![]() |
マインド・コントロールとは何か 価格:¥ 1,427(税込) 発売日:1995-08 |
第4章 一時的マインド・コントロールの原理と実際 より
特定の状況に作用するルール――③好意性
個人は好意を示してくれる相手に対して好意的な行動を示してしまう、というルールがある。好意や愛情というのは、人間にとって心理的に快い感情をもたらす、報酬ともいえる価値ある代物ともいえる。これは、返報性のところで説明した社会的交換理論ともかかわった人間の行動様式の特徴である。
よってこの理論から考えれば、好意を示してくれた相手に対しては、それ相応の価値あるものを返さなくてはならない、そうでないと相手に悪いというような感情におちいってしまうから、それを避けるようなかたちで自動的に反応するようになっている。
それでは、相手からの高感度を高めるには、どうすればよいか。たとえば、容姿などの身体的魅力、相手との意見や思考の類似性、近接性あるいは接触の頻度、好意の相互性などが、その要因として考えられ研究されてきた。それらはすべて、マインド・コントロールへの応用可能性が高いようだ。
~中略~
破壊的カルトの勧誘でも、被勧誘者の意見、立場などの類似性の高い勧誘者を用いることが少なくないようだ。そして勧誘者は、場合によっては被勧誘者の話を聞きながら、「私も同じ悩みがあった」などと告げたりする。大きくうなずいてみせたりといったことをするようにと、勧誘マニュアルに載せられていたりする。
~中略~
破壊的カルトの人びとは、電話に手紙、訪問と何度となく繰り返し、あるいはパーティや講演会などに一緒に参加し、特に熱心に勧誘の話をするでもなく、何となくそばにいるという時間を長くするようにこころがけることが多い。彼らは、被勧誘者がこころを開いて話を聞いてくれる状況になるまで、勧誘という真の目的を告げずに、ひたすら待っていることさえもあるようだ。
~中略~
そして最後に好意の相互性である。相手から好意を示されることが、個人にその相手への好意を生じさせてしまう。チャルディーニは、お世辞を与えることが好意を生じさせると述べている。ほめられたり、お世辞をもらうことは、社会や周囲に認められたいという個人の承認欲求を満たすことになるので、報酬ともいえる。人は報酬を与えてくれる対象には条件反射的に好意を示す。また、先に述べた、返報性のルールが作用するともいえる。つまり、お世辞であろうと、好きだといってくれている相手に対して、好意をいだいてしまう傾向にある。
破壊的カルトの勧誘でも、相手をほめるなどしてお世辞を多用するところがある。たとえば、彼らは被勧誘者に「あなたは良い人だ」「あなたは素敵な人だ」「あなたのように真面目に人生を見つめている人は珍しい」などとほめちぎる。ある破壊的カルトの元メンバーに面接すると、多くの人びとが「私はそれまでそんなにほめられたこともなかったので、相手をとても良い人だと思った」と述懐している。
さらに、好意を獲得するためには、近接性の要因に効果のあることが認められている。つまり、できるだけ回数を多く、かつ長い時間、ターゲットとする人物に会うということである。
こちらの本は一般的なカルト宗教に対してのマインド・コントロールの内容ですので、ピンポイントで創価学会の説明がされているわけではありません。
それでも創価学会の当てはまる部分はこのように大部分に及ぶわけですが。
創価学会はシステムとしてはほぼ完成された新興宗教ですので、新規会員の勧誘というよりも現会員の引きとめ、活動推進にこれらのマインド・コントロールの手法は活用されているように思います。
学会員同士での家庭訪問や不在時の手紙。今時やりますか?お宅には携帯電話(メール)もFAXもないんですか、ってね。というか、それらを駆使しても尚訪問する、っていう姿勢ですがw
これが過ぎたるは及ばざるが如しで本当にウザい。
座談会や会合を開催するのは宗教活動の一環としていいとしても、その参加人数をノルマ化するのはどうでしょう。つまり「できるだけ回数を多く、長い時間」対象人物と会えるようにという営業努力みたいなものですかね。
そして創価的に今回の紹介で最も重要なものは「個人の承認欲求」という箇所ではないでしょうか。
創価学会では様々な役職があり、ヒラ会員という方は少ないと聞きます。役職がありすぎてなり手がおらず兼任するということも珍しくないとか。
この「役職」というものは、個人の「承認欲求」に適うものです。
前々回の記事でも紹介しましたが、人には周囲や社会に対して「一人前の人間である」と認められたい欲求があるといいます。まあ、そりゃそうでしょう。
しかし会社勤めなどから離れた専業主婦の方など、肩書きを持つ事は難しいといえます。それどころか社会との接点を持つことすら難しいという方も少なくないでしょう。
けれど創価学会という囲いの中でならば、それらは手を伸ばさずとも与えられるのです。
創価学会の婦人部の方々が「最凶」と称されるほどに学会活動にのめり込む心理は、こうした「承認欲求」の渇望から来ているのではと思います。
話は変わりまして、ご存知希望さん(高倉教授)のブログ「白バラ通信」が3日連続で更新されています。
創価学会の選挙活動に対して方々へ警鐘を鳴らしておられる様子を紹介されています。
「白バラ通信 パンドラの箱」 ←要チェック!!
また新たな取り組みとして「白バラ通信 第一号」としてダウンロードして、これをご覧になっている方々の周囲で配布できるようにとの行動を呼びかけておられます。
「白バラ通信 第一号」の内容を少しだけご紹介。
創価学会員は、選挙活動に取り組む義務は全くありません。
白バラ通信 第1号
現在、創価学会が組織を挙げて取り組んでいる選挙活動は、日蓮大聖人の仏法とは全く関係がありません。創価学会の会則に規定されていない選挙活動に取り組むことは止めましょう。
内外問わずに分かりやすく、創価学会員による選挙活動の実態を批判されている内容です。
よろしければ、是非ご一読下さい。