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宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

ただいまにありがとう

2018年12月10日 | 音楽
ただいま ただいま
多大な苦労、はしてないし、遊んでただけだけど、帰ってきました。
おうちっていいなあ

矢野顕子さんのさとがえるコンサートの会場で、またまたU-zhaanさんをお見かけした。なんだかよく分からないがありがたやありがたや。

コンサートは盛りだくさんですごく楽しかった!
ハッピーな気分が今もなお。
私もがんばっちゃうぞう、とか
器の大きい人になりたいなぁ、とも、ふいに思ったりしたなぜか。

今回はバンド形式で、小原礼(ベース)、林立夫(ドラムス)、佐橋佳幸(ギター)という布陣。みなさんいろんなシンガーのバックを務めておられるためか、なんというか、うまく言えないけど、日本の極上のポップスの一潮流としての矢野楽曲って感じがした。
いいところで、いい感じに、それぞれの楽器がキュイーンって入ってきて、くーっいいなぁとツボを押される。

そして今回は、細美武士、奥田民生という豪華二大ゲスト。
細美さんは矢野さんの「When I Die」を共演。この曲が好きってことで、人となりが分かるというか、私の中で好感度上昇。ていうか、細美さん45歳って意外とそんなに若くなかったのね。でも今回の舞台では最年少だが。
奥田民生さんはやっぱりすごい!「フェスティバル」いい曲だー。ひとのコンサートで若干存在感を示しすぎではないかという気もしないではなかったが。好きだからいいけど。

あーうまく書けないしまだ書き足りないけど、明日のためにそろそろ寝る準備をせねばならないのだ。

あっグッズは開演前になんとか買えました(^o^)/
ハッピーエンドにありがとう。

ただいまとやさぐれ

2018年12月09日 | 音楽
矢野顕子さんがいろんなミュージシャンとコラボレーションした新しいアルバム「ふたりぼっちで行こう」、どの曲もすごく良くて、どれが一番とは決められないんだけど。

家に帰る車の中で必ずかかるようにしているのが「ただいまの歌 〜ふたりぼっちで行こうversion〜」(矢野顕子&U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS)
家から仕事に向かう車中でかかってしまうと「ああ今はだめだ」と思う。

(わー今iPhoneで聴いて歌詞を確認しようと思ったら、今のiPhoneにはイヤホンジャックがないのねー今までの付属イヤホンは挿せないのねー知らなかった...^^;)

アルバム中最後の曲で、壮大な謎を突きつけられたような気持ちになったのは、「やさぐれLOVE」(←ハートマークが付く)(矢野顕子&細美武士)

だって
「僕はやさぐれたい だって君に会いたい」
だよ。
なぜ「だって」?
やさぐれてないと会えないの?

私はここで「やさぐれ」の意味を勘違いしていたことを知った。
「やさぐれ」の第一義は「宿無し」とか「家出」とかだったのね。グレるというのはちょっと違うのね。

歌詞の方向性としては「さすらい」(原曲奥田民生)とかに近いのかなぁ。

「ただいま」とは対照的だ。

「帰れる場所にありがとう」と思う一方、「やさぐれたい」の歌声にすごく切実なものを感じる。


Mellow=?

2018年10月13日 | 音楽
(10/21記)

ライブのための遠出は控えている今日この頃ですが、逆に、(比較的)近くに来るなら行くべきか、と迷いながらもチケットを取ってみたライブもある。
「ヘリオス・グルーヴィーナイトvol.28 Cornelius」@南砺市円形劇場ヘリオス

全国ツアーのひとつとして組み込まれたみたいだけど、このツアーのライブ形式がこの会場とすごく合っていたんじゃないかと思う。ファンだったら遠征する価値あったと思うよー。

かく申す私はほとんど予備知識なく、というかハマったことはなかったんだけど、すごくよかった!
すごく若い時に観ていたら、終演後に別人になってたりして。人生変わるくらいの体験かも? というくらいの音と映像と光を浴びて、異次元に連れていかれた。
もっとも私はもう若くはなく、好みも固まっているので、そういうことはなかったが。
むしろ老化のため?、後半は目を閉じて音楽だけ聴きたくなって困ってしまった。視覚情報多すぎて全部を咀嚼できない~と感じたからか。
同日夜中、NHKで東京JAZZ出演時のステージを放映していたけど、映像だとやっぱり違う感じ。「体験」しに行くライブなんだな。
私にとっては貴重な機会だった。

不思議なもので、アンコールの時に初めてMCがあったんだけど、言葉を話されると一気に親しみが増すものなのですね。あ、同次元の人だった、みたいな(?)
富山でのライブは16年ぶりなんだとか。へーどこでやったんだろう。
県美術館での「デザイン『あ』」展にはプライベートで見に来たとか。

今回のツアーのもとのアルバムは「Mellow Waves」で、曲にも「Mellow Yellow Feel」というのがあるけど、私は缶ジュースの「メローイエロー」に思い入れがあるので、小山田さんの「Mellow」という言葉に対する語感もここから来ているに違いないと、勝手に同世代的共感を強めている。
(開演前のBGMに坂本龍一さんの「Thatness and Thereness」が流れたのも嬉しかった。他を知らないから印象強かったのかもしれないけど)

(今ふとMellowの意味を辞書で調べてみたのだけど、あれ、なんだか私の持っていたイメージと違っていて軽くショック。センチメンタルな意味合いはなさそうな。甘く熟す→(人格が)円満円熟ってのもあって、むむ、世代的に、今この言葉をフィーチャーする小山田さんは深い・・・かも)

YES×3だよ

2018年08月28日 | 音楽
(9月4日記)
もう1週間近く経ってしまったのだけど、
8月28日は
矢野顕子トリオfeaturingウィル・リー&クリス・パーカーの公演を観に、今年もブルーノート東京へ行ってきました!(1stステージを観た)

すばらしい演奏を堪能できてほんとうに幸せ。ありがたいなぁ。
世界を全肯定したくなるひととき。
アンコール最後が「YES-YES-YES」だったんだけど、人を前に進ませるのはやっぱりYESだよね。
NOももちろん必要だけど、私も力強くYESと言い続けていきたい!
なーんて
演奏後はお客さんもみんなニコニコステキな空間。11周年も立ち会いたい。

以下覚え書き
セットリスト
1.CHILDREN IN THE SUMMER
2.1-2-3
3.悩む人
4.Welcome to Jupiter
5.(怪獣大戦争)ゴジラ~モスラの歌
6.When I Die
7.Reach Out
8.Whole Lotta Love
アンコール
1.ごはんができたよ
2.YES-YES-YES

・今回のアーティストカクテル名は「今日ね、うれしいことがあったの。」
このフレーズ、アイドル声優系オーディションでぜひ使っていただきたいような。
矢野さんの声で再生されたらたまりませんね。カワイイ。

・今回ベースのウィル・リーさんの手元がよく見えたのだけど、ベーシストの指なんだなー、親指の長さにびっくり。ウィルさんの「いいね!」だったらポイント5倍増ししそう。

・今回もクリスさんの絵画作品を販売。「うちわうりきれ」と日本語で。提灯(も販売)は「こわれやすい」。「~やすい」という日本語の用法はなるほど、ちょっと難易度高いかも。(矢野さんとのちょっとした日本語会話コーナーで)

・終演後のロビーで、タブラ奏者のU-zhaanさんを見かける!
タブラ柄のシャツを着ておられた。
声をかけるべきかと悩んでいるうちに、他の人が話しかけに行ったりして、タイミングを逸してしまったのだけど(「ゆ、ユザーンだよ」と遠巻きにひそひそするだけのちょっとヤな人になってしまった・・・)、なんだか分からないけどお見かけするとご利益ありそうな気がする。

あと直接公演とは関係ないんだけど
・翌日、映画を観に日比谷に行ったのだけど、ゴジラの像があってゴジラスクエアと名付けられているのですね。知らなかったので得した気分。 駅にあったフリーペーパーによると、ここにあるのは「シン・ゴジラ」ベースの新ゴジラで、旧ゴジラは東京ミッドタウン日比谷内の「TOHOシネマズ日比谷」ロビーにいるのだそうだ。

・観た映画はTOHOシネマズシャンテの方で『スターリンの葬送狂騒曲』。
内容はちょっと三谷幸喜作品のソ連史版って感じ?でまぁ面白かったのだけど、冒頭、演奏会の場面で、いきなりばーんとBECHSTEINのロゴが大映しになったのに、おおっと思った。矢野さんがベヒシュタインのピアノを使ってなかったら、なんとも思わず見流してただろうなー(知らなかったので)。考えてみれば、スターリン時代のソ連でスタインウェイのピアノが置かれることはなさそうだし、ウィキペディアを見ただけだけど、ふーん、このロゴ大映しにもいろんな意義が込められているのかなーと興味深かった。

結局はこれでいいのだー2

2018年08月04日 | 音楽
8月2日はこちらに行ってきましたのだ。

「フジオロックフェスティバル2018」@恵比寿ガーデンプレイス

絶対フジロックと空目する。名付けた人は天才なのだ。

これは漫画家赤塚不二夫先生没後10年を記念した、ライブあり、落語あり、盆踊りあり屋台ありというイベント。
公式サイトhttps://fujio-botsu10nen.jp/fujiorock/

8月1日、2日開催のうち、2日のライブを目当てに行ってきたというわけなのだ。

盆踊り会場での大友良英スペシャルビッグバンドの生演奏も観たかったんだけど、中川翔子さんとハライチ岩井勇気さんのミニトークとか、おそ松さんズとウナギイヌの着ぐるみ登場で撮影会とかでなかなか始まらず。残念だったけど、18:40過ぎにはライブ会場のザ・ガーデンホールへ。

8月2日の出演者は
LEO IMAI(LEO今井、岡村夏彦、シゲクニ、白根賢一)、矢野顕子、Sweet Robots Against The Machine(TOWA TEI+砂原良徳+バカリズム)、THE BEATNIKS(高橋幸宏+鈴木慶一)

全部楽しかった!
やっぱり来てよかった。
この暑さは災害とかニュースで言っていて、たしかに台風とか大雪とかと同様に遠距離の移動をためらわせるものがあって、直前まで迷っていたのだったが。

やっぱり矢野さんはすごいなぁと思った。
天衣無縫、融通無碍、という言葉が浮かんだが、形容として合ってるかな?
でもそれも長年の修練と経験と人間性によるものなのだなー。
きっちり詰込みじゃなくて隙間が多くて?風通しがいいからかなー、一服の清涼剤という言葉も浮かんだ。
「夏なんです」よかったなー。
他の曲はほとんど涙ぐんでしまった・・・
セットリスト 「BAKABON」「夏なんです」「ラーメンたべたい」「夕焼けのなかで」「ひとつだけ」

Sweet Robots Against The Machine(SRATM)のステージで「CD買った人」と言われて、手を挙げたら意外と少数派だったので、ちょっと恥ずかしかった(^^;
これには遠因がありまして、7月に石川県で加賀温泉郷フェスというのがあって行きたかったのだが、暑さと諸事情のため直前まで迷って諦めたということがあった。tofubeats、TOWA TEI、Seihoという並びでちょっと観てみたかったのだけど。で、出演者のテイさんのtwitterも見ていてSRATM情報を知り、うっかり?(^^;CDも買っていたのだった。
「バズリズム」でも放送あるのかなー楽しみだー。
蛇足ながら砂原さんは眼鏡をかけているほうが断然カッコイイです!

THE BEATNIKS は、みなさんとにかくカッコよかった!
私もベレー帽をかぶりたい。
幸宏さんは哲学者のような風貌になっておられた。
最後に特別ゲスト「のん」さん登場。
わーやっぱりありがたみあるなー。かわいい!輝いている!
歌ったりしゃべったりしないで、シェー・シェー・シェー・DA・DA・DAの踊りだけだったのがかえって良かった。ありがたみが増した。

あらためて公式サイトのバカ盆踊りの動画を見て、会場で関係者の人たちが着ていたあの浴衣、水玉がかわいいと思っていたんだけど、よく見たら漫画の「ふきだし」の形をしている? ステキー

来るなら行かねば

2018年06月26日 | 音楽
6月24日は
奥田民生「MTRY TOUR 2018」@本多の森ホール
へ行ってきました!

単独のライブには行ったことがなかったので、早めに公演を知ったこの機会に、と。

思っていた以上にものすごく良くて、ほんとに来てよかったー!
いやーおみそれしておりました。
いや、決してみそれてはいなかったのだけど、もっとなんというかキャラクター重視な感じかと思っていた。
バンドメンバーの頭文字を取ってる今回のツアーだからなのかもしれないけど、小原礼(ベース)、斎藤有太(キーボード)、湊雅史(ドラムス)そして、奥田民生(ギター&ボーカル)、
4人それぞれの存在感、一体となって発せられる、あの重低音がずがーんとくる感じ、うおお、ずっと聴いていたいと思った。
「イージューライダー」「さすらい」といった鉄板曲も、もちろん嬉しかったのだけど、(2曲めに観客参加型の「イージューライダー」を持ってきて「今日はどうもありがとうございました」と言っちゃう奥田さん(^^;))、それ以外の曲のほうが、このバンドらしい感じ。
私は聴いていなかった近作アルバムの中の曲がまたよかったなー。チェックせねば。
音響さんはもちろん、美術さん照明さんもよい仕事をしておられた。白山羊さんの影絵がかわいかった。

奥田民生さんはつくづく不思議な人だ。
ぱっと見、キレ者って感じはしないし、かといって朴訥を売りにしているわけでもない。
曲ごとにギター何本も替えていて演奏技術だってたぶんすごいんだろうけど、巷では特に技巧派とも言われてないと思う。
歌声だって、いわゆる美声ではないし「歌がうまい」と言われるタイプではないと思うんだけど、最後までかすれも途切れもせず、みんなの心に届いてる。
愛想がいい感じもしないけど、決して無愛想じゃないし、観客のことも考えてる。

アンコールの個人的には懐かしい「愛する人よ」でちょっと分かった。自己言及していたのね。
「とぼけてる顔で実はがんばっている」んだな。って言ってしまうとなんだけど。
その昔、個人的に「愛のために」が心の支えだった頃があったけど、奥田さんの歌には、大げさにいうのならば「人生の指針」を感じる。
「そうだこの心構えでいけばいいのだ」的な。漠然としてうまくいえないが。
ちょっと涙ぐんだりも。

全体に、奥田さんはじめバンドメンバー皆さんの、密度の高い演奏後も全然へばってない感じの強靭さも印象に残った。
最後、セットの扉から退場する間際、こちらを向いて深々と頭を下げる奥田さんに、またぐっときた。

来ないならこちらから

2018年06月17日 | 音楽
(6/22記)

6月17日は
オリジナル・ラブ ORIGINAL LOVE「Wake Up Challenge Tour」@サンケイホールブリーゼ
へ行ってきました!

バンドで観たいと思っていたのだけど、ビートラム(富山市のフェス)もお休みになってしまったし、これは待っていても近くでは観られそうにない。来ないならこちらから行くしかないなー、とチケットを取ったのであった。
新潟と迷ったのだけど、大阪は列車の便が多くて日帰りできるし、と。

会場はお洒落ビルの7階。座席が狭いけど、一体感があって良い感じ。
そういえば座席があるところでオリジナル・ラブを観るのは初めてなのだった。
どうなのかなと思っていたけど、やっぱりいきなり総立ちだったー(^^)/

やっぱり楽しい!
そして当然ながら楽曲のクオリティ高い。
参加メンバーみなさんの醸し出す雰囲気が良くて、やっぱり好きだー。
ステージ上のいろんな工夫も楽しい。新曲での息のあった動きが面白かった(^^)
そして、田島さんはテレビで見る300倍はカッコイイ!びっくり。
(前も書いたけど。テレビがカッコ悪いというわけではないんだけど)
もっともっとたくさんの人が観ればいいのに、もったいないわーと思ったりもした。
新曲3曲(だったかな)も!とか、まだまだ「途上」っていう感じが嬉しい。
やっぱり当分動向から目が離せないわーと思った。

「座ってください」という時間もあって、スタンディングタイムもシッティングタイムもどちらもよかった(^^)
以下ネタバレですが、

Spotify や iTunes で近作アルバムの配信が始まったということでか、アルバム『白熱』『エレクトリックセクシー』からの曲が多かった印象。
中でも「ふたりのギター」っていい曲だなーと思っていたので、聴けて嬉しかった。
「気取った歌詞で」だか自分で言っておられたけど、自分の世界に溺れず客観視されてるところがまたさすが、なんて。
「ふたりのギターが間違いだらけの和音をかき鳴らしたあの頃」
この二人が対等な関係なんだという感じが特に好きなのかなー。
男女関係というよりも、同志的な感じで。
(配信ですが、Spotifyは最近かもしれないけど、iTunesに関しては以前からやっていた。私、iTunesに『ラヴァーマン』が入ってなかったら聴いていなかったと思う(^^;)

とにかく行って良かった。
また観たい。
しかし遠征(というほどの感覚はなかったのだけど)には、やっぱりリスクがあるものですね(^^;・・・今まであまり考えていなかったけど。


まだまだ聴きたいのー

2018年05月16日 | 音楽
(遅くなった。5/31記)

新緑が光を反射して眩しい5月16日
矢野顕子リサイタル2018@長野市芸術館メインホール
へ行ってきました!

北陸新幹線効果で長野までも公共交通機関で日帰りできるようになったのである。
日中は、善光寺近くのカフェにて、本棚にあった『ペンギニストは眠らない』(糸井重里 角川文庫版)を手に取り、しおりが挟んであったページを開くと「私も矢野顕子が好きだけどね。」の一文が。(^^)/
(YMOがロスで人気ってことだけどという文章に続いて)
(ついでながら、文庫帯裏にあった女優さんの顔写真入り『探偵物語』/『時をかける少女』の二大角川映画の宣伝が一瞬タイムスリップしたかのように懐かしかった。)

会場の長野市芸術館は久石譲氏が芸術監督なのだそうで。新しくてきれいなホール。
矢野さんの演奏はやっぱりとてもステキでした。来てよかった(^^)
個人的には「風をあつめて」「いいこいいこ」「中央線」と久しぶりに聴いた曲がやっぱり良かったなー。
「風をあつめて」が、ほぼ半世紀前の曲であることにびっくりしたり。(でも全然古くならない)
「おかあさんもほめられたい」と歌う「いいこいいこ」に、「自分が(母を尊重していないと)責められているみたい」と言っていた娘の美雨さんが、いまや一児の母という話があったり。
フェスで歌った「ふりむけばカエル」をNHK「みんなのうた」でリアルタイムで聴いていたという人がほとんど?いなかったという話とか。
(これに関しては、「みんなのうた」の放送時間帯に問題が?とか、当時幼少だった世代が、ちょうど今フェスやらコンサートやら私的楽しみに行きづらい年代なのかなと思ったり)
月日の流れを感じてしんみりすることが多かった。

大きなホールの客席は、盛況ながらも、やっぱり平日は厳しいのか、後方ほぼ空席で。
そのためか、安室奈美恵さんの引退ツアーの話をしながら「私も・・・(引退ってことにすれば客が押し寄せるのでは?)」とおっしゃる矢野さん(^^;
そんな閉店セール詐欺の店みたいな(^^;

中年以降も現役で、はっきりと引退表明した人って、二葉百合子さん(でも今もたまに出ておられる)とシャープスアンドフラッツの原信夫さん(この引退ツアーは行きたかった)くらいしか知らないなー。

前回は新曲が中心だったから、今回、久しぶりの曲を聴いて、また聴きたい曲、まだ聴いたことがない曲、聴きたい曲がごまんとある(五万は慣用句?)ことにあらためて気づかされた。
時間は限られているけれど、まだまだまだお願いしますーと思ったことであった。

セットリスト
汽車に乗って
ごはんとおかず
Soft Landing
横顔
六本木で会いましょう
風をあつめて
いいこいいこ(Good Girl)
Welcome to Jupiter
中央線
夕焼けのなかに
津軽海峡・冬景色
春咲小紅
ひとつだけ
EC1ラーメンたべたい
EC2ごはんができたよ

(そうそう終了予定20:30となっていて、ふだんのコンサートより2曲分くらい少なかった印象。もっと聴きたかったー)

ふと思ったが、1コンサート1ジャンルの歌だけ歌うというのはどうかな、などと。
「動物編」「食べ物編」「家族編」「『愛』がタイトルに入ってるうた」「ご当地ソング(津軽から木星まで)」「Girl」「大人」・・・今テキトーに挙げただけだけど、もっと素敵にジャンル分けできるかも。

金沢の夜

2018年05月02日 | 音楽
5月2日は
東京スカパラダイスオーケストラ
2018 Tour「SKANKING JAPAN」“燃やせ、揺らせ”編
@金沢EIGHT HALL
へ行ってきました!

スカパラのみなさんは、安定の、というか、揺るぎないかっこよさでした!
4月30日にPOP HILLがあって、金沢には4日間もいるんですって。
なんというスケジュール。

私はといえば、最初の曲が終わったところで、バッグに付けていたドリンクホルダーからペットボトルの水が無くなっていることに気づき、しばしうろたえることに・・・
床にもすでに見当たらず、いったいどこへ行ってしまったんだろう~
水分補給ができない-と気になったけど、のど飴を舐めまくって乗り切った!

それと個人的にはちょっと疲れてもいたのかな-
雨の中を歩き回ったからかなー
「闘うように楽しむ」ためには万全の構えが必要だわーとあらためて思ったことだった。
どのくらい疲れていたのかというと、ステージ奥でドラムを叩く欣ちゃんに注目した時に一瞬
「『笑点』の座布団運び山田隆夫氏にちょっと似ている・・・かも」
と思ってしまったくらい。
わー
すぐに打ち消しましたけどー
『リメンバーミー』吹き替え版で観なくてはー
NHK『SONGS』では、声を出しづらいのかなとちょっと心配してたのだけど、金沢シダックスでの沖さんとのカラオケで下準備ができていたせいか?歌もよかったー

観客は見たところ、前方わりと若い女の子が多かったようで、若い男の子もいて、よかったよかった、・・・と思う自分はなんなんだろうと思ったりもして。
おととしくらいの、どーっとハマった時期は気にしてなかったのだけど、どういうファン層だと、よりスカパラがかっこよく見えるのかなとか、考えてしまうと冷静になってしまうな。

でも、最近ファンになった若い人だと、今日が青木さんの命日と言ってもピンとこない人もいるかも。アンコールでさらっと言及しての「ホールインワン」、キレがあって楽しかったなー。もうひとつの候補は「ドキドキTIME」だったそうで、しんみりしない、という方針だったのかな。加藤くんは青木さんとのエピソードをニコニコ楽しそうに話していた。(3人で食事をしたときに、穴子の天ぷらが2つしかなくて、そのうち1つを加藤くんが食べちゃって、こういうときは3等分するものでしょと怒られた、という話。今でもそういうところあるよね、と谷中さんからのツッコミも)
TV出演時のこれまでの活動まとめで、今いないメンバーが映っているVTRが出ると、私なんかはいちいちドキッとしてしまうのだけど、現メンバーのみなさんは普通に対応していて、乗り越えているんだなーすごいなーと思う。

ライブに話を戻して、音でいうと、個人的には、私、やっぱり鍵盤派だわと思った。スカパラ好きは特に管楽器好きが多そうだし、ギター、ベース、ドラムス、パーカッションにもそれぞれ特にぐっとくる人がいると思うけど、沖さんのキーボードがメインにくると、やっぱり特別に嬉しくなる(^^)/

あと谷中さんのMC、時に気恥ずかしく思ったりもするんだけど(^^;「歯を食いしばっても(だったかな?)夢を持とう」というのは心に残った。安定していて近くのことしか見てないと、必ずいじめが起こったり、仮想敵をつくったりしてしまう。遠くを見る、夢を持つって、そういう観点からも大事なのねー

スカパラに関しては、いきなりハマりすぎたせいか、最近は冷めたかなーとか、なんだか恥ずかしいなーとか、スタンスに迷うところもあって、アルバムやTV出演についてもあえて書いていなかったのであった。ライブ中もなんだか前ほど単純に楽しめてない感があったのだけど、こうして書いてみると、ずるずる長くなる(^^; やっぱり好きなんだなー。

恥ずかしながら、というか、「ひめくりカレンダー」も大変気に入っております。
何回見ても楽しめそうないい写真(^^)(梅佳代さんによる撮影)
新しい1日の始まりにカレンダーをめくるっていいものだなと、巷にある日めくりカレンダーの価値についてもあらためて。

(加藤くんによる青木さんとのエピソードでは、『スカパラ入門』にあった、中華屋で飲んでいる時、いきなりチャーハン注文してガツガツ食べてからビールを飲んでいたら「加藤くんさ、そういう飲み方やめてくれないかな?」って言われたというの、好きで忘れられないので書いておこう。新参ファンの私にも人となりがよく分かるような。)

春だよ

2018年03月24日 | 音楽
3月24日は
くるりライブツアー「線」@Zepp Nagoya
に行ってきました!

3月10日11日に富山金沢公演があり、行けたらと思っていたのだが、チケット購入できず...
そうなるとかえって行きたい気持ちが募ってきて他公演で行けそうなところを探したのだった。
大都市の中では名古屋が一番うちから交通費がかからないのである。
とはいえ、19時開演では公共交通機関では日帰りできず。
貴重な土日がー
しかもフィギュアスケートの世界選手権とも重なってるじゃないのー
と後で気づき、若干やめとけばよかったかなと思わないでもなかったのだが。

前置き長くてすみません。
メンバー登場して最初の演奏が始まった瞬間、
生音サイコー!
くるりサイッコー!
本当に来てよかったー
と感涙にむせび泣いた(?)

知っている曲も
未知の曲も
それぞれすばらしくひきこまれ
「大」が何個付くか分からないくらい大大大満足!

とライブ中ずっと思っていたのだが、あの音の洪水やいろんな流れから離れて、その実感を再現するのは難しいな。

岸田さん含めギター3人編成って変わってるよねー
関係ないけど宿に戻ってテレビをつけたらNHKで「アナウンサーのディープな夜」だっけ?というのでNHKアナウンサー各氏がそれぞれのギター愛を語っていたのだが(高山アナは遠藤賢司愛)ギター愛好者の集まりって楽しそう、私もちょっとやってみたいと思うのだが、やっぱり私は鍵盤派だな(弾けないけど)、くるりの演奏でもギターの重なりにキーボードが入ってくるところが特にシビれる。
ベース、ドラムス、そしてトランペットと、それぞれがいいところでいい音出してて、なんていうのかなー退屈する瞬間がひとつもない。

音楽関係ないけど、前にも書いたが、自分より年下の人がおっさん発言するとなんだか不思議な気持ちになる。順番に若くなくなっていくのね。
でも、年月を味方につけてるくるり、当面はまだまだこれからも楽しみだー

あー去年も思ったんだけど、くるりのライブで私はこれからのために大事な何かを受け取った気がしているのだけど、それがなんなんだか具体的に示せるようになるといいなぁ

今回iPhoneから投稿してみたのだが、慣れない割に無駄に長くなってしまったような...寝転んで打てるのは利点だね...