今日(平成21年4月24日)の毎日新聞の記事より。
■古賀氏が公明けん制
自民党の古賀誠選対委員長は23日、古賀派総会であいさつし、次期衆院選の時期を巡り、公明党が7月の東京都議選前後を避けるよう求めていることについて
「公明党だけでなく、各党が都議選をやる。(衆院解散は)首相の専権事項であり、私たちは静かに見守ることが大切ではないか」
と述べ、公明党の動きをけん制した。さらに古賀氏は
「あまり都議選に神経質になると、公明党が迷惑するのではないか」
と、公明党への皮肉とも受け取れる発言までした。
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今、公明党は「8月解散」を言いふらしている。首相も自民党も「8月解散」などと一言も触れていないのにだ。
「8月解散」公明流布 首相の真意は?(産経新聞)gooニュース
この越権行為を、上記のような生ぬるい言葉でけん制するだけでいいのだろうか。
古賀氏が言うように解散総選挙は首相の専権事項であり、また、国民全ての問題でもある。創価学会・公明党の都合だけが許されると思っているのか。
「私たちを中心に日本は回っています」なんて、創価学会は無意識に錯覚していそうだ。
公明党はとりわけこの東京都議選を重要視する。その理由は様々なブログやサイトで既に指摘があるが、矢野絢也著の「黒い手帳」にこのような記述がある。
創価学会・公明党にとり、都議選は国政選挙に匹敵する特別な位置づけになっている。理由はさまざまだが、一口でいえば、学会本部が東京にあることに加え、日本の人口の約一割を占める首都圏で権力を持つことには大きなメリットがあるためだ。
創価学会のお膝元である東京で、池田先生と組織を守るためには、警視庁など行政への影響力を常に保持しておく必要がある。
「池田先生と組織を守るため」に警視庁や行政への影響力を保持するとは、面白い話だ。
つまり、警視庁や行政を私兵化、私物化するということ。または自らが警察組織や国から問題視(敵対視)される存在だと認めている、とも取れる。
この元公明党委員長の矢野絢也著「黒い手帳」は、是非とも学会員、非学会員問わずに読んでもらいたい本だ。ちょっと創価学会に未練を残しているような記述は気になるが、いかに公明党が創価学会の言いなりか良く分かる。
この本に出てくる「手帳持ち去り事件」では東京高裁で、矢野氏が逆転勝訴している。
最早みんな(アンチなら)知っているようなニュースですが、一応載せときます。
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