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新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

房総ぶらり乗り鉄 6

2012-03-19 20:57:14 | 旅行

大原からいすみ鉄道にゆられます。いすみ鉄道沿線には菜の花が植えられ、この時期は菜の花の中を列車が走るのですが、今年の寒さで菜の花すら開花が遅れているようです。この分だと城見ケ丘ーデンタルサポート大多喜間では桜と菜の花のコラボレーションとなりそうです。デンタルサポート大多喜から団体客が乗り車内は一気に活況を呈します。途中の橋梁上にはムーミンが釣りをしているのですが、その橋梁が近くなると、運転席横にいた親子連れに運転士が声をかけて、その橋梁上で減速していました。

上総中野には16時19分に到着。雨は相変わらず降っていたので団体客以外は小さい駅舎の中で、小湊鉄道の列車を待ちます。やや遅れて小湊鉄道の列車が到着。
こちらはキハ200形といい、旧国鉄のキハ20系をベースに製造された気動車でこちらも今や貴重な気動車となっています。前照灯を左右に振り分けた結果、製造当時親会社だった京成電鉄の3100形電車に似たものとなりました。本家の京成電鉄で3000系列が淘汰されている今、こちらも貴重な京成顔となっています。折り返し16時38分発の五井行きには乗り継ぎ客を含め10数人が乗車。フリー切符効果でしょうか。五井行きの気動車にゆられ、五井からJR内房線・総武線に乗ってかえりました。 


房総ぶらり乗り鉄 5

2012-03-19 20:41:15 | 旅行

急行を見送り1時間後の上総中野行きを待ちます。この列車は予定では急行に乗った後、デンタルサポート大多喜駅から乗る予定の列車でした。その上総中野行きはいすみ205の単行。いすみ200形は1988年にJR木原線から転換された際に投入されたいすみ100形をロングシートに改造した車両で、当時の第三セクター鉄道用にバスと共通の部品を使用しコスト削減を図った車両です。現在はいすみ鉄道にのみ残っていますが、置き換えが決定しています。ちなみに正式な型式名は「いすみ200’」と言うそうで、ダッシュ記号がついている鉄道車両は非常に珍しいです。

そしていすみ鉄道は近年ムーミン列車で増収をはかっており、いすみ200形各車両はムーミンのキャラクターが1両ずつ設定されており、205号はスナフキン車両となっていました。先頭部にはスナフキンが乗務しています。雨が少しずつ強くなる中15時30分に大原駅を発車しました。


房総ぶらり乗り鉄 4

2012-03-19 20:31:43 | 旅行

のんびりとお昼ご飯を食べて安房鴨川13時40分発特急わかしお18号に乗ります。次の目的は大原からいすみ鉄道のキハ52形気動車で運転される急行に乗ること。このわかしおに乗れば9分の乗り換え時間で乗れることがわかっています。大原までしばし休憩タイムです。ところが、安房小湊を発車するとゆっくりとしたスピードで走るではないですか。何でも安房小湊ー行川アイランド間で風による速度規制とのこと。次の行川アイランドには6分遅れで到着。こうなると間に合うかどうかわかりません。とりあえず大原まで乗って判断することにします。

大原には6分の遅れを持ったまま到着。いの一番に下車していすみ鉄道ホームへ向かいますが、非情にもホームには発車ベルが鳴り響いていました。急行券を買ったりしなければならないで乗車は断念し、発車していくキハ52を見送りました。 

ところが捨てる神あれば拾う神ありとはこのこと。JRのホームを見ると見慣れない電車が止まっていました。485系お座敷電車「宴」です。こちらは正真正銘のお座敷電車で小山車両センターに所属しています。この日は宇都宮線土呂から団体客を勝浦まで輸送した後、回送電車で所属区へかえるところだったようです。