
今日は仕事終了後、素潜り採集に行く。今回はゴールデンウィークに見つけたけど採集できなかった黄色い縞のハゼと体色が極端に薄いイソカサゴの採集を目標に行う。この二種は同じ岩の隙間にいたのだが前回は何度もチャレンジしたが採集できなかった。今回もその場所を目指す。既に二か月も経過しているので同じ場所にいるのかは一種の懸けであるが、それよりもその場所までたどり着けるかが問題である。だが、前回とても悔しい思いをしたからか場所はすぐに分かった。さっそくその魚達がいるか岩の隙間を覗いてみると、黒っぽいテンジクダイ科の魚と目が合う。魚の顔を見てヒカリイシモチのように見えたがちょっと体が大きい。これは採集せねばと思い、目的の魚を確認もせずにチャレンジ。そして難なく採集する。見るとまたナハマトイシモチかと思うがマトの模様がない。さらに体色は赤く、見た事のない種であり初採集である。調べるとコミナトテンジクダイではないだろうか。コミナトテンジクダイは初めて聞く種名である。うちの近くに小湊漁港がある。コミナトとはまた地名の和名かと調べてみると千葉県の小湊のようだ。ここで採集された標本が新種記載されコミナトテンジクダイの標準和名が提唱されたそうである。だが、後にシノニムとされたが標準和名はそのまま残ったようである。さらにその個体が今でも北限記録のようで、この魚の分布域は千葉県以南である。稀種とされているがネットで調べると結構あちこちで確認されているみたいである。撮影後、標本タグを付け冷凍保存する。