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宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

エイジングケアに!(?)

2017年03月09日 | 音楽
3月7日にこちらもフライングゲットしましたー
「Paradise Has NO BORDER」(東京スカパラダイスオーケストラ)CD+Blu-ray

特典のポスター、丸めておくには惜しくて、フレームを買ってきたんだけど、サイズを間違えたー。
いやー、ポスターを飾ろうと思うなんて小学生以来かも・・・
(額縁入りなら恥ずかしくなったら裏返しておけばいいかなーなんて(^^;)

CDはこれから聴き込みますんですけど
強力!
大好き!
生きてるってすばらしい!
ところどころ泣きそうになるー

メンバーによるレコード店内ポップに、ドラムスの茂木欣一さんが
「このアルバム、【無邪気】すぎる。」
と書いていて、そこが泣きそうになるポイントかなーと思った。

それにしても、デビュー28年目にして全員今がいちばんカッコイイというのがほんとにありえない!
「スキャラバン」一つとっても、今回付属映像の、去年のライヴのがいちばんカッコいいもの。
私去年1年でぎゅーっと凝縮して過去映像続けて観たので断言しますけれども。
正直、昔は(その時々ではステキだったと思うけれども)今と比べるとそんなにカッコよくないんだよねー。

付属映像のライヴドキュメンタリー、すばらしいカメラワークと編集で嬉しい。
(最終日、控室のバナナの隣にあった越中富山の薬箱、中身が薬なのかそれともお菓子が入っていたのか気になるー)
そして今回もっとも驚嘆したことはみなさん全員のお肌の色つや!!
いや、前からうっすらと思ってはいたのだけれど、オフステージでのインタビュー映像には顔を近づけて凝視してしまった(^^; ファウンデーション塗ってるのかなー・・・

彼らのステージにはエイジングケアの秘訣が詰まっている!
(などと書いて、会場中、中高年女性ばっかりになったら困るけれども(^^;息子娘も一緒に来れば問題ないか)

どうかしている2

2017年03月09日 | 音楽
3月7日にフライングゲットしましたー
「ラーメンな女たち -LIVE IN TOKYO-」(矢野顕子×上原ひろみ)CD+DVD

特典のお箸もう一膳ほしいなー。
鍵盤型箸置きをつくりたいけど、もったいなくて箸袋を折れない。

これからご購入の方は、初回限定盤のDVD付きを急いでお求めになることをお勧めします!
「飛ばしていくよ」のライヴ・クリップに私は驚愕驚嘆。

昨年9月15日のレコーディングライヴの感想として
私は過去ブログに
「原曲ではAZUMA HITOMIさんが機械で打ち込んでいる細かい音をひろみさんは人力で!」
と書いていて、
それはAZUMA HITOMIさんがご自身のtwitterに書かれていたことの受け売りだったりもしたんだけど、
「人力で!」の後に感嘆符もう10個付け足したい!!

会場じゃあ手元までは見えなかったからさー
カメラさんグッジョブありがとう!!
いや、ひろみさんの超絶技巧についてはみなさんとっくにご存じで、他のライヴ映像で見ておられるかもしれませんけれど、私はこんな畏怖の念まで覚えたのは初めて。
「飛ばしていくよ」のあの部分のあの指さばきは、なんか特別にものすごいものを見ちゃった気分。
人間技じゃーない。超人。
まさに「どうかしている」。
(この時の表情もちょっとイッちゃってる)

ライヴ現場ではこの後、ひろみさん満面の笑みでの「楽しいね」の言葉に、会場中が失笑(というか驚笑?呆笑?)という場面があった。

ジャケット最高。
CDはこれから聴き込みまーす。

分身はいない

2017年03月01日 | 音楽
(3/4記)

特別な思い入れはなかったんだけれど、なぜか去年から個人的に波が来ていたこともあり、
2月24日放送の小沢健二出演回『ミュージックステーション』を観た。

いい曲だなーと思って後日「流動体について」CDを買った。

ビジュアル的には学術・文筆系の人の歳の取り方だなーと思い、
(ちょっとコラムニストの泉麻人さんを思い出す)
本人はプロデュースに回って、他の人に歌わせればよかったのでは、
と、最初はちらと思ったのだけど、
若者の歌じゃないんだよねー。
今現在のオザケンだからこその歌詞世界で、本人からは切り離せない。

書くのは野暮なようだけど、
人としてどう生きるべきかとか、世の中をよくするために自分に何ができるのかとか、
そういう倫理的なことを
日常の、具体的な生活から離れないようにして、考え続けているのだな、などと。

世の中に対する「祈り」が込められてる感じが、
そこにぐっとくる人と、カチンとくる人に分かれるんじゃないかなと思った。
人のために祈る余裕があるというのは恵まれた者の特権ともいえるわけで、
ノブレスオブリージュって、下に見られたくない人からは反発をくらうよね。

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そんな流れで、オザケンの大学時代のゼミの先生でもあったという柴田元幸さんのエッセイ本を久々にひっぱり出す。
文章はもちろんだけれど、イラストのきたむらさとしさん描くところの「柴田君」が大好きだったのだった。
今回久々に見直して、ああっやっぱり好きだー個人的にはきたむらさとしさんが描くキャラクターの最高傑作!猫よりもうさぎよりも愛らしい「柴田君」の姿に悶絶(?)

オザケンにも「柴田君」のような、オザケン的なものを結晶化した分身がいればいいのにな、と思ったけど、よくよく考えるとやっぱり分身でも駄目で、この曲には本人の今の姿と声しかない、と思う。難しいなー。
(と、すいません、熱烈支持の理由がいまだよく分からなかったりするもので、一般受けするためにもっとなんとかならないかなとつい考えてしまう)

(全然関係ないんだけれど、今回検索して、柴田さんがすでに東大を退官されていたことが、オザケンのビジュアルより断然ショックだった・・・いやー「柴田君」イメージだったもので・・・月日の流れを実感するというか)

ソウルってそういうこと?

2017年02月11日 | 音楽
(2/23記 「2月中旬の私」をさくさくと)

2月11日は、前にチケットを買っておいたコレ!に行ってきましたー

「田島貴男 弾き語りツアー2017」@北日本新聞ホール

座って聴く弾き語りスタイルは初めてだったけど、こちらも想像以上にすごく!良かったです。
ギターの音色と歌声の「圧」がすごい!
「圧」というのは、ふとうかんだ言葉で、適切じゃないような気もするけど、うまい言葉が見つからない。
ただ「大きい」とか「響く」とかじゃない感じ。
「魂の歌」というフレーズもふと浮かぶ。
あーソウル・ミュージックってそういうことなのかー
・・・などと、何度も書いてますがまったくの音楽シロート、ただ印象だけで語っております(^^;

「田島さんだったらもっと大きい会場でできるのにー(富山でいえばオーバードホールとかね)」という声が開演前からちらほら聞こえてきて、私もそう思うんだけれど、演奏スタイルに合った場所というのも大切だと思う。
北日本新聞ホールはウッディで暖かみのある内装がよくて、規模もいいと思うんだけれど、ほんとは、テーブル席で飲み物も飲めるライブハウスというかジャズバーみたいな、もっと客との親密度が高い場所だと、真価がより味わえるのだろうなーと思った。贅沢ですなー。今回のツアーはそういう会場もあるのかな。

外は寒くて雪も舞っていたけれど、会場はしんと静かな中にも熱量を感じて、うんなんというか、早春の息吹を感じるステージでありました。MCも楽しく、でも曲目を書かないのと同じく、書かないほうがいいかなー。

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帰って、テレビをザッピングするとNHKの『バナナゼロミュージック』というのに長岡亮介さんが。
この番組のレギュラーバンド?には、昨年のオリジナル・ラブのライブでのメンバーが。
あー今年のツアーは個人的には日程が・・・

番組内では暮れの紅白歌合戦において掛け持ちで忙しかったという話をしており、そうそう去年ではなくさらに前、おととしの紅白、個人的にはこの年が去年以上にダメだったと思うけど、そんな中でもったいないくらいすばらしいベストアクトは椎名林檎さんのステージだと思っていたのだったが(家族一緒じゃなくて一人でこっそり見たい感じだったけど(^^;)、あのときの月亭可朝(と番組内では言っていた)は長岡さんだったのかー!へーへー意外。
そういうこともあってか?2年遅れで『長く短い祭』が個人的リピート曲。遅いなー。

当たり当たり!

2017年01月29日 | 音楽
(2/1記)
1月29日はこそっと上京。
理由はこれ↓

「シンシュンシュンチャンショー2017~渡辺シュンスケ生誕祭~
出演:渡辺シュンスケ(cafelon, Schroeder-Headz)
ゲスト:Dr.kyOn/沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)」
@東京キネマ倶楽部

行って良かった!大大満足。
もう1回観たいくらい。
脳内再生できないのが悲しい。

ここからはまったく個人的な話です。
検索で来た方には申し訳ない。
「こそっと上京」の意味は、主役の渡辺シュンスケさんについて私がほぼ無知だったから。
都内在住ならばゲストをきっかけに好奇心でというのもありでしょうけれども。
「なんでわざわざ東京まで」と問われたときに答えに詰まる・・・

そもそもはスカパラ経由で情報を知りまして、

会場は東京キネマ倶楽部かー
一昨年の『カバーズフェス』(NHKBSの番組)の収録会場だったというので知ったんだけど
行ってみたいと思っていたんだよねー
もう一人のゲストはkyOnさんかー

でも、まぁ、この時点では保留、というか、距離やもろもろ考えて常識的には行かないよね・・・と思っていた。

しばらくして矢野顕子さんの1992年公開のドキュメンタリーフィルム『SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女。』のデジタル・リマスター盤上映のプロモーションが始まる。
映画、観に行きたいんだけどねー
そのためだけの上京はちょっとねー
と思いながら眺めた著名人コメントの中に、わー、沖さんと渡辺さんもコメントを寄せている。
ま、なんというか、ソニー・ミュージックアーチスツ所属つながりで、ってことなんだろうけれど。
急に、行かねばーという気持ちになり、チケット購入。
相互販促という事務所の術中にはまったか、と後で思ったりもしたんだけれど

でも振り返ってみると
あれは「ピアノが愛した男たちの宴」という感もあって
ピアノという楽器が取り持つご縁というか連帯というか、相互販促も全然不自然じゃないなと思いなおし
とにかく、直観に従って観にきて大正解!と思った夜だった。

周囲の女性たちが「シュンちゃんがー」と話しているのを聞いて「そうかシュンちゃん呼びなのか」と初めて知る。
渡辺さんはソロももちろんよかったんだけど、(歌声と歌詞も好きな感じだった)、先輩二人との共演がすごく嬉しそうで、そんな渡辺さんを見るゲストお二人のまなざしがまた優しくて、ハッピーなオーラが会場中を包んでいて、よかったなー

沖さんとはスカパラの「Tears on Snow」と「Wild Cat」を演ったよ。
ああいうのって、ピアノ用に楽譜を書き直して、二人で練習したりしたのかな。
ぱっと合わせられてしまうのかな。
沖さんと渡辺さんは声が似ていて、こちらかと思っていたら内容からしてあちらのほうだったということがしばしばあった。蛇足ですが。

私も来世はピアノで対話できる人になりたいなー

今生の私にとっては「音楽の言葉」は外国語のようで
憧れるけど分からない。
ネイティブスピーカーじゃないから無理だなーと思っていたけど
外国語をぽつぽつ覚えるように
少しずつでも分かったらいいな
カタコトでも話せたらいいな
と、最近の私は思っているんだなということを認識した。

心残りは

2016年12月29日 | 音楽
矢野顕子さんの鎌倉芸術館でのリサイタル、行きたかったなぁ。
弾き語りコンサートに関しては、基本的に近くに来て下さったときに行くということにしていたのだけど、なんといってもデビュー40周年イヤーの締めくくりだしなー。
鎌倉芸術館のピアノはすばらしいってきくしなー。
よっぽど当日券目当てで行こうかなと思ったのだけれど、後を考えて諦めた・・・
アンコールではSMAPの「しようよ」をやったそうで!
弾き語りアルバム「Home Girl Journey」に入っていて感激したのは16年前のことなんだなー。

今の私は「話はしなくて黙っててもいいんじゃない?」なんて思ったりもしますが(^^;
変わるねー。
いやしかし、いま「しようよ」の歌詞を思い出すと、これSMAPファンの気持ちを代弁してるような気もしたりして。「目をみれば分かるなんて・・・ちゃんと言ってほしい。どんなことでもかまわないから話して」なーんてね。

今もうだいぶ忘れちゃったけど、私もSMAPに救われていた一時期があったのだった。アルバムも持っていたもの。アンソニー・ジャクソンほか一流ミュージシャンが参加してて豪華な音だった。

と、話がSMAPに逸れていった。
鎌倉といえば、音楽カテゴリーの話ではないけれど、鳩サブレーの豊島屋で出している卓上カレンダーも買いに行きたかったのだが。
すごくかわいくてお気に入りだったのだ。(ブログのどこかに写真アップしてあります^^)
来年はもう売ってないだろうしなー。(そもそも今年出しているのかも分からないけど)

またもうひとつの心残りは、原宿の喫茶店 SEE MORE GLASS さんで展示中の「Dearアッコちゃん展」を観に行けそうにないこと。
さとがえるコンサートのときは開場時刻ギリギリで立ち寄る時間がなかったのだった。
1月3日までの上京は、まず、無理・・・

上京といえば1月から2週間限定上映の「SUPER FOLK SONG ~ピアノが愛した女。~」も観に行けるか分からない・・・これ事前予約が必要なのかしら?レイトショーなのかしら?

まぁ、うん、地方在住者としては今年はよくがんばった。というか、ステキなライブをいくつも観られて本当に幸運だった。これ以上を望むのは贅沢というものだろう。
来年も節度を持って、日程体調その他調整して(これ前にも書いたか)ライブを楽しもうっと。


境界なし3

2016年12月26日 | 音楽
(12/29記)

行ってきました!
東京スカパラダイスオーケストラ2016ライブハウスツアー「Paradise Has No Border」
@なんばHatch

グッズ販売の列に並びながら、何気なく会場掲示板の文字を見ていたら
なんと、トランペットのNARGOさんがインフルエンザのため出演見合わせとのお知らせが!

No Border の最たるものがウイルスだからなー・・・
ってそんなオチ!?

もーほんとに「インフルエンザに往復ビンタぶちかましたい!!」(by沖さんTwitter)
って感じだったけど、
そこは百戦錬磨のスカパラさん、サイコーに楽しく、そして心に残る千秋楽だった。
NARGOさんの不在を見事にカバーしつつも、随所に「NARGOもいるよ」というのを感じさせてくれて、わーなんて言っていいか分からないけど、メンバーの結束とかかけがえのなさとか、そして「スカパラのあり方」とかいろいろ思って、今回ライブに行って、ますますスカパラのことが好きになったなー。

・大森さんの販促タイムでの「落とし物は拾ってあげてね」の言葉が個人的に嬉しかった(^^)
・北原さんのコーナーには爆笑してしまいました。くー。
・欣ちゃんがギターのコードをひとつひとつ押さえるのに、初心者の私は(自分で弾く気はないけど)興味津々。
・GAMOさんの「SWEET MEMORIES」から「ずっと」は、じーんときた。演出として、有名ジャズアルバムジャケットのポスターをめくると、そこには歴代スカパラメンバーのパネルが。新参ファンだけどスカパラの歴史を知った1年の締めに個人的にも嬉しい、今ライブ屈指の名場面名口上。
・「水琴窟」が聴けて嬉しかった!
・本日のパフォーマーに横山健登場!コマさんの風呂敷を背負っていたよ。クラウドサーフっていうんでしょうか、前の人の肩からよじ登って転がっていくお兄さんが何人もいて、わわ、しまった、こっち来ないでよねーと思ってしまったけど、イキのいい若者の姿にステージ上は嬉しかったと思うし、迷惑っちゃあ迷惑だけど、初めて見たのでおもしろかった。

なんばHatchは天井が高いからか、押しくらまんじゅうに乗るコツを覚えたからか、思ったよりも疲れなかった。というか、疲れていたのが元気になった(^^)/

貴重な休みは1月のライブのために取っておいたほうがよかったかなーとちらっと思ったりもしたけど、やっぱりツアー最終日、行ってよかった!
観ていなかったメンバーのコーナーも観られたし、大満足。

今年はほんとにいい1年だった。ありがとうありがとう。(うまく文章を終われない(^^;)

スタンダードにして瑞々しく

2016年12月18日 | 音楽
(12/21記)
風邪気味に加え、腰痛、頭痛と体調不良で困ったものですが、まーそのうち良くなるでしょー。
楽しいことを反芻して乗り切ろう。

12月18日
行ってきました!
「さとがえるコンサート2016 矢野顕子+TIN PAN(細野晴臣/林立夫/鈴木茂)
ゲスト:岸田繁(くるり)」@NHKホール

TIN PANと一緒のさとがえるコンサートはおととし去年に引き続いて3回目。
過去二回のDVDも出ている。
発表があった当初は「今年もTIN PANとかぁ・・・」と複雑な気持ちだったのですが。

今年観て、もうこれからも毎年「矢野顕子+TIN PAN」でやっていただいていいです!と思った。
個人的にはおととし去年よりもさらにずっと好きな内容だった。
どなたかのTwitterにありましたが、矢野さん主体というよりも「矢野顕子+TIN PAN」というバンドのバンマスが矢野さんだと思えばいいんだな。

まとまらないので箇条書きで思い出したことを書くと
・冒頭は「ひとつだけ」「電話線」の名曲2曲のソロ弾き語りでスタート。矢野さんの声はとても伸びやか。あー弾き語りのコンサートまた行きたくなっちゃったなー。おしゃべりも絶好調。
・今回ツアーでスタンディングの会場もあったためか、お尻がムズムズ立って踊りたくなるアレンジが多かったような。(同じ姿勢でじっと座っているよりも、立っているほうが案外ラクだったりもする近年の私。細野さんも座っているよりも立っていることのほうが多いなと思ったんだけど、同じ理由かな、なーんて)
・鈴木茂さんはギターも歌もカッコイイ! 最近ギターに関心が出てきた私、全然分からないながらもいろんなギターにワクワク興味津々。
・「ごはんができたよ」で林さんのドラムスの特徴をはっきり認識。ただ叩いてるだけなのに、人によってドラムの音ってずいぶん違うんだなーというのも近年の私の発見。(←音楽シロウトの発言(^^;)
・ゲストの岸田繁さん、さとがえるコンサートで共演した数年前(と思っていたけど、干支が一回りしていた・・・)は、まだ「京都の大学生」的風貌だったと思うんだけれど、すっかり貫禄が。お洋服はヘンだったけど(ってブランドものだったりするのかな(^^;)。久々「PRESTO」は嬉しく、NHKEテレ「ミュージックポートレート」→新曲ダウンロード→書籍『くるりのこと』を読む、とちょっとくるりづいていたこともあり、特に「東京」はずっしりきた。
・今回途中に20分の休憩があったのだけど、みなさんに最高の演奏をしていただくためなら休憩大歓迎。その間に鈴木茂さんの物販コーナーを見学。販売の女性の方の愛溢れる口上にほれぼれ(「これがコンサートで話題に出たブックカバーです。どうぞご覧ください」という感じで)「すべて手作りです」の言葉に、そうか、革細工がご趣味なのね、と今更ながら。
・アンコールは、岸田さんが三線を持って参加し、間に「Jin Jin」を挟んでの「ルーチュー・ガンボ」。私の中での「沖縄といえばソング」が更新された!
今回演奏の「ルーチュー・ガンボ」と「香港ブルース」聴きたさに、後日アルバム『泰安洋行』を購入。好きだー。こういうきっかけがあって嬉しい。(細野さんの70年代のアルバムは、矢野さんによるカバーが多い『HOSONO HOUSE』しか持っていなかった)
・アンコール最後は「ろっか・ばい・まい・べいびい」こういう終わり方もいいなぁ。今回検索して初めて知ったことにこの曲はいまやアニメ『あたしンち』のエンディングとして知られているらしい。

TIN PANとの共演1・2回目は、懐古的な気分になる面もあったと思うけど(特に観客側に)、3回目の今年は、バンドとして前進している感があって、ベテランなのにフレッシュ!な感じがした。
というのが、これからもやっていただきたいと私の中で考えが変わった理由かな?
(自分でもよく分からないがうーんと考えて)

境界なし2

2016年12月17日 | 音楽
(12/18朝記)

行ってきました!
東京スカパラダイスオーケストラ2016ライブハウスツアー
「Paradise Has No Border」@富山MAIRO

疲れたけど楽しかった!
楽しかったけど、疲れた・・・

後方にいたのだけれど「できるだけ前に詰めてくださーい」の声で、全体が前の方にかなり圧縮。
さらにメンバー登場でぐいぐい押されて、相当前で観られたのは嬉しかった!
・・・嬉しかったんだけれど、全体を見渡す余裕がなくなるので、難しいところ。
後ろにいたら前に行きたくなるだろうし・・・

内容は初日のなんばHatchからぐぐーんと進化、プログラムとして「締まった」印象。
そうなってみると、初日のちょっとまったりした感じが懐かしくなったりもして(^^;
あの時は、押し合っているのは前の数列だけだったので、落ち着いて観られたからというのもあるんだけれど。

押しくらまんじゅう状態というのは親和感が増すんでしょうかねー。
それもあっての高揚感は格段に大きかった!
が、沖さんのソロコーナーで(押し合いがなくなって)一息ついてほっとした感があったことは否めない。
「音楽を聴いている」感もやっと(^^;

や、もちろんみなさんそれぞれすばらしかった!
特にNARGOさんのトランペットはやっぱりいいなー。
今回はNARGOさん加藤くんのコーナー進化バージョンをお腹いっぱい堪能しました!

やっぱり思い出すと近くで観られたのはよかったなー。
川上さん欣ちゃんも最後には前に来てくれたし。

そもそもしょっぱなから大森さんのパフォーマンスで怒涛の盛り上がりであった。
しかし、販促タイムで、はっ、と首のタオルが無くなっていることに気づき、個人的にはショックでしょんぼり・・・
今回ツアーグッズのタオル、入場前の防寒にとても役立ってくれて愛着あったのよね・・・
まぁ、眼鏡や貴重品でなくてよかったと気持ちを切り替えましたが。
タオルはまた買えるしね(たぶん・・・在庫があれば・・・)

MAIROは空調が悪いのか、観客はもちろん汗だくだけど(終演後の床のべたつきが恐ろしかった(^^;)、メンバーみなさんのスーツにも広範囲に汗が・・・
みなさんほんとうにありがとう!!

やっぱり体力は大事。
今回はちょっと私の容量が少なくなっていたような。
ライブをもっと楽しめるように体力つけようっと。

終演後はドリンクの水500ml一気飲みしてまだ足りなかった(^^;

読まれることもないと思うので蛇足で書いてしまうと、No Borderといえど、パフォーマーコーナーは大人限定のほうがよかったかな・・・と。
ちっちゃくてよく見えなかったせいもあるんだけど、はっきりと盛り下がった・・・(私の中では)
他会場のInstagramを見ても思ったのだけど、「子供という優位点」抜きですごい!と思わせられればいいの、か、な・・・

山脈から

2016年12月06日 | 音楽
12月初旬の私は遠出はせずにおとなしく(?)している。
YANOTANをやっている伊勢丹には行きたかったのだけどなー・・・

そんな私のもとにもヤマト運輸さんが運んでくれていました!
矢野顕子さんの40周年オールタイムベストアルバム『矢野山脈』(生産限定盤)。

思っていた以上にすっきりステキなお宝感のある仕様。
雑多な情報を入れずに、純粋に写真としてクオリティが高い写真集も、お宝感が増していてよいと思った。

各曲演奏者のクレジットがなかったのは残念だったかなー。本来あるべきだと思うんだけれど。
(オリジナルアルバムを買って見てってことかな? 関連して、ダウンロードだと演奏者を知るすべが分からないというのも最近の私の疑問)
各曲ひとことコメントがあるともっと嬉しかったかなーと思うけど、「忘れちゃった」ってなりそうだし、しょうがないかな?
Disc4のCMソングは特に、このギターは誰?このコーラスは誰?とか気になるー。

CDはiTunes→iPhoneに取り込んで聴いているんだけれども、あのー私いまだに仕組みがよく分かってないのですが、曲情報を提供しているGRACENOTE、曲順まちがってます。

私のiTunesではDisc2の1曲目は「はこ」。
わぁ、久々に聴きたい(アルバム『BROOCH』はCDでは買っていないので・・・)と思って入れると、あれれ「David」が。やーん入ってないのかしらと焦っていると、よかった「そこのアイロンに告ぐ」の次に入っていた。
確認してみると、アルバム『BROOCH』は自主製作盤だと『峠のわが家』より前のリリースになるので、表示の曲順のほうが合っているともいえる。
マニアックな人が担当していたのかもと思うとほほえましい(?)

しかしまたひとつ曲順まちがい発見。
Disc4に入っている「すこしだけやさしく」コーラスは森山良子さん?と思ってたんだけど、ブックレットを見たら坂本美雨さんだった。へーと思って、iphoneで再生しようとしたら、あらコココニャラ。「おなかすいたねの歌」と順番が逆になっていた。
まー1曲だけ取り出して聴くことはあんまりないからいいんだけれど。

DVDは正直、最新作にしてやっと演奏クオリティに映像が追い付いたという印象。
伊勢丹ソングの、みなさんがステキに見える振付が、今をときめくMIKIKOさんだとクレジットで分かったのはよかった。

個人的に、今回直接的な効果があったこと。
・「おいてくよ」のMVを観て、最近個人的にラーメンブームの私、ロケ地の「らーめんかなめ」には1回行ってみようと思った。検索すると、やっぱりリリース当時に行ってる人、いますねー。当時はどこのラーメン屋かまでには興味がいかなかったなー。
・「さっぽろ地下街ポイントクラブの歌」を聴いて、ポイントをためることに肯定的になった。
前はずぼらでためられないがゆえの負け惜しみも手伝って、せこくてスマートでないと懐疑的な気持ちもあったんだけど。
ポイントっていいなー、おサイフケータイ、いいじゃなーい、と自然に思えてくる、コマーシャルソングの鑑。
(おサイフケータイって今も使えるのかな? 「おさいふ」じゃなくて「おサイフ」表記が正しいのだと今検索して知った)

40周年記念ブックの『やのぴあ』はHMVで買ったんだけど、普通に書店でも平積みされていた。
内容が濃くて読み応えたっぷり。『矢野山脈』と別個に発売してくれてよかったなぁ。
細かくはいろいろあるんだけれど
・民謡は「勉強した」というのにちょっと驚き。ほかのミュージシャンでも思ったんだけど、好きで聴いていたものだけじゃなくてやっぱり「勉強する」部分もあるんだなぁなんて。
・「月刊アッコちゃん」でのナンシー関さんのハンコが載ってるのが、懐かしく、矢野さんの優しさを思った。
・映画の『ピアノが愛した女』、DVD持っているし、限定上映は観なくていいかなと思っていたのだけれど、ここでの記事を読んで、映画館に観に行きたくなった。
・砂原良徳さんのコメント「小学生の頃『ただいま。』を聴いて・・・」ふーん、やっぱり早いのねー。
坂本龍一さんのコメント、シンプルすぎて悪目立ちしているような(^^;