that... that is Saint Edward's chair. (そ・・そ・・・それはイギリス国王の玉座だ!」)
ライオネル: People have carved their names on it. (「いろんな人が自分の名前を彫りつけてありますよ」)
ジョージ6世: L-listen to me... listen to me! (「私の話を聞け・・・私の話を!」)
ライオネル: Why should I waste my time listening to you? (「なぜ私があなたの話で時間を無駄にしなきゃいけないんですか?」)
ジョージ6世: Because I have a voice! (「私には話す権利があるからだ!」)
ライオネル: ...yes, you do. (「・・・おっしゃるとおりです」)

にはぐっときて、涙が出そうになります。予告編で泣いてしまうほど感動して、実際に観たらそうでもなかったなんて映画も時々ありますが、この作品はそうでないと予想。公開予定の2/26が非常に待ち遠しいです。

さて、昨日観た『ソーシャル・ネットワーク』について。2回目の今回は1回目よりもより深く物語を理解できました。この映画で私が一番おもしろいと思うのはジェシー・アイゼンバーグ演じるマークとアンドリュー・ガーフィールド演じるエドゥアルドの対照的なキャラクター。二人ともユダヤ系(実際の人物も役者もそうなので4人とすべき?)ですが、皮肉屋であまり表情を変えず、相手の感情を無視して早口で話すマークと、基本的には楽観的で、感情表現も豊かな友達思いのエドゥアルド。一般的な日本人女性ならエドゥアルドに魅力を感じる(実際、物語の中でも彼はアジア人女性のガールフレンドがいました)のかもしれませんが、私個人はマークにもかなり親近感を覚えます。だから、この映画に妙に思い入れがあるのかもしれません。もう1回くらい観に行きたいなぁ。

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