新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

夏の宮城旅〜1

2022-09-13 19:38:54 | 旅行
8月の夏休み。今年は少し長めの夏休みとなりました。そこでまだお盆のラッシュが始まる前に出かけてしまおうと思い、ほぼ前日に予約をして出かけました。

8/10の朝6時半ごろにバスに乗って舞浜駅へ。舞浜駅のホームで電車を待っているとディズニーリゾートの先にうっすらと富士山が見えていました。夏場に富士山が見えることは少ないのですが、幸先の良いスタートです。京葉線に乗って東京駅へ。東京駅へ出ると流石に人出が多く新幹線改札付近の窓口は混雑していました。

東京駅0740発のやまびこ125号仙台ゆきに乗って出発します。仙台やまびこには福島までつばさ号が連結されていますが、この列車はつばさ号のない単独運転。混雑は始まっており、3列席の窓側に座ります。
定刻に東京駅を発車。混んでくる大宮までに朝ごはんをすませてしまいます。大宮から通路側にやってきましたが、宇都宮で下車してゆきました。

福島駅で切り離しがないのでさっさと出るかと思えば、さにあらず。東京ゆきやまびこ・つばさ号の連結関係で東京ゆきやまびこ号が下り線を支障するのと、はやぶさ号の通過を待つために5分停車でした。
はやぶさ号に抜かれて福島を発車。白石蔵王は通過して仙台に0938に到着。

荷物をコインロッカーに入れて指定席券売機で仙台まるごとパスを購入。仙台近郊のJR線のほか仙台市営地下鉄、仙台市営バス、循環バスのるーぶる仙台、秋保温泉への宮城交通バスなどが2日間乗り降り自由のきっぷです。JRの駅での発売になっており、主要な交通機関である仙台市交通局では発売していないという摩訶不思議なきっぷです。

まずは東北本線の支線である利府支線に乗って利府町へ。1001発利府ゆき普通電車に乗ります。2両編成の電車は混んでいましたが、利府にあるイオンモールに行く人達でしょうか、新幹線車両センター脇の新利府駅でほとんど下車してゆきました。

利府駅で下車して利府町役場へ歩きます。利府町には宮城スタジアムがあり、2002年の日韓W杯や東京五輪のサッカー予選が開催されたので、その記念のモニュメントが宮城スタジアムへ向かう道ぞいに置かれていました。

利府町役場でマンホールカードをいただき、役場前にあるご当地マンホールも撮影。町内に仙台新幹線総合車両センターがあるので先代の200系新幹線電車と日本三景松島の景色がデザインされています。利府町は内陸のイメージがありますが、わずかに松島の海岸線にも接しています。

すぐそばにはポケモンマンホール、通称「ポケ蓋」もありました。東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島の3県の市町村から設置が始まり、現在は北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、栃木県宇都宮市、埼玉県所沢市、千葉県香取市、東京都町田市・台東区、神奈川県横浜市、新潟県小千谷市、三重県、滋賀県、奈良県斑鳩町、京都府京都市、大阪府東大阪市、兵庫県淡路市、鳥取県、岡山県倉敷市、香川県、福岡県北九州市、佐賀県佐賀市、宮崎県、鹿児島県指宿市、沖縄県に設置されています。都道府県のみの箇所は全県単位で展開しています。
役場から駅へ戻りしなに郵便局へ寄ってから電車を調べるとなんと1時間待ち。流石に暑い中1時間待つのは辛いなと思い、とりあえずコンビニで冷たいものとお昼ご飯を買って駅へ。クーリッシュでクールダウンしていると折り返しの電車がやってきたので、涼しい車内で20分ほど過ごします。空いている電車の中でお昼も済ませてしまいました。折り返し1133発の岩切行きで仙台へ戻ります。

利府支線は新幹線総合車両センターの脇を走りますが、車両センターには台車カバーを外されて留置されているH5系新幹線電車が。この新幹線電車は3/16の福島沖地震で脱線した「やまびこ223」に使われていた編成。現場から搬出されて一応編成は組んでいる状態で留置されています。所有しているJR北海道は高速走行に耐えられないことから廃車の意向を示しています。

ちょっと離れたところには連結されてやはり脱線をしたE6系電車。こちらは発表はありませんが、おそらく廃車になるのでしょう。新幹線史上、営業列車が脱線した2例目の当該編成が物悲しく留置されている様を見ながら岩切へ。岩切で仙石東北ラインの列車に乗り換えて仙台へ。

仙台へ戻ってから市営地下鉄に乗って郵便局巡り。この日の仙台の気温は34度。なるべく駅に近いところにある郵便局を狙い、涼しい地下鉄電車に少しでも長く乗れるようにして巡ります。もちろん給水もしっかりとしながら。

仙山線の北仙台駅です。1929年の開業以来の木造駅舎の残る駅です。地下鉄との乗換駅でもあるので乗降客も多いようです。

宮城県庁の玄関には仙台・宮城観光PR担当課長むすび丸のお姿が。お目どころ宮城県を象徴するおにぎり顔に、仙台藩伊達家の三日月形の兜、そして兜の紋も伊達家のものです。むすび丸は宮城県内のJR駅の縦型駅名標にその姿があります。

郵便局巡りは長町駅までで終了。長町からはJR東北本線で仙台駅へ出て、仙台駅西口のコンフォートホテルにチェックイン。前回泊まった時に地下道の出口から行けるのと、近くにあおば通駅があるのがわかっていたので、できる限り涼しい地下道を通って移動します。

ちょっと休憩してから仙台駅へ食料を買いに行きます。あおば通駅から一駅だけ電車に乗って仙台へ移動。フリーきっぷを持っているのでこの辺りは気になりません。夕食を調達してから仙石線で戻ります。ちょうど石巻行き電車にマンガッタンライナーがやってきました。ホテルへ帰ってから夕食をとってのんびりと過ごします。


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