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日本のお笑いは世界一!?

2007-10-22 13:03:00 | お笑い!
日本のお笑いは世界一だと言った芸人さんを私は少なくとも3人知っている。ぜんじろうさん、ジパング上陸作戦のチャドさん、ダイノジの大谷さんだ。たぶんダウンタウンの松ちゃんも同様のことを言っていたと思う。実は私も日本のお笑いは世界一だと思っている。でも、私の場合、ただ思うだけでは気がすまない。いくら私が日本のお笑いは世界一だと思っていても、それを証明できなければ意味がないのだ。

そもそも「日本のお笑いは世界一」という言葉はかなりあいまいな表現。日本のお笑いが世界一おもしろいのか、日本ほど笑いの文化を大切にする国はないという意味なのか・・・。前者だとすれば、それこそ世界中の芸人さんを集めてコンテストでもすれば世界一が決まりそうな気もするが、松ちゃん以外の上記の芸人さんにとっては恐らく「誰が世界一なのか」が重要なのではなく、「日本のお笑いのレベルが世界一である」ことが重要なのではないかと思う。じゃあ、コンテストは団体戦にしてみるとか?

そもそも世界に通用する笑いってどんな笑いなんだろう? 私はアメリカと中国に住んだことがあるが、アメリカのお笑いですぐ思い浮かぶのは Saturday Night Live (SNL)。アメリカのコメディアンの登龍門的なテレビ番組で、ジョン・ベルーシ、ダン・エイクロイド、ビル・マーレイ、エディ・マーフィー、マイク・マイヤーズなど有名なコメディアンを輩出している(ごめん、Wikipedia 丸写しで)。日本の漫才のようにコンビやトリオではなく、一人でしゃべる形。時間帯的にも完全に大人向けで、しかも下ネタが多いイメージがあったので、私自身 SNLを見ることはあまりなかったが、そうそうたる過去の出演者と彼らのその後のキャリアを考えれば、アメリカのお笑いを語る上でなくてはならない番組と言える。

一方、中国ではいわゆるお笑い番組はほとんどやっていなかったように思う。唯一記憶しているのは二人の若い男性(ルックス的には「ゆず」を若くしたような感じ)がホストを務める公開番組。中国語のリスニング力の低い私は、彼らがアイドルなのかお笑い芸人なのかもわからなかったが、日本のバラエティ番組のように笑いの場面は多かったように思う。もちろん中国なので下ネタは一切なかったはず。あと、番組ではなく大きなクラブのようなところでのトークライブを見に行ったこともあるが、これは完全に日本人に対する悪口と下ネタが中心だった。舞台に立っていた30代くらいの中国人男性が日本人の悪口を言うたび、客席が異様に盛り上がっていたことをはっきり覚えている。

以上、私が体験したアメリカと中国でのお笑いについて書いてみたが、2つの国のお笑いの共通点を無理矢理挙げるとすると「下ネタ」と「批判・悪口」になるような気がする。日本のお笑いにもこの要素はもちろんあるけれど、日本のお笑いはそれだけでは終わらない。全部書くときりがないので、続きはまた後日ということで。

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