うさぎ! 書きまつがい! 映画! 音楽! お笑い!

平凡な日常だからこそ楽しんだもの勝ち!
http://twitter.com/usako_usagiclub/

バーバー風林~失恋理髪店~(2)

2008-07-15 13:00:00 | お笑い!
今朝の日記の続き。神保町花月『バーバー風林~失恋理髪店~』で一番盛り上がったのはやはりカラオケのシーンだと思います。いきなりミラーボールが回り出し、Misia の Everything を歌いながら森三中の黒沢さんが登場したのでびっくり。彼女のカラダを張った熱唱(なんせ最後は店を出て車道で歌ってましたから)はかなり笑けましたが、心の中では「歌詞もメロディーも変えすぎや!」とつっこみを入れさせていただきました。黒沢さん以外の出演者もカラオケを歌うシーンがあるのですが、誰が歌うのかはガチのじゃんけんで決定。私が見た公演では黒沢さんとカナリアのボンさんがそんなに似ていないモノマネを交えて歌ってくれました。

お芝居の中で一番残念だったのは、POISON GIRL BAND の阿部さんがかぶっていたすごく大きなアフロのかつらが何度もずれたこと。これのせいでシリアスな場面でも客席から笑いが起こってしまい、締まりのないシーンになってしまいました。前日の公演で問題は発覚していたはずなのに、ちゃんとした対策を取らなかったのはやっぱり笑いがほしかったから・・・? 阿部さんの演技が一番注目されるシーンだっただけにかなりガッカリしました。あと、基本的に今回のキャスティングは良かったと思うのですが、お金持ちの娘を演じるキシモトマイさんはミスキャストではなかったかと・・・。出番は少なくてもこのお芝居の重要なシーンに登場する役なので、THE フォービーズの岡田亜矢さんあたりに演じてもらいたかったです。

バーバー風林について2回に渡って書いてきましたが、実はまだまだ書き足りない! なので、また後ほど続きを書きたいと思います。とりあえず今回はこの辺で。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バーバー風林~失恋理髪店~(1)

2008-07-15 08:35:00 | お笑い!
日記の更新が遅くなってすみません。昨日は時間休を取って神保町花月の『バーバー風林~失恋理髪店~』1回目公演を見てきました。脚本はザ・プラン9の久馬さん、出演はペナルティのヒデさん、カナリア、POISON GIRL BAND、中野公美子さん、キシモトマイさん、そして森三中の黒沢さん。

幕が開いてまずびっくりしたのはナレーションがスペイン語だったこと! なかなか味のあるおじさん声だったけれど、パンフレットによるとこの声の主は神保町花月館長の新田敦生さん(神保町花月に行ったことがある人なら見かけているはず、http://www.navi-bura.com/special/0807kagetsu_interview.html)! そんなに変な発音でもなかったし、スペイン語勉強したことあるのかしら・・・? バックの小さなスクリーンには字幕が映し出され、新田館長のノスタルジックなナレーションにセピア色の背景がマッチして、バーバー風林は「言葉フェチ」の私のハートをのっけからわしづかみにしてくれました。続く出演者紹介のオープニングも『ハッピーな片想い』をちょっと彷彿させるかっこいい仕上がりでした。

物語は失恋理髪店と呼ばれる「バーバー風林」のある特別な1日を描いたもの。バーバー風林の主人を演じたのはもちろんペナルティのヒデさん。中野公美子さんが奥さん役。店内でパーマをかけられている高田さん役のカナリアボンさんは声が小さくて、最初は大丈夫かと心配したけれど、だんだんテンションが上がってきたみたい。ひどい失恋をした芝原さんを演じたカナリア安達さんは、基本的に演技はうまいと思うけれど、いまいちキャラが安定していないというか、シーンによって気弱だったり、強引だったりと別人のように見えるのは私だけ? 失恋の痛手からバーバー風林で倒れそうになるめぐみさん役にキシモトマイさん。POISON GIRL BAND の吉田さんが演じたのは飛び込みでバーバー風林に入った松岡さん。かなり吉田さんの素に近いキャラに見え、やりやすかったのではないかと。バーバー風林で思いっきりカラオケを歌うことで失恋の辛さを忘れようとする女性かをるさん役が森三中の黒沢さん。そして、POISON GIRL BAND の阿部さんが演じたのは劇団「長髪∞」の俳優(!?)藤本さん。

物語の鍵となるのは「ある特別な1日」がなぜに特別なのかということなのですが、それとはまったく関係なく個人的に一番印象に残ったのは安達さんと吉田さんのカラミでした。安達さんの若干強引なボケにいろいろなパターンでつっこむ吉田さん。「あ、あれはトータルテンボスの藤田さん風だな」なんてニヤニヤしながら楽しみました。安達さんと吉田さんは年齢も芸歴も同じだと思うのですが、安達さんの方が大人というか吉田さんより一枚上手という感じ。二人とも演技でそうしていたのかもしれませんが、安達さんに何度も翻弄され、それでも立ち向かおう(!?)とする吉田さんの姿が健気でした。(^_^;) めちゃくちゃ笑けたのは鼻毛のくだり。具体的には書きませんが、1ヶ月くらいはこれで思い出し笑いができそうです。

まだまだ書きたいことはたくさんあるのですが、とりあえずは今回はこの辺で。Hasta la vista!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする