毎年夏から定置網にはダツ類が多く入る。今年もその現象は同じであるが例年とは違う。例年はハマダツが非常に多く、そこにオキザヨリが混ざる感じである。ところが今年は違う。ここに来て急にテンジクダツがたくさん入網している。そして今日はほとんどがテンジクダツである。テンジクダツは今までにも獲れた事はあり、写真には収めてはいる。だが、標本用としてはまだ確保はしていなかった。ハマダツ、オキザヨリはここでは売れない魚である。その魚達がテンジクダツに替わったところで同じダツの仲間。やはり売れない厄介者ものである。





