ひかり

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消火器の代わりに洗剤

2014年12月23日 | その他



もう、随分昔に、
”料理中に油に火がついたら、絶対に水をかけてはいけない、
そして、消火器の代わりになる物が、洗剤だ。”と知った。
テレビ番組かなにかで、やっていたのか、
学校の授業で見たのかよく思い出せないが。

まさか、その事が役に立つ日が来るとは思わなかった。

しかも、揚げ物をしている時ではなく、
ごく少量の油を熱しすぎたフライパンに入れてしまっただけなのに。

いつもよりも、フライパンを熱しすぎていた事は、解っていたのだけれども、
油をあまくみていた自分を反省する。
フライパンに油を入れた途端に、白い煙が出たので、
フライパンをコンロからどけようかと思っている瞬間に火がついてしまった。
油を入れてから火がつくまで、5秒もなかったと思う。一瞬の出来事だった。
火柱は、多分、30cm以上あがってしまったと思う。
換気扇を焼く程ではなかったけれども、こんなに火柱がたつとは、思ってもいなかった。

まずは、気持ちを落ち着けて…。
洗剤を取り、洗剤がフライパンにちゃんと命中する様に落ち着いて、”ピュー、ピュー…”とかけた。
一瞬、火が強くはなったけれども、
次の瞬間、火が消えた。
(ちゃんと、命中させて、しっかりと洗剤を送り込む事が大事です。中途半端だと危ないです。)

ふう~。
…大事無く、消防署やアパートの皆さんに迷惑をかける事無く済んで良かった…。
煙が酷かったので、とりあえず、センサーを壁から一時的に外そうとした時に、
すぐ側でくつろいでいた夫に、”火事、火事になる所だった”と伝えた。
火柱が立った時、夫を呼ぶ為の声をあげると、気持ちが動転すると思った私なのでありました。

ふう~。
しかし、無事で良かった。の一言につきます。
皆さん、万が一の時の為に、容器満タンの新しい洗剤を必ず台所に置いておくのをお勧めします。

私が見たビデオは、火のついた天ぷら油の鍋に、洗剤を容器ごと入れるという物でしたが、
今回は、油は少量だったので、水鉄砲の様に洗剤をフライパンに向けて入れました。


少し余談ですが、
いつも私が使っている洗剤は、自然派の洗剤で、
写真の今回消火用に使った洗剤は、夫が好きで使っている物。
一瞬、どっちを使うか迷いましたが、一般的な洗剤で実験をやっていた所を見たので、
夫の洗剤を使いました。

余談ついでですが、
油の中に入った洗剤は、周りに飛び散るので、
コンロの近くの食べ物をどかす時間が無い場合は、
(と言うよりも、火を消すのが最優先です。)
当たり前ですが、その食べ物は、もったいないですが、捨てる様にして下さい。
大丈夫だと思っても、結構、遠くまで飛びます。

実際、私は、”これは、大丈夫だろう。ここまでは、飛んでいないだろう。”と思って食べたら、
後で気持ち悪くなってしまいました。
食べている時は、特に違和感はなかったんですけれど。
気持ち悪くなった原因は、はっきりしませんが、
きっと、微量でも、洗剤が入っていたのだろうと思います。

年末のこの時期は、特に忙しく、ふと、いつもと違う状況になった時など、予期せぬ事が起こりやすいと思います。
どうか皆さんが、良い年末年始を迎えられる事を…祈る のではなく、
皆さんが、良い年末年始を迎えられた!と断言しておきます。


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
じゃなくて、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)


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