新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

週末パスで乗り鉄2018初秋〜2

2018-09-11 20:08:08 | 旅行

郡山行きのバスはいわき中央インターで常磐自動車道に入り、いわきJCTからは磐越自動車道を走ります。つい半月前に自分で運転して走った高速道をバスに乗って走るのはちょっと変な感じがします。しかしすることがないので音楽を聴きながらバスの揺れに身を任せてしばし睡眠補給。バスは途中小野インターで乗降扱いがあるほかは磐越道を走り、郡山東インターで一般道へ降りて定刻よりもやや早い1150頃に郡山駅西口に到着。小雨降る郡山駅前ではイベントが行われていました。
とりあえず郡山駅ビル内にあるマクドでお昼ご飯。その後郡山駅近くをぶらぶら歩きます。小雨模様なので傘を差そうかと持参の折り畳み傘を開くと、壊れていました。小雨で帽子もかぶっているので傘は使わずに歩きます。駅へ戻り列車の時間には早いですが、ホームに入ります。

側線に停車しているEH500型電気機関車や貨車の入れ替え風景を眺めて過ごします。吹き抜ける風が心地よく、秋を感じさせます。しかし次第に雨が降り出し、ホームに容赦なく吹き付けます。そんな中回送で次に乗る列車が到着しました。

乗車するのは1345発水郡線常陸大子行き。キハE130系2両編成です。キハE130系は3ドアセミクロスシートの気動車で、JR東日本の新世代電車と共通の部品を使うことでコストダウンを図っています。水郡線のほか久留里線や八戸線に投入されています。水郡線では両運転台のキハE130形と2両ユニットのキハE131形+キハE132形が活躍しています。座席を確保してから飲み物だけ買って発車を待ちます。1345定刻に郡山を発車。

安積永盛までは東北本線を走り、水郡線へと入ってゆきます。穂が出て間も無く収穫を迎えそうな田園風景を見ながら、ディーゼル列車の揺れに身を任せます。バスと列車ではやはり心地よさが違います。規則正しく刻むジョイント音とディーゼルエンジンの唸り音が性に合っているのでしょうか。

途中の磐城塙駅で郡山行きと交換待ち合わせ。時間が少しあったのでホームに降りてみると、涼しさを感じます。


列車は次第に久慈川の作る渓谷沿いを走るようになります。矢祭町に入り、矢祭山駅を発車すると茨城県に入り、郡山から1時間40分ほどの乗車で終点常陸大子に1536に到着。接続の水戸行きは1555発と少々時間があるので、駅の外へ出てみます。

常陸大子駅者は1926年に建築された木造駅舎で2016年にリニューアルされています。また当駅には水郡線営業所も併設されて降り、車両基地や乗務員基地も置かれる水郡線の中枢の駅でもあります。あまり時間がないので駅前を少し歩いただけで戻りました。