もう11月である。9月10月は何かとあり、素潜りに行く事が出来なかった。無理してでも行かないと今期の素潜りが終わってしまいそうである。来週から寒気が入り寒くなる予報なので今日は仕事が終わってから素潜り採集に行く。仕事の貝採りはメインの貝が禁漁に入っているので今回は魚の採集に集中出来る。海に入るとちょっと透明度が悪いものの、まだ寒さは感じないのでひと安心。水中を覗くといつもの様に巣穴の入り口にハゼが見える。いつものカスリハゼだろうと思う。サイズが大きいので採集してみようと近付くとずんぐりしていてカスリハゼではない。直ぐに巣穴に入ってしまい魚種を確認出来なかった。巣穴を覗き込もうと近付くと中から数個体ハゼが出て来る。見るとツムギハゼである。ツムギハゼはフグ毒を有する食べると危ないハゼであり琉球列島以南に生息している。ところが5年前にいつもの夜間採集で採れて驚き(ブログ2018 11.3)、その後も2度採集している(ブログ2018 11.24)(ブログ2021 11.21)。その時は黒潮により偶発的に現れたものと思っていたが、今ここで見た光景は個体数も多く普通に生息しているように感じた。だが、この場所は毎年潜っているがツムギハゼを確認したのは初めてであり、今後定着するのかが気になる。今回は更にいつもは幼魚しか見る事がなかったサラサハゼが綺麗な成魚となり、あちこちで確認出来きてこちらも採集する。
ツムギハゼを確認
サラサハゼ
ツムギハゼ
サラサハゼ
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