Nature of Kagoshimaが発行され、項目を見るとその中にミナベヒメジという聞いた事の無い魚種名が載っていた。また初記録のヒメジが記載されたのかと思い読んでみる。すると標本の採集者には私の名が載っている。標本写真を見て、やっとあの種に標準和名が付いたのかと思う。報告書を読むとこの論文で和名提唱されたのではなく、今年発行された図鑑「南日本太平洋沿岸の魚類」に記載され、そこで標準和名が提唱されたそうである。この魚、以前から近似種のホウライヒメジとは違う事が指摘されており、標準和名の無いまま別種扱いされてきた。なかなか論文が出ない為、何かと面倒な種なのかと思っていた。結局は論文が雑誌に投稿されるのではなく図鑑に記載することで和名提唱された形となる。以前にも図鑑「黒潮の魚」でイブリカマスが記載され標準和名提唱された事があり、これと同じ形での和名提唱である。まぁこれでこの魚を標準和名で呼ぶ事が出来るようになったので一件落着である。
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