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宝石ざくざく◇ほらあなJournal3

ロシア語をはじめ、外国語学習に関するあれこれを書いておりましたが、最近は…?

グルーヴィーな夜をまた

2018年01月31日 | 音楽
10日以上前のことになってしまったけど、寒波到来の合間の1月20日(土)
ヘリオス・グルーヴィーナイトvol.27 D.A.N. ×ペトロールズ @南砺市福野創造センター「ヘリオス」
へ行ってきた。
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正直ほとんど知らなかったんだけど、面白そうーということで。
駐車場がいっぱいであせったのだけど、とにかく間に合った。
それにしてもあらためて、小さな田舎町にぽっかりとこのような空間が創出されていることに驚く。異世界。
D.A.N.はほとんど照明が暗かったのだけど、この円形劇場の独特の雰囲気、天井のキラキラと音楽がすごく合ってる気がした。
D.A.N.もペトロールズも、目を瞑って自分だけの世界に浸って聴きたくなるところが、不思議。だから照明は暗くて正解なのだ。
どちらも、ああこうやってバンドの仲間内でこの音を出すのが快感なんだろうなーそのためにやってるんだろうなーと思った。観客はその現場にお邪魔させてもらってる感じ。
演奏中に観客との一体感を求めていないというか。
それが悪いということではなくて、門外漢には新鮮。
演奏はとにかく格好良かった。「粛々と」(by長岡さん)進行。
ペトロールズは演奏中には示さない観客へのサービス精神を、トークでちょっとだけ発揮していた。ま、おかしなファンへのサービスは要らないと思うけど。かまってほしいなら場が盛り上がるようなことを言えばいいのにねー。ウェーイ。
ペトロールズは新年最初のライブがここで、都内でのライブが最初じゃないのは珍しいとのことだった。
喋ると演奏中には見えなかった素の感じが垣間見えて、ほほぅと面白かった。
それにしても長岡さん人気あるなぁ~

ペトロールズのCDを買って帰ろうとしたら会場では売り切れていて、それっきりになっていた。
田島貴男&長岡亮介のふたりソウルツアーの演奏を収録したCD「SESSIONS」を買いに行ったときに、思い出して一緒に買おうと思ったんだけど、ペトロールズのCDケースって規格外だったのね。三角形だったとは・・・ということでひとまず保留・・・トリビュートアルバムの方をこちらはダウンロードしたんだけど、みなさんカッコイイー。その中でSOIL & “PINP” SESSIONSて知らなかったんだけど、ひときわ興味が。ヘリオスにも来ていたのねー。また来ないかなー。

私はもともとまったく「音楽の人」ではないので、音楽のことを書いたりするのは恥ずかしかったりもするのだけれど、これからも聴いたことのない音楽をいろいろ聴いてみたいなとあらためて思った1月だった。

これからも楽しみでいたい

2017年12月21日 | 音楽
ゆっくりしてもいられないのだけど、勢いにのって書いておこう。

東京スカパラダイスオーケストラのライブハウスツアー「涙後体前」
今回のツアーは映像でも観たいなー
全体像と個々のお姿をよいカメラワークでじっくり観たいー
先日スペースシャワーTVのフェスの様子をやっていたけど、ナマで見た後だからか映像では物足りないと思ってしまったが・・・
あと南米ツアー後はやっぱりパワーアップしてる気がした。衣装も今回のほうが好きだなー。

12月16日@豊洲PITの思い出
冒頭、沖さんのキーボード(ピアノ)ソロから始まったのが、かっこよく、いきなり期待が高まった。
ノリのいい曲の間に、マシュケナダとか縦書きの雨とか、暴れずに聴き入れる曲が挟まっているのがやっぱりいい。
もみくちゃ状態の中「あれ?いつのまにドラムス位置移動したの」と思ったら、実は自分が押されて場所が変わっただけ、ということが一度ならず・・・(^^;
アンコールでは、「白と黒のモントゥーノ」でヴォーカル参加の斎&宏、斎藤宏介くん(UNISON SQUARE GARDEN)登場。なんとなく「くん」付けですみません。
テレビで見たとおり、品がよくて育ちがいい感じがしますなー。
ブレのないハイトーンボイスをナマで聴けてありがたい。
ギターのみの演奏で、加藤くんと並んでも、あんまり動かないところがほほえましい^^
(フジテレビ「LOVE MUSIC」で初めて観たんだけど、UNISON SQUARE GARDEN はベースの人の動きに釘付けになった。あれはすごい!!あの隣にいるんだしヴォーカリストって基本直立不動で正解だよね)
12月15日がドラムス欣ちゃんの誕生日ということで、それにまつわる話をしていたのだけど、50歳になって、1の位が9から0にリセットされてまた若返ってる!というのに笑った。
いい考え方だー、自分の時のために覚えておこうっと。
豊洲から離れますが、今年最大に「きゃー」だったのはホールツアーで通路を通る欣ちゃんに手のひらポンしてもらったこと(^^)/いい人だー。いろいろ知るにつけなんていい人なんだすごいんだと尊敬もしている。子供がいたら「欣一」にしたいくらい。欣ちゃんって呼ばれてたら絶対愛される人になるよねー。

とはいっても、私はメンバーの誰推しということはなくて、ライブでの立ち位置にも迷ってしまうんだけど、全員あってのスカパラだなーって感じ。さらにそれまでの変遷も含めてのスカパラだなーと思う。
新参ファンながら、思えば「ファンシイダンス」を映画館で観てたりするのよね・・・(冒頭、僧侶修行前のモックン(本木雅弘)の後ろでスカパラが演奏している一場面がある)
当時は結構映画も観ていたから谷中さんの出演作も知っている・・・

これからどうなっていくのか楽しみなような不安なような。
でも楽しみにする!

(まったく蛇足ながら書いてしまうんだけど、グッズに関してはスカパラも・・・どうしちゃったんだろう??)

文章の極意を教えられる2

2017年12月21日 | 音楽
ふいに手拍子を打ちたくなる。
ッタンッッタタ ッタンッッタタ
楽しい。

これは12月10日、矢野顕子さんのさとがえるコンサート@NHKホールにて、石川さゆりさんに提供した「昨日にドドンパ」を演ったときに、矢野さんの指導の下(?)観客全員で手拍子したもの。

Wikipediaによるとドドンパのリズムは4拍目が3連符だそうだけど、やりやすくしたんだと思う。
ドドンパの言葉の由来は、一説によるとコンガの音からきてるんだとか。

「昔の歌謡曲が 身に沁みるのはー」で始まる歌詞。
同日演奏「津軽海峡・冬景色」の新解釈(私が思ってるだけかもしれないけど)はここにつながってるのかーと歌詞カードをあらためて見て思った次第。
(当日は手拍子を間違えないように集中していたので、あんまりじっくり聴けなかった(^^;)

「昨日にドドンパ」が収められている石川さゆりさんのアルバム『x-Cross3』(3はローマ数字)は、同じく矢野さんの「ほめられた」も入ってるし、ツイッターで演歌歌手のアルバムを買うのを迷っているという人を見かけたけど、購入おすすめ。
(一般的にはこのX-Crossシリーズ2の椎名林檎さんとのコラボが評価高いんじゃないかと思うけど)
石川さゆりさんの歌唱の力もあらためて分かるし。
個人的には大江千里さんクインテットのジャズらしい2曲も好き。

そしてあらためて歌詞カードをみながら(この行為もダウンロード時代には過去のものとなるのかな)思ったこと。
音楽性がいちばんにくるからあまり言われないけど、矢野顕子さんの「ことば」は、あらためてやっぱりすごい!
(私が刷り込まれているだけ?という気もするけど、刷り込まれていることも嬉しい)
「昨日にドドンパ」も、ああもうほんとにねーって感じ。もうドドンパですよ。
謎な方は「昨日にドドンパ」を聴きましょう!

この冬、私個人的に最大の収穫は「ラーメンたべたい」における
「思いきり大きな字の手紙」
昔はこの部分、謎だったんだなー。

や、シンプルいちばんですよ。って言っちゃうと興ざめだけど。
文章の極意を教えられた。

新天地へ向かうんですよ

2017年12月10日 | 音楽
12月10日は、今年も行ってきました!
「矢野顕子 さとがえる/ひきがたるツアー“ひとりでみんなに届けます”」@NHKホール

新しい弾き語りアルバム『Soft Landing』からの曲を中心に、NHK『みんなのうた』での糸井・矢野コンビ作「ふりむけばカエル」、石川さゆりさんに提供した「ほめられた」「昨日にドドンパ」というセットリストの中で、異色にしてハイライト、大感動したのが

「津軽海峡・冬景色」

いわずとしれた石川さゆりさんの代表曲ですよー。
青森育ちの矢野さんだから、冒頭の歌詞への共感から選んだのかななんて、最初は思っていたのだけれど。
聴いているうちに、この歌の世界に、別の角度から光が当てられたように感じた。

そうだよ。向かう先は北海道。北の大地。
歌の主人公の故郷なのだろうけれど、過去と決別するときは「帰る」といっても別の心境だよね。
過去を思って泣いてるばかりじゃ海峡は越えられないのだ。
凍えそうな寒さの中にも、キリッと身が引き締まるような爽快感がきっとある。

わーそういう歌だったのか、と思いっきり蒙を啓かれた感が。
作詞の阿久悠氏が聴いたらどう思うかな。でもきっと喜んだんじゃないかな。

思えばこの歌が内包しているものって、矢野さんがアルバムでカバーしている山口百恵さんの「いい日旅立ち」とも共通しているのかなと思えてきた。
さらに勝手に深読みすると、歌詞が言っていることとしては、矢野さんのデビューアルバムに入ってる「気球にのって」とも共通している。気球で行くか、連絡船に乗るかの違いで。

発表年を調べると「気球にのって」1976年、「津軽海峡・冬景色」1977年、「いい日旅立ち」1978年なんだそうで。
同時代の歌謡曲を聴いていろいろ思うところはありそうだ。
(昭和の歌謡曲は、過去に未練を残す心情を歌い上げることで多くの人の共感を呼んでいたのだなと今書きながら思った。百恵ちゃんの「いい日旅立ち」が子供の自分にはよく分からなかったのもその辺に理由があるのかな)

とにかく、かっこよかったなー。これぞ矢野さんの真骨頂!

ということを、まずは書きたかった。

(12/12記 この日NHK『ごごナマ』ゲストが清水ミチコさんだった! モノマネメドレーの最初に矢野さん版『丘を越えて』もやっていたよ。どういう人をモノマネの対象として選ぶかについて「自分に自信があって自分の意見を持っている人が好き」とのことで、なるほどーと思った)

フロアでの考察

2017年11月05日 | 音楽
(11/8記)

11月5日は
サンボマスターのライブに行ってきましたよ!
@金沢EIGHT HALL

理由は今回のツアーは対バン形式とのことで、金沢のゲストが東京スカパラダイスオーケストラだったから(^^;

ということでサンボマスターファンにはすみませんすみません。
でもちゃんとベスト盤を聴いて予習して行ったよ。
サンボマスターがメインだしなーと悩んでグッズじゃない普通のTシャツを着て行ったんだけど、スカパラTシャツの人たちも普通に相当数いた。入口でもどっちのファンですかーって聞かれたし。

今後はいろんな事情も鑑みて遠方でのライブ参加は控えようと思う今日この頃だったのだけど、
12月のライブチケット、取っておいてよかったー!!
と、やっぱり思った。ああやっぱり格好よかった・・・

サンボマスターに関しては、ほほーこんな感じなのかー、と。
(と、あっさりした感想ですみませんですが、どんなアーチストでも武道館がいっぱいになるときは、もっと冷めた客も来るかと。現場では温度差感じさせないようにがんばったよー)
そうか、泣く人もいるんだなー。
「クソみたいな世の中で疲れても君らにはこの場所がある」という意味で「パラダイス」を使っていたんだと思うけど、そうねー特に若い時はそういう場所が切実に必要だと思うけど、望ましくは、ここで得たパラダイス感を、世の中にも広めてってほしいよねー、逃げ場所じゃなくて、パラダイスを自分の周りにも拡大していってほしいよねー。ツイッターとかで感想読んだら、ちゃんとそういうふうに受け取ってる人もいたけど。

モッシュ、ダイブを推奨していたのが意外だった。
楽しそうだしいいんだけど、素朴な疑問が。
ライブハウスのキャパシティって、1人当たりのパーソナルスペースを考えて算出されていると思うんだけど、モッシュのためにフロアまんなかにぽっかり空間ができると、その分、他の人たちのスペースが狭くなってぎゅうづめにならないといけないわけで、そのへんはみなさんどう考えているのだろうか。まぁそういう時間帯はフロアの外に出ていた人もいたみたいだけど。

スカパラもこういうパンクロック系、ガタイのいいお兄さんがゴロゴロ転がってるフロアのほうが嬉しいのかなー、まぁ妙齢のマダムが集結しているよりもバンドやってる人にはカッコいいと思われる客層なのかもと思うけど。
個人的にはステージを観るのに集中したいけどねー。

で、ふとした発見。それは
「肩組みには整列効果がある」 
なんのことかといえば、それはスカパラ「All Good Ska is One」における「谷中のお願いを聞いてくれー」ですよ。全員で肩組みですよ。
やるらしいと事前情報を入れていたので、恐れていた時間が来てしまった・・・と思ってしまったが、意外と悪くなかった。
1人おしくらまんじゅう状態で周りに空間をつくっていた男性がいて、自分に許容されているスペース考えろーと苦々しかったのだが、その人も肩組に組み込まれて、一人一人のスペースが均等になったこともよかったと思った。
パーソナルスペースがぐちゃぐちゃになりがちなフェスとかだと特に有効かも。
そういう教育的効果?があるとは意外な発見であった。

さてさて長くなってしまったが、アンコールの「あの鐘を鳴らすのはあなた」でスカパラの面々が登場した時、それまで後ろにいた「23歳読モ」系女子たちが再びいきなり前のほうにぐぐっと詰めていったのには苦笑した。私もテンション上がりましたけど(^^;

最後に私は大変な幸運をつかみかけたのだけど、「ここでスカパラ運を使い果たしてしまってはいけないっ」とPay Forward したのであった。教訓は「結局貰わないものにむやみに触らない」。
詳細は省略。

付記1
当日はあっさりした感想だったけど、「ソーダ水の泡」とは逆パターン、サンボマスターのライブは案外記憶にこびりつく。演奏もうまいと思った。

付記2
スカパラ、最初のゴッドファーザーからテンション上がった(^^)/「道なき道、反骨の」・・・正直あまり好きではないのに全部歌えてしまうのが恥ずかしい(^^;沖さんの「君と僕」では、なぜか私の前方小さい人ばかりで、正面からしっかり観られたのがうれしかった。ホーン隊も加わってよかったなー。今回ドラムスは全く見えず、欣ちゃんの姿は退場時しか見られなかったのは残念だったけど。

付記3
前の人の肩から上って人々の頭上をゴロゴロ転がっていくあれは「ダイブ」という名称でいいのだろうか。ステージ上に飛び込んだら「ダイブ」だと思うけど、警備の人に受け止めてもらうんだったら違うんじゃないかなー。前に何かで調べたら「クラウドサーフ」とあって、動作との一致度はこちらのほうが高い気がしたけど、使われてないみたいだし、謎。まぁ言葉好きな外野の素朴な疑問で、なんでもいいんですけど。

爆進!

2017年10月28日 | 音楽
(11/1記)
辞書によると「まっしぐらに突き進む」という意味では「ばくしん」=「驀進」という漢字が正しいようなのだが、爆発的な感じってことでこの字を当ててみた。

10月28日は
「田島貴男ひとりソウルツアー2017」@富山Soul Power
に行ってきました!

行ってすぐにブログを書くことができなくてもどかしいかぎりなんだけれど、時を置いて思い出してみると、目の前のことにしょんぼりしてても、またもりもりと元気が出てくる感じ。
「歌う発酵食品」とはよく言ったものだ。
(NHKBS『カバーズ・フェス2017』での、リリー・フランキー氏の発言。「歌うダイオウイカ」に次いで、その命名力に軽く嫉妬の気持ちすら沸き上がる(笑)あ、そうそう高野寛さんのツイッターにあった『Winter's Tale』のポスターを見て、20代の爽やか田島さんにびっくり。発酵前って思った)

前日のNHK『あさイチ』出演効果か、会場奥までお客さんがいっぱい。
富山・新潟公演は問い合わせがいっぱいあったそうだ。テレビってすごい。
当日券って、関係者は嫌うかもしれないけど、すごい大事な出会いのきっかけになると個人的には思っていて、今回そんな出会いをした人がたくさんいたとしたら嬉しいことだなー。
田島さんは、テレビもいいんだけど、ナマだとほんっと驚くもん。
そして田島さんも「(会場の客)前と後ろの温度差がー」ってことで、後ろにいるたぶん初めてのお客さんたちを煽る煽る(笑)
そしてこのひとりソウルショウ、発散される熱量が半端ないというか、この小さな会場で贅沢すぎるーと思うくらい。本人様は「燃費が悪すぎ」とおっしゃっていたが、これだけの熱量を生み出すために注ぎ込まれる労力がどれほどのもんかと思うと気が遠くなるー。
ひとりっていってもドッペルゲンガーさんたちを仕込んで、彼らと息を合わせたりもしないといけないしさー。
あ、でももちろん労力を労力と感じさせない楽しさとパワーがとにかくすごい!もちろんアレンジを工夫したり、ギターの練習はたくさんされてるんだろうなーとは思うけど。
「蒸気機関車のように頑張りたい」と話されていたが、ふたりソウルショウでご一緒される長岡亮介さんが「蒸気機関車と客車」と言っていたというのを後でネットで見たので、それを受けてのことだったのかな。
(長岡さんといえば、この日の夜にやっていたNHKのオリンピックまで1000日とかいう番組でメインで歌っておられたそうで!観たかったーなぜこの日にやるんだー)
とにかく、ソウル!ジャズ!ロック!と演奏、歌ともにすばらしかった!
終盤タオル振り回したくなったけど、している人いないし、恥ずかしかったので控えた(^^;
MC控えめでその分演奏に傾注しておられる感じがまた格好良かったのだが、舞台が暗転した時に「真っ暗でなんにも見えないようっ」とソウルフルに叫んでおられたのが面白かった(^^)/
どなたかのツイッターに、その時周囲から「そりゃそうだ」「サングラスしてるからね」「ざわざわ」とツッコミがあったというのを読んでさらに(^^)/

覚え書きいくつか

2017年10月07日 | 音楽
引き続き矢野顕子さんについて

ブルーノート公演で、宇宙のお話(詳細忘れた)をされた後

「こういうこと言うとまた『矢野顕子、へーん(変)』って言われちゃいそうだけど」
「変でけっこう!」(にっこり)

というのが好きだった(^^)

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今後アンケートなどで「演奏してほしい曲」を書くときにさっと思い出せるように、リクエストしたい曲覚え書き。ピアノだけでもバンド演奏でも。

「The Girl of Integrity」
「わたしたち」
「WHY THIS」

これらはそれぞれアルバム『峠のわが家』『GRANOLA』『GO GIRL』の冒頭1曲目で、ちょっと個人的に深いところまできゅーっとつかまれている。同アルバム中にある、のちに代表曲として何度も演奏されている曲たちと同等か、それ以上に好きなんだけれど、直接聴く機会がない。いつかぜひ。

「I AM A DOG」(アルバム『LOVE IS HERE』)
「Good Guy」(アルバム『reverb』)

猫もいいんだけど、「I AM A DOG」は詞、曲ともに全世界にお届けしたい名作だよお。
「Good Guy」は難しい曲とおっしゃっていたような気がするが、ぜひぜひ聴きたい。

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新しい弾き語りアルバム『Soft Landing』は11月29日発売。
アルバムジャケットは漫画家久保ミツロウ氏による描き下ろし。
インパクトがあって、抒情的でもあって、心に残るいいジャケット。
リリース画像を見ているうちに、ふと、むらむらと野望が沸き起こる。
内容については書かないが。
遠くないうちに、必ず実現する!

来年は10周年

2017年10月03日 | 音楽
(10/7記)

10月3日はブルーノート東京へ
矢野顕子トリオ featuring ウィル・リー&クリス・パーカーの公演を観に行ってきました!

当初は1st show だけの予定で、2nd show は電話をした時にはもう満席だったのだけど、キャンセル待ちの登録をしたところ、後日連絡がありまして、2回観られることになったのだった。ヤッター!
(最初は不審な電話かと思って無視していたのだった(^^;気づいてよかった・・・)

楽しみにしていた反動でか、現在少々「やのロス」状態・・・
まぁ、アルバム詳細も発表となり、話題は続いているわけですけど。
楽しい思い出は十分に反芻しよう。

例年は夏に行われているブルーノート公演、今年は秋だから服装も考えないとーと思っていたけど、当日はぎりぎり雨が降らない程度の曇天、東京は少々蒸し暑く、夜になってもそんなに肌寒くは感じなかった。人口過密なぶん熱が逃げない気がする。

今年のオリジナルカクテル、名前は
「ここにいるしあわせ」
まさに当夜の心境にぴったり。
「柿、洋梨、林檎をたっぷりと使用した芳醇でまろやかな一杯」
秋らしいなー。堪能いたしました。

コラボレーションメニューも矢野さんリクエストの秋の味覚を使ったもの
「北海道産ししゃものフリット 秋のキノコと旬菜 松茸の香り」
「渋皮栗のモンブランとラムレーズンのグラス」
んー書き写しているだけでおいしそう。
少々残念だったのはデザートが運ばれてきたのが開演直後の暗くなってからで視覚で楽しめなかったことと、1曲聴いてから食べようと思っていたらみるみるうちにラムレーズンアイスが溶け出してしまったこと。事前にいつ持ってくるか聞いてくれていたブルーノートの人に非はないし、おいしかったからいいんですが。

ウィル・リーさん、クリス・パーカーさんとのトリオでのブルーノート公演は来年で10周年なんだそうで

今年は、これまでの演目でのおいしいところを集めたという趣もあったような。
私の個人的な印象かもしれないけれど、一つ一つの音がよりクリアに聞こえて、端正な演奏という感じがした。勢いですっ飛ばすっていうんじゃなくて、白熱しても最後の一音まで演奏が乱れないというか。うまく言えないが。
とにかく、最初から最後まですばらしかった!
すばらしいと感じていることを身体でアピールしたいけどスペース狭いし他の人の邪魔になるしなぁーと思いながら、ふと、タオルを振り回したい欲望にかられる。タオル持ってなかったけど。お約束でやっているように見えるあれ、意外と自然な欲求だったのね。
2nd stage 最終演奏後は、ほぼ会場中スタンディングオヴェイション。
まさに「ここにいるしあわせ」をひしと感じておりました。

個人的な反省。
ブルーノートの自由席は、大体ステージと平行にテーブルが並んでいる場所になり、2人連れだとテーブルをはさんで向かい合って座ることになる。今まで特に考えずにステージが前方に見える位置に座っていたんだけど、向かい側に座ると、ステージを観るためには体をねじって向きを変えないといけなくて、これがなかなかの苦行だったのね。2nd stage でそういう席に座って初めて知った・・・
次回は差額を自分が持っても指定席にしようかなー
つーか、数年前までは自由席の選べる幅ももっと広かったのにー

セットリスト
てぃんさぐぬ花
Soft Landing
Welcome to Jupiter
ゴジラ ~ モスラの歌
Someday We'll All Be Free (Donny Hathaway)
All The Bones Are White
Whole Lotta Love
ラーメンたべたい
(アンコール)
ROSE GARDEN
ひとつだけ(2nd stage のみ)

曇りがちな空に晴れ間が(3)

2017年09月23日 | 音楽
(9/28記 前項の続き)
京都音楽博覧会2017について
公式サイト↓
http://kyotoonpaku.net/2017/
以下思い出しながら書いていたら、ずるずる長くなってしまった・・・(^^;

そしてそして今回の目玉「京都音博”生”歌謡ショー」
5人の歌い手が各3曲ずつ、プログラムもあらかじめ決まっている。
この歌い手の人選も、あらためて独特だなー、と。
ざざっと感想を書いちゃうと

Gotch:私はよく知らなかったけど、くるり世代(っていうのかな)にはファンが多そうだった。いつもは踊ったりしないのかな?「踊ろうよ。大丈夫、俺が一番カッコ悪いから」と言っていて、たしかに踊りはカッコ悪く(^^;自分を客観視できていることに好感を持った(^^)/

田島貴男:慣れないオーケストラアレンジのためか?私が初めて聴いた時に感動した伸びやかな歌声とはちょっと違う感じ?「接吻」は特にスリリングだったが、新鮮だった。でも、なんていうんでしょうかねー、初見の客もすぐ味方につけてしまうような人懐こいMC、さすがだなーと思った。そうそう、今回のハウスバンド、ギターの佐橋佳幸さんがバンマスだったのでしょうか、オーケストラと歌手の間での調整も図っていて、なんかカッコいいなーと思った。

UA:少女のような若々しさにびっくり。学生時代は京都にも縁があったのねー。衣装含め最初はイマイチ?なんて思ってしまったけど、日没の時間というタイミングとも相まってか、2曲目3曲目と違う世界に連れていかれた感がすごくて、さすがだなーと思った。

布施明:「君は薔薇より美しい」の歌詞に合わせて?小走りで胸をおさえての登場。個人的にはそれまで未知の驚き歓びがいろいろあったので、布施さんのすごさに関してはすでにテレビで知っているなと感じて、それ以上ではなかったんだけど、一晩経って思い出すとあら不思議、布施さんのパフォーマンスがいちばん脳裏に浮かんでくる。

二階堂和美:私は全然知らなくて、なぜこの方がトリなのかな?と思っていたのだけど、登場して納得。トリはこの方しかいない!よく知らないながら笠置シヅ子っぽくもあり、加藤登紀子っぽくもあり、年齢不詳なかわいらしさと存在感があってステキだったー

今回思ったのは、人選も登場順もすごく考え抜かれていて、すみずみまでくるりの思いが行き渡っているなーということ。
そして、内容的には、なんというのかなー、いわゆる大ヒットとか大衆受けを狙ってるわけではなくて、あくまでくるりの、というか主に岸田繁さんの個人的な「こういうことをやってみたい」から始まっているんだと思うけど、そういう個人的な思いをアンダーグラウンドで終わらせるんじゃなくて、京都のいろんな面倒くさい団体とも折衝したりして、広く大勢の人が共有できる形で実現させていることが、本当にすごいと思う。
「個人は個人、社会は社会」って感じで線を引くんじゃなくて、「個人の理想を社会の中で実現する」ということに私はヨワイ。涙ぐんでしまう。また京都という土地が「個人の理想を実現させてくれる社会」、空間的にも文化的土壌としても懐が深い場所なんだなーとも感じた。

曇りがちな空に晴れ間が(2)

2017年09月23日 | 音楽
(9/28記 前項の続き)
京都音楽博覧会2017について
公式サイト↓
http://kyotoonpaku.net/2017/

会場の梅小路公園芝生広場のロケーションというのがほんと独特で、
ステージ向かって右後方鉄道博物館からは、時折、汽車の汽笛が聞こえ
左を見れば、水族館のステージが見えて、時折イルカの跳躍までもが!

そして、夕暮れからのトリではなくて「おやつの時間」のくるりのステージ。
たっぷり12曲、オーケストラとのコラボレーション、どれも本当にすばらしかった。
最後の曲は「奇跡」で、CDで聴いていた時は別になんという感想もなかったんだけど、しみじみと、この場のラストにふさわしい曲だった・・・
(今、歌詞検索して見たら、泣きそうになってしまった・・・音博当日の天候は曇り空で、ちょっと蒸し暑い感じが京都っぽいと思ったりしたんだけど、時折雲間から日が差すこともあった。そういう記憶とリンクするかなと、このブログタイトルは歌詞中の「曇りがちな その空を 一面晴れ間に できるように」から取ってみた)

くるりのセットリストをいちおう
JUBILEE
コンチネンタル
Remember me
ロックンロール・ハネムーン
everybody feels the same
特別な日(ジェイアール京都伊勢丹20周年記念曲:伊勢丹には音博の展示ブースも)
琥珀色の街 上海蟹の朝
京都の大学生
How Can I Do ?(新曲)
ワールズエンド・スーパーノヴァ
ブレーメン
奇跡

(そして歌謡ショーも終わっての最後に1曲)
宿はなし

(事項に続く)