新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

行くぜ、東北。冬のごほうび〜4

2018-02-25 20:22:17 | 旅行

お部屋で少し休憩をしてから、夕ご飯を食べるついでに地下鉄を乗り歩きます。

仙台市営地下鉄は仙台駅を中心に南北線と東西線の2路線があります。南北線は乗ったことがあるので東西線に乗ります。

東西線は2015年に仙台市の東西を結ぶ路線として開通しました。建設費抑制のため、都営大江戸線や大阪市長堀鶴見緑地線、福岡市七隈線と同様のリニアモーター方式地下鉄になっています。車両前面は伊達正宗の兜の前立てをイメージしたものとなっています。ラインカラーは東京の地下鉄東西線と同じ水色。なんとなく親しみがあります。

車内は他のリニア地下鉄と同じく小さいですが、仙台市営地下鉄らしく客用ドアの窓が楕円形です。

車内には液晶式案内表示機が千鳥状に取り付けられています。ドアの反対側にはもう一画面取り付けられるスペースがありますが、今の所は取り付けられていません。そして画面の内容はなんだか見たことなあるようなレイアウト。路線カラーといいなんとなく仙台にいる気がしません。

こちらは東の終点荒井駅。地下鉄駅ですが立派な地上駅舎とバスターミナルもあり、郊外電車の駅といった感じです。この荒井駅舎には2011年の東日本大震災の仙台市での被災を後世に伝えるため、せんだい3.11メモリアル交流館が設置されています。2011年当時、地下鉄東西線は建設中でしたが、地震の被害を受けて建設が一時中断されています。そして当駅そばを走る仙台東部道路から海側は津波により甚大な被害を受けています。あの日の記憶を忘れないために訪れたいですが、残念ながら開館時間外でした。

荒井駅からは折り返し仙台へ戻りますが、駅名が気になった六丁の目駅に下車したりして戻ります。仙台駅ではなく東口付近にある宮城野通駅で下車して仙台駅を横断してホテルへ戻ります。戻りしな仙台駅ビルで中華惣菜などを買って、ホテルで平昌冬季五輪を見ながらの夕食となりました。
翌日2/12は夜中から降り出した雪が積もり、仙台市内でも積雪が。そんな中早起きをして仙台市営地下鉄東西線の残りの区間を乗りに行きます。ホテルから地下鉄の入り口まで歩く間にもズボンにや靴に雪がつくほどの降り方でした。


西側の終点は仙台城の後方の山にあたる八木山動物公園。

この八木山動物公園駅は線路面で日本一標高の高い場所にある地下鉄駅という、なんだか訳の分からなくなりそうなレコードホルダーの駅です。駅のエレベータにその標高と動物たちが描かれていました。

その八木山動物公園へは駅の駐車場の屋上からアクセスするようで、開園はしていませんがどんなものかと思いいって見ると、雪が積もって一面の銀世界になっていました。誰も歩いていないので積もったままの雪です。

当然のことながら雪は降り続き、積もった雪も深くなっているので、どこへも行くことができずそのまま駅へ戻りました。地下鉄に乗って再び仙台駅へ。JR仙台駅で仙台から郡山まで乗る予定の新幹線の指定席特急券を確保してからホテルへ戻りますが、仙台駅前も雪景色。地図を見ると仙台駅東西地下通路を通り、仙石線のあおば通駅まで行けば雪道をあまり歩かなくて済みそうなので、地下道を歩いてあおば通駅まで歩き、雪道を少し歩いてホテルへ戻ります。ホテルへ戻ってから朝食を食べて時間までのんびりと過ごします。


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