新・空と鷹と鉄の間に

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福岡への旅~3

2015-06-02 20:23:58 | 旅行

5/30。朝7時半ごろにホテルをチェックアウトして、荷物をコインロッカーに預けます。0811発の新幹線つばめ313号の指定を取ってあるので、それまで在来線ホームで撮り鉄をします。

久大本線を経由して別府まで向かう特急ゆふ号。キハ185系で運転されています。元々はJR化前に四国に投入された車両ですが、JR四国で2000系振り子気動車が投入され特急が高速化されると余剰となり、ちょうど急行型気動車を使う急行列車置き換え用の車両が欲しいJR九州と思惑が一致して移籍してきました。現在は博多ー久留米ー由布院ー大分ー別府間の特急ゆふ号のほか、別府・大分ー阿蘇ー熊本ー人吉間の特急九州横断特急・くまがわ号で使用されています。

福岡・北九州地区で快速・普通列車用として使われている813系電車。製造が数次に渡っており、バリエーションが豊富な車両でもあります。

885系かもめ。製造当初はかもめ用の黄色ラインの車両と、ソニック用の青いラインの車両がありましたが、九州新幹線全通前後に共通化が図られ、現在はAROUND THE KYUSHU仕様となっています。この885系の白色は99%白という色で、鉄道車両で白を維持するのはなかなか難しいのですが、10年以上経っても美しい白を保っているのは素晴らしいです。車両基地や車両工場の方の工夫と努力の賜物でしょう。


こちらは博多ー大分間の特急ソニック用の883系電車。もともとステンレス製の車両ですが、リニューアルの際にレールのサビがこびりついたステンレス車体は汚いということで、大胆にも塗装をしてしまいました。塗装された車体にステンレス車両独特のビードがあるのがやや違和感を感じさせますが、これもリニューアルの一つの手法でしょう。

さて、新幹線の発車の時間が近づいてきたので新幹線ホームへ向かいます。待っているのは800系新幹線電車。

2004年の九州新幹線暫定開業の時に名列車「つばめ」の名を引っさげて登場した800系。現在はつばめのほかに、博多ー鹿児島中央間のさくら号にも使われるのでAROUND THE KYUSHU仕様になっていますが、つばめの姿はきちんと残っています。

この800系新幹線は東海道・山陽新幹線で走っている700系新幹線電車をベースにしていますが、デザインはJR九州オリジナル。もちろん水戸岡鋭治氏の手によるもので、無機質な新幹線がデザインによってこんなにも違うものになるのかと、登場当初は驚きました。今でもインパクトのある新幹線です。

JR九州ではドリカムとタイアップしてドリカム新幹線キャンペーンを行っています。新幹線にドリカムのラッピングを施した編成が現れるほか、CMソングはドリカムによる「九州をどこまでも」という曲で、九州新幹線をイメージした曲になっています。九州新幹線のCMといえば全通開業時のCM「祝・九州」が有名ですが、今回のキャンペーンソングもなかなかいい曲に仕上がっています。 



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