ついつい「偶然」という言葉を使ってしまうことがあるけれど、私は偶然なんて何一つないと思っている。例えば iPod を Shuffle で聴いていて流れる曲。一般的にはこれこそ機械が勝手に選んでいるまさに「偶然」の曲なのだろうが、私は Shuffle で聴く曲にさえ、実は神様の意志が反映されていると信じている。だって、すごいタイミングで状況にぴったりの曲になったりするから。昨日も Shuffle で音楽を聴いていたら、鳥肌が立つような美しい曲が流れてきた。映画「ガタカ」で強烈な印象を受けたマイケル・ナイマンのディパーチャー。私の記憶の片隅に追いやられていたガタカのいろいろなシーンが鮮やかによみがえり、無性にまたこの名画が見たくなった。
現代社会では何事においても自分で取捨選択できることが良いのかもしれないが、私は自分で選ぶことができないもの/事柄にこそ神様の意志が表れているような気がして、それほどイヤではない。自分で選択できない、つまり No Choice の時にそこにあるものこそ、きっと自分にとって一番良いものなのだ。聖書にも「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」(伝道者の書 3:11)と書いてあるとおり。その時点ではとても最良なものに思えなかったとしても。
現代社会では何事においても自分で取捨選択できることが良いのかもしれないが、私は自分で選ぶことができないもの/事柄にこそ神様の意志が表れているような気がして、それほどイヤではない。自分で選択できない、つまり No Choice の時にそこにあるものこそ、きっと自分にとって一番良いものなのだ。聖書にも「神のなさることは、すべて時にかなって美しい。」(伝道者の書 3:11)と書いてあるとおり。その時点ではとても最良なものに思えなかったとしても。