お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

ハナオコゼ

2007年07月06日 | 定置網

 先日、集中豪雨に見舞われ非難勧告まで出る地域があり、ここが全国ニュースに出てしまう。それほど雨が降ると川から大量のゴミが海へと流れ出る。今日の定置網の中にも木片や葉、草などが入っている。そのゴミを掬うと一緒にハナオコゼが捕れる。ハナオコゼは流れ藻の時期に藻に着き捕れるが、今回もこのゴミに着いていたので捕る事ができた。ゴミが無かったらいなかったであろう。体型をみるとボテッとしていて海底であまり動かず生活していそうな魚である。現に他のカエルアンコウ科の魚は底生生活をしている。しかしこのハナオコゼだけは流れ藻や流木に着き浮遊生活をしている。海流に乗ってかなり北上するものもいるらしい。人で言うと戻ってくるかは分からないが、ふうてんの寅さんのような生活をしている。確かに体色はトラ模様。何か関係が・・・・・ある訳無いか。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 魚ボラ | トップ | ウスバハギ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

定置網」カテゴリの最新記事