阿波川口駅に着く前にお食事が届けられていました。すぐに駅に到着してしまったので食べるわけにいかず、阿波川口駅発車後にいただくことにします。
遊山箱に入ったお弁当形式のようです。
開けてみるとお重が三つ入っていました。取っ手も付いていてこのままお持ち帰りして使いたい感じです。でも、この遊山箱は持ち帰れず、代わりに空の遊山箱が車内販売で販売されていました。
こちらがお重の中身。三好市の日本料理「味匠藤本」の料理長監修の「おとなの遊山箱」です。この日(2/9)は冬のメニューでした。それでは中身のご紹介です。
一の重
珍味入 季節の和え物
鰆柚香焼き
海老芝煮
若鶏葱焼き、玉子焼き
トリュフボール
紅白かまぼこ、季節のお煮しめ
梅玉子
二の重
半月押し寿し
ちりめんごはん
梅しそごはん
五色ごまごはん
弥生巻き、金紙包み甘らっきょう
*徳島県産米使用
三の重
牛肉あぶり焼き
四季の果物(いちご)
また後から椀物としてにし阿波もてなし汁が出てきました。15時前後のお食事タイムでどうかと思いましたが、全体的に少量で作られており、また味も抑えられた感じで美味しくいただけました。うずらの卵を梅酢につけて色付けをしている梅玉子などはなかなかいい仕事をしています。流れ行く景色を眺めながら食べるというのもまた格別です。
食事をしているうちに第1吉野川橋りょうを渡ります。この辺りは大歩危小歩危峡を通り過ぎた吉野川が、四国山地にぶつかり向きを変えて徳島方向へと流れていくところになります。
景色を見ながら食事を楽しみ、食べ終えた頃に阿波池田駅に到着しました。ここで上下の特急南風と待ち合わせのために停車します。もちろんホームでは駅員さんなどがお出迎え。ホームに降りることができます。