黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録
価格:¥ 1,785(税込)
発売日:2009-02-27
第四章 カルト化する「池田教」より
「一貫教育システムの賜物」
「子供を勧誘し、教化する」は、池田氏によって創立された創価学園による一貫教育がそれに該当すると指摘する人もいる。
~中略~
一九七一(昭和四六)年に東京・八王子に開学した創価大学を含めれば、幼稚園から大学まで、まさに創価一貫教育と呼べるシステムが整備されている。また、ブラジルや韓国、香港、シンガポール、マレーシアなど、海外に幼稚園が開園している他、アメリカにも創価大学が設置されている。
創価学会の発展の要因を問われれば、私は、そのひとつに、この一貫教育システムの整備を挙げたい。学会員二世、三世は幼い頃から、家庭では池田大作氏が著した絵本やアニメを見せられ、いかに池田氏と創価学会の教義が素晴らしいかを、刷り込まれる。しかも、一貫教育システムにより、筋金入りの創価学会員としてエリート教育される。一貫教育システムという醸成装置があればこそ、創価学会は次々と新たな学会員と「池田教」を信じて疑わない幹部を養成できる。
そして今や、学会の幹部は、こうした「池田チルドレン」たちによって固められようとしているのだ。公明党議員も創価大学出身者が多くなってきた。
四〇年前に、池田氏は、教育機関をつくって種を蒔き、それが今、実を結んでいる。池田氏の先見性と構想力が、学会を強固で強力な組織に育てたといってもいいだろう。また、池田門下生を育成したことによって、池田氏の独裁体制も確立されたと見なければいけない。
…「洗脳そして崇拝教育」へ続く。
お盆休みの方も多いかと思いますが、皆様この夏をいかがお過ごしでしょうか?
今年のお盆は日本にとって、特に東北の方々にとって大きな意味のあるものとなるのではないでしょうか。震災から五ヶ月が過ぎ、それでも行方不明の方々は数千人おられます。
お盆までに家族のもとに帰れるようにと、行方不明の方の集中的な捜索が行われていると新聞で目にしました。震災の傷跡、現状のことを思うとまだ涙が滲むことも少なくありません。
このお盆、自分達のご先祖のお墓参りと共に、震災で亡くなった方々のご冥福を改めて祈るとともに、今尚現場で捜索や復興・支援に携わっている方々に感謝したいと思います。
今回の記事ですが、以前記事にした通り、関西の創価小学校を下の弟は受験させられています。勿論めでたく不合格でした。
しかし思うのですが、もし合格して創価小~高校あるいは大学まで行ったとして、果たして弟は「池田チルドレン」となっていたのかどうか。結論から言うと可能性は極めて低い、といえるでしょう。
学校での教育も重要でしょうが、家庭での、家族からの影響を超えるものはないと思います。うちでは母親だけが実質的な学会員。創価に染まらなかった姉や兄を目の当たりにしながら学会に走ることは考えられません。特に姉である私の影響力が強大なこの家庭でw
逆に言うと学園があろうと、この「池田チルドレン」なるものを作っているのはそれぞれのバリ活学会員さんのご家庭そのものだと思えるのです。少数の例外はあるにせよ。
家庭で学会二世・三世・四世の教化に失敗すれば、学園などいくらあっても活動家の戦力には無意味。
学園はあくまで教化に成功した活動家の卵達をエリート化させるためのツールと言いますか。それはそれでアレかもしれませんが…。
ただ問題としては、自分で判断できないうちにそういった環境に漬け込むことにあるでしょうね。家と学校を押さえられたら子供にしたらそれは全世界に等しいでしょう。
そりゃあ、前回記事にした閉鎖されたブログの創大生さんのように思い込んでしまうのも無理はありません。
そのブログで指摘されていた創価大学の独特の問題は別のものとして、やはりこうした子供教化の問題の根幹はそれぞれの家庭(学会員である親)にあり、それを会員に指導する組織運営そのものにあると思いますが。
創価の学園がなくとも、そういった家庭からは必ず「池田チルドレン」は同じように誕生するでしょうから…。
でもアレですね、おカネを儲けるためには宗教と学校だと言いますが(言いますよね?)、しっかり押さえているところが先見性ってやつですかね。