初めて知る高齢という現実

最近、弱ってきたオット82歳。
何とか二人で明るく過ごしたいとあがく毎日を記録します。
だんだんグチに移行?

ブラジルのイトコ

2011年01月06日 14時24分11秒 | 老いのあとさき

今日はブラジル在住のイトコから電話がありました。

年に2回ほど掛かってきまして、1時間ほど話します。

男です、年は同い年で、一緒の家で大きくなったので

兄妹の感覚ですが、同い年と言うのは両方から遠慮が無くていいです。

 

18歳でブラジルに飛び立ちました。

イトコは男ばかりの6人兄弟、

その内、長男が二人の弟と自分の家族を引き連れ

横浜からブラジルへ、新天地を求めたのでした。

 

日本もまだまだ先の希望を持てない時代、ブラジルで飛躍したいと

考えたのだと思います。

 

相当苦労があったと聞いていますが、電話相手のイトコは

エライヤツで、絶対苦労を言ったことがありません。

苦労はどこにいても同じ…と言います。

 

お互い75歳、体の衰えもあるらしいですが

日本と違って、保険も保障もないブラジル

長生きは望まないと言い切っています。

 

中国に次いで第二位の経済成長などと伝えられるブラジルですが

リオデジャネイロなどの都会はいいのでしょうが、

何しろ大きい国ゆえ一歩都会を離れれば、メチャクチャらしいです。

ベレン市の近くに住んでいますが、車ばかり増えても道路は元のまま

渋滞渋滞でどこへも進めない、と言っていました。

 

日本はやはり忘れられない自分の国と思っています。

以前と違って電話など隣からかけているように近くなりました。

以前は、タイムラグがあったりしましたが。

こちらで親交があった他のいとこ達も欠けていき、

だれそれの知っている人の数もわずかになっています。

 

テレビもNHKのニュースや大相撲など、生放送で中継あり

明け方に相撲を見るとか。

 

ほんと地球は小さくなっています。