んまい、いなせやのブログ

いろんな人との出会いを楽しみに・・・

第二回 日本酒勉強会 浪の音の巻

2006-04-30 11:43:35 | Weblog
2006年4月29日
 さて2回目になりました、勉強会飲食店バージョンは
浪の音の中井さんを迎えての
またまた深夜12時スタートになりました。

 今回は中井さんの提案により
 「老香(ひねか)と熟成のちがい」をテーマに酒のタブーな世界に入りました

 ① 生おりひね(2005)純吟                  
 ② ひね火入(2004)純米
 ③ 熟成(2002)純吟
の三種をまずは冷で試飲しました。
①はアルコールの嫌な味がします
②は人の好みによりこれが好きだと言う人もいます。
③角がとれまるくおいしい~

さてここで40度まで温度を上げてみます
温度があがればおいしくなるのでしょうか?
①はムアムアと消毒ににた匂いでおいしくありません。
②は少しくせのある香りになりましたが嗜好の違いで好む人もいるかな?
③上品な香りがたちこめおいしさ倍増~

酵母が生きているのでおりをかますと老香てしまうケースもあるそうです。
実際、店でも無濾過のお酒は多数あります。蔵元さんが、おりのからんだ酒を
出すのを嫌がられるのはきっと、自分の手元を離れ酒屋さん経由で店にやってきて
きちんと、保管しなくては味が変わってしまうからなんです。
うちの大将が蔵元さんを尋ねておりがらみのお酒を調達してくるのは間に入る
酒屋さん、大将を信頼して頂いてるからなんですね。
 

 私の勉強度はまだまだ初歩で集まった皆さんは熱いトークをされていました。
この会の楽しみは別にもう一つあり、各店持ち寄る料理にあれこれ刺激されます。
同じ鯛の昆布ジメでも様々ですし、初めの一時間は料理談義です。
そしてしらじらと外が明るくなり幕を閉じました。

中井さん、有難うございました。寝ずに息子さんのサッカーの試合に行かれました