震災から1年経った浦安の状況です。震災直後の状況はこちらをご覧ください。
浦安市入船の陥没した道路柵。そのままの状態でとりあえず復旧させたようで、陥没して曲がったままになっています。
液状化で土砂が吹き出しぐちゃぐちゃになっていた浦安市明海、明海小学校北側の道路。こちらは土砂が取り除かれ見た目はきれいになっていますが、よく見ると歩道は斜めに傾いたままです。
そして最後は浦安市明海の交差点で震災直後に飛び出していたマンホール。あれだけ飛び出していたマンホールもすっかり元に戻っています。市内ではあちこちでマンホールが飛び出していましたが、大きく飛び出した物に関しては元通り埋め戻されています。
震災直後はあちこちで液状化による土砂が噴出していた浦安市内もすっかり片付けられていて、見た目はきれいになっていますが、液状化の地盤沈下により道路はまだまだデコボコしたままです。平成24年度より復旧工事の予算がついているので、これから復旧していくものと思われます。
本日、東日本大震災から1年がすぎました。そこで1年前にアップした浦安の状況の1年後の状況をご覧いただきます。
まずは浦安市富岡の日生研修センター前の歩道。この歩道は震災時に液状化により、土砂が噴出し視覚障害者用の点字ブロック部分から陥没しましたが、陥没した部分はとりあえず埋めて復旧しています。わずかに残っていた視覚障害者用の点字ブロックはそのままです。
次は地盤沈下により護岸堤防との段差ができていた地点。こちらは護岸堤防を一度撤去して作り直す工事が現在行われています。この境川の護岸堤防は両岸とも被害を受けているので、現在広範囲に渡って復旧工事が行われています。
順天堂大学浦安病院は建物の外の地盤を持ち上げる形で復旧をしている模様です。手前に段差ができているのがわかりますが、ここは植栽が植えられ見づらくなっています。
昨年の東北地方太平洋沖地震による、東日本大震災で犠牲になられた皆様に哀悼の意を表すとともに、被災された地域が一刻も早く復興なさることをご祈念いたします。