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いよいよ東照宮境内に入って行きます。拝観券を買って仁王門を通って境内に入ります。
と、するっと入りましたが、神社に仁王門と言うのも変ですね。仁王門は本来寺院にあるもの。神社は鳥居をくぐって…というのがしっくりきます。実はこの仁王門が東照宮が東照宮たる所以。東照宮は江戸時代の神仏習合を今に残しているのです。この仁王門は表には仁王像が安置され、門の裏には狛犬が安置されているまさに神仏習合。明治の神仏分離より寺院と神社が分離され今に続く中、東照宮はかつての神仏習合を経験できる貴重な場所でもあります。
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門をくぐると石畳に導かれて進んでゆきます。この石畳は菱形をしており、参拝者に順路を指し示しています。
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石畳に導かれて歩くと見えてくるのが三神庫。そのうちの上神庫の妻には想像の象の彫刻があります。きらびやかな建物に目を取られ、ふと振り返ると同じようですが質素な建物が建っています。神厩舎と呼ばれる建物で、ここに有名な三猿の彫刻があります。しかし、なんだか変な感じです。
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三猿を含む彫刻は現在修復作業中でもとあった位置には写真が貼られていました。しかし有名な三猿はそうではなく、代わりのもの、いわゆるレプリカがついていました。さすがにこれだけは写真っていう訳にはいきませんね。本物はまもなくきれいな姿になって戻ってきます。
水屋で手を清めてから陽明門への階段を上がります。