今日はブラジル在住のイトコから電話がありました。
年に2回ほど掛かってきまして、1時間ほど話します。
男です、年は同い年で、一緒の家で大きくなったので
兄妹の感覚ですが、同い年と言うのは両方から遠慮が無くていいです。
18歳でブラジルに飛び立ちました。
イトコは男ばかりの6人兄弟、
その内、長男が二人の弟と自分の家族を引き連れ
横浜からブラジルへ、新天地を求めたのでした。
日本もまだまだ先の希望を持てない時代、ブラジルで飛躍したいと
考えたのだと思います。
相当苦労があったと聞いていますが、電話相手のイトコは
エライヤツで、絶対苦労を言ったことがありません。
苦労はどこにいても同じ…と言います。
お互い75歳、体の衰えもあるらしいですが
日本と違って、保険も保障もないブラジル
長生きは望まないと言い切っています。
中国に次いで第二位の経済成長などと伝えられるブラジルですが
リオデジャネイロなどの都会はいいのでしょうが、
何しろ大きい国ゆえ一歩都会を離れれば、メチャクチャらしいです。
ベレン市の近くに住んでいますが、車ばかり増えても道路は元のまま
渋滞渋滞でどこへも進めない、と言っていました。
日本はやはり忘れられない自分の国と思っています。
以前と違って電話など隣からかけているように近くなりました。
以前は、タイムラグがあったりしましたが。
こちらで親交があった他のいとこ達も欠けていき、
だれそれの知っている人の数もわずかになっています。
テレビもNHKのニュースや大相撲など、生放送で中継あり
明け方に相撲を見るとか。
ほんと地球は小さくなっています。