お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

ミミズハゼ採集だが

2021年05月05日 | 採集
 コロナ禍のゴールデンウィーク連休も終わり、今日から定置網操業。だが、今朝は時化で休みとなる。そこで急遽ミミズハゼ採集を思いつく。先日、大学でミミズハゼ類について専門の学生に色々と話を伺い、また採集に行きたいと考えていた。今までにミミズハゼ、オオミミズハゼを採集しているが、ミミズハゼの仲間はまだまだ多い。その2種以外を採集したいと思っており、家の近くに気になる場所があり、干潮時を狙って採集を決行する。この場所は本土では珍しくマングローブのある河口で、トビハゼやシオマネキなど干潟に生息する海岸生物が多く生息している。この河口の中州に砂利が堆積している場所があり、満潮時は潮に浸かり、干潮時は川からの淡水が流れる場所である為、今まで採集した種とは別種が生息しているのではと思っている。その中州の砂利をあちこちと掘る。だが、ミミズハゼは見つからない。幸い人通りの少ない場所ではあるが、こんな場所で砂利を掘っているとやはり不審者に見え、周りの目を気にしてしまう。結局最後まで見つからず諦める。帰りにトビハゼを確認。生息数が少ないので採集はしないが写真にだけ収める。今回、ミミズハゼ類は確認出来なかったが、今年もトビハゼを確認することが出来たのでひと安心する。

マングローブ(メヒルギ)





トビハゼ



コメント
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