今日はいつものように港へ夜間採集に行く。明日の日曜日は朝からイベントがあるのでさっと済ます予定。最近はあまり収穫はなく、今回もサッとひと通り確認するがいつものメンバーばかりである。帰り際にいつも外灯の下に群れている大きなボラに目をやると、そのうちの1個体の体側の両側にヒダ状になった寄生虫がいくつも付いている。どんな寄生虫だろうかと確かめる為、そのボラを掬ってみる。するとボラには逃げられてしまったが、タモ網の中にはイケカツオの幼魚が2個体入っている。暗いのでよく見えなかったが、あれは寄生虫ではなくイケカツオの幼魚が寄り添って泳いでいたものと思われる。イケカツオは2個体採れたがもう2個体は一緒に泳いでいたように見えた。イケカツオはボラなど他魚の鱗や表皮を剥がして食べるスケールイーターの習性をもつことが知られているので、今回もボラに寄り添って泳ぎ、時には鱗を食べていたのだろうか。今回は思わぬ珍しい収穫となる。
最新の画像[もっと見る]
- 今後が心配になる採集 2ヶ月前
- 今後が心配になる採集 2ヶ月前
- 今後が心配になる採集 2ヶ月前
- 驚愕の魚ボラ標本処理に初入網イバラタツ 2ヶ月前
- 驚愕の魚ボラ標本処理に初入網イバラタツ 2ヶ月前
- 驚愕の魚ボラ標本処理に初入網イバラタツ 2ヶ月前
- 驚愕の魚ボラ標本処理に初入網イバラタツ 2ヶ月前
- 驚愕の魚ボラ標本処理に初入網イバラタツ 2ヶ月前
- 驚愕の魚ボラ標本処理に初入網イバラタツ 2ヶ月前
- 驚愕の魚ボラ標本処理に初入網イバラタツ 2ヶ月前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます