新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

乗務員訓練

2012-05-20 11:59:00 | 鉄道

荒川車庫前での撮影を終え、都電に乗り熊ノ前から日暮里舎人ライナーに乗り換えて日暮里駅に出ました。ここからJR山手・京浜東北線で帰ればいいやと思い、JR改札口の方へ歩きながら、鉄スポットの下御隠殿橋の方を見ると、下の線路を赤いものに引かれたブルーの物体が上野駅の方へ走り去っていきました。
あれは北斗星ではないぞ!と思い、山手線電車に乗り上野駅へゆき地上ホームへ足を向けると…。

いました。赤い電気機関車に牽引されたブルーの客車が。編成が非常に短く、また各車両の連結面では貫通幌が切られていました。そして機関車の運転室には若い運転士とそれを見守るベテラン運転士。どうやら機関車牽引列車の乗務員訓練列車だったようです。

JR東日本では現在も3本の客車列車が運転されており、また行き止まり式の上野駅地上ホームを発着する客車列車を尾久にある車両基地に回送する際には、機関車で客車を押していく推進回送を行っています。しかも推進回送する区間が長く、列車が輻輳する本線を塞ぐことはできないため、先頭となる客車に安全確認の要員を置いて、無線によるやり取りで運転をする方式が伝統的にとられています。その回送運転もあるために乗務員訓練が必要なのでしょう。
いずれにしても非常に珍しい列車であることには違いありません。 


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