近頃の教育とかいろいろブツブツ

近頃の教育としましたが、数十年前より状況がおかしいと思います。
他のこともブツブツと愚痴ると思います。
隔日です。

日本人の国際感覚

2005年04月07日 | Weblog
でも、ヒョッとしたら「読解力」及び「想像力」などについてかも。
昨日の「そのとき歴史が動いた」で再度「蒙古襲来」を取り上げていました。今回は、元からの「国書」の扱いから入っていってました。
それによると、相当長い期間(年単位ですよ)元は日本と友好同盟を結びたいというような内容であったそうです。それを、「従属」を要求されたように解釈だったようですね。朝廷は「祈祷」に走り、鎌倉幕府は防備に走っています。まあ、鎌倉幕府の外交顧問みたいなのが、そのとき元と戦っていた南宋出身の僧だけだったようです。当時、日本に来るのはそのような人物ぐらいなので仕方がないかな。
戦いは、一回目は「脅し」だったので元はすぐに撤退しました。二回目は、防備を固め(帝国陸軍などは?)、兵器も元より良いものを使用する(帝国陸軍と違うところ)などして上陸を阻むことに成功したため、台風の季節まで漂流されることができたため、なんとか勝利できたということですね。これを「神風」とかいって「運」だけのように解釈している向きがいますが歴史から何を学んでいるのでしょうか。
問題は、「国書」の解釈です。今、元の資料からその内容が明らかになってきたようなのですね。元の世界戦略と日本との関係とか話もありましたが、日本人はある解釈に凝り固まっていたような気がします。
これは、太平洋戦争やその少し前の日本国内の議論などと重なるような気がします。この昭和期は「戦争」がまずあって外交交渉とは単なる飾るではなかったと思えるのですがいかがでしょうか。
そして、現代も「世界の中の日本」「アジアの中の日本」「貿易によってのみ成り立っている日本」をきれいに忘れているような言動をされる人が結構目につきます。
戦争がなければ、日本は今も「大日本帝国憲法」のままだと思います。どうして、憲法を改正せざるおえないような戦争をしたのか、今後このようなことにならないようにするにはどのようにしたら良いのかを、「歴史を鏡」として検証する必要があると考えています。
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教科書検定

2005年04月06日 | Weblog
昨日、中学校用の教科書の検定結果が発表され、すべてが合格したと言うことですね。まあ、検定の合格しないと教科書として発売できないので出版社は、検定意見に合わせて修正をしたからです。
ここで問題になるのが、検定基準ですね。文部科学省の指導要領に則っているというのでが、外部の圧力にも影響されているようですね。
過去は、大学教育の基礎としての程度から惰性で小中高の割り振りがあったのでは。ところが、近年学力低下が喧しく言われるようになりました。それで、「ゆとり教育」をやめて、教える項目を増やしたらしいですね。
ところで、日本の教育、おかしくありませんか。司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」によりますと、第二次世界大戦の時、イギリス軍では、「日本軍で一番愚かなのは参謀肩章をつけている者らである。」というようなことを言っていたそうです。事実、インパール作戦みたいな作戦を行って多くの将兵を犠牲にしましたね。白骨街道とか。
陸軍大学というのは当時エリートが集まっているはずですね。今もエリートが集まっているはずの官僚やいくつかの企業で不都合が生じています。それも、唖然とするようなことで。例えば、バブル期の土地投機なんかに対する金融機関の融資姿勢なんかもね。
ようするに、記憶することが「勉強」という認識かな。ですから、帝国陸軍は日露戦争で良いとされた戦法で戦うものですから、体勢を立て直した米英は戦いやすかったそうです。教えられたとおりということです。まともに考えることができない。今のどこかの政権党のかな。
学力低下の原因の一つが大学入試センター試験に代表される「択一式」で「序列」をつけるということをしているからでは。
「教科書の内容を良く理解し、それによって行動がよりよい方向に変化させる」のも教育の持つ目的の一つですね。
でも、検定でそのような方向性を求めているのかな。ページ数とかの制限で項目羅列に終わっているのでは。さらに、「歴史」において本当の意味の未来志向の記述にはなっていないようですね。それどころか、日本をもう一度破滅に追いやりたいのかな。どうして、あの戦争に突入して自滅していったのか。そのようなことが起こらないようにするにはどのようにしたらよいのか。これを十分に行っていたら「バブル期の土地投機」などが起こらなかったような気がします。ドイツの戦後教育の原点は「二度と戦争(ナチスみたいな政権)を起こさないようにするにはどうするのが良いのか」というところにあるような気がします。
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歴史認識について

2005年04月05日 | Weblog
日本は「歴史を鏡とする」ことがヘタですね。司馬遼太郎氏は、「雑談 昭和への道」で「自己解剖の勇気」というテーマについて話されています。
例えば、「南京の虐殺」についてですが、中国人にとっては日本軍が南京まできたことによって引き起こされていますね。日本軍が来なければ起こっていないのです。だから、トルコでは、この手の「反日感情」は絶無だと思います。
原因について、考察することは日本にとっても大きな利益があるはずです。それをせずに当時と同じような精神構造のまま招いた失敗の一つが「バブル期の土地投機」だと思います。なにも考えずに「皆で渡れば怖くない」的発想は当時と全く変わっていないと思います。
何も考えていない例が、有明海の干拓事業にも出ていますね。高速道路も地場のしっかりしているところ以外は土建終了で効果は終わっているのに「高速道路」と叫んでいますし、空港も閑古鳥の鳴いているところも多いですね。それでも、「公共事業」を求めますね。
日産のゴーン氏は、「日産の目標は過去の延長線上にあって達成可能なことで、社員の活力を向上させるためには達成できる必要がある。」というような意味のことを言われていました。
この場合も日産の過去と現在に対して冷静な検証と反省が必要ですね。
日本は国の単位では、このような検証と反省をしてきたとは思えません。
今のままでは、また、あの自滅への道となった戦争の時のように「自滅」の方向に進むのではと危惧しています。
さらに、拉致事件や空襲を日本人が忘れないようにアジアの諸国民は、太平洋戦争での被害を忘れないと思います。
教育でも、検証もせず「相対評価」にどっぷりつかっているところが多いですね。
健康面も、偽情報によく騙されて人が結構います。
それで、ここまで日本が発展できたのが不思議です。
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郵政民営化

2005年04月04日 | Weblog
少しここのタイトルとずれますが。
漸く小泉首相が決断したようですね。
自民党の様子を見ていると、頭がガチガチの社会主義国を見ているような気がします。
いろいろ理由をつけていますが、その中に「地方」のこともありますね。
東京一局集中の状況を助長したのは自民党のような気がします。族議員なるものをつくり、官僚機構の権限と一体化を図り、土建で一見選挙区が豊かになるような錯覚を与え、結局都市部への流出という事態を招いたのでは。
規制緩和をやって民間活力を生かそうにも人材が流出したあとでは難しいですね。
借金だらけの国を作っておいて、地方財政もくそもないかも。
今は小さな政府を目指すときですね。なにもかも、国や地方公共団体でするのではなく「民間」をうまく使うべきです。そのためには、民間が参入しやすい状況を作る必要があります。国の関与を減らすためにも郵政民営化ですね。
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病気の予防

2005年04月03日 | Weblog
病気を予防するにはどのようにすると良いのでしょうか。日経健康面で「養生訓」に代わって、今月より「なるほど予防学」になりました。来週から本格連載です。
私の思う予防法の第一は「煙草を吸わない」ですね。第二が「栄養のバランスを考えた食事」、「早寝早起き」、「適度な運動」、「不必要な冷房や暖房をせず、体温調節能力を鍛える」とかなど色々あります。
それと大きいのが「正しい基礎的知識を活用できるように理解する。」ことができるように努力するということもです。誤った情報を鵜呑みにすれば、予防どころか非常に危険ですからね。インターネット上にいろいろな情報が流れています。役に立つ情報もあれば、「害」しかならないウソ情報、お笑い系の情報と色々ありますね。どれが必要な情報かを見極める能力というのが大切ですね。
これは、健康の分野のみならずすべての分野で必要なことでは。
そうすると、今の教育はおかしいのでは。だから、社会や企業が求める「優秀な人材」というのが少ないことになると思います。
単に「記憶」するだけなら「電子辞書」などの方が圧倒的正確さと量を誇ることができますね。人間はPCとは違い、自力で「向上」することができます。その「向上」する力を育てるのが教育だと思います。今の教育の多くはこの「向上」心を蝕んでいると思います。
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大学卒の就職について

2005年04月02日 | Weblog
昨日より日経一面に「V字回復 採用前線」というのがありました。今日の見出しは「能力優先 崩れる常識」です。その他にも「中途でも部長級」というのもありました。
「企業は人材構成の良しあしが競争力に大きく影響することを理解し始めた」と一橋大学大学院の守島教授が指摘されています。
この人材構成とは「年齢構成」だけではないですね。「能力」についてが大きなウエートを占めているはずです。企業にとって必要な「能力」ですね。
以前、「自分で問題点を見つけ、解決法を調べたりして考え、周りを巻き込みながら実行できる自立的な人材」などもこの能力になるのでは。
確か、イオンでしたか、2005年度採用で500人募集のところ約300人ほどで打ち切ったようです。応募者が多数いても、期待する人材がこの程度しかいなかったということのようです。この姿勢は他社にも共通しているようです。
さらに、中途採用が増加している。松下電器では技術系で中途の方が多くなるようです。たしか、ここも外国大学卒の採用も積極的になっていたはずです。
企業活動の国際化に伴い外国大学出身者の採用になれてきたのも、この傾向に拍車をかけるようです。
日本の大学、しっかりしてください。卒業しても就職口がないというのでは多くの学生にとっては大学に行く価値がないということになりますね。
大学での改革が良い方向に向かってもらい、それが小中高校に良い影響を与えることを期待しています。
児童生徒学生がより良い将来に希望を持てるようになって有意義な人生を送れるようになって欲しいです。
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健康とは 健康を求めて
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新年度

2005年04月01日 | Weblog
日本では、今日からがいろいろなことの始まりになっていますね。
会社では入社式が行われ、新人が入ってくるわけですね。学校でも上旬に入学式が行われますね。すでに、今日入学式のところも多いようです。これは、新入生の数の確定を早くしたいというのがあるのかな。昨年は東京都にある国立大学で一時定員割れが起こったそうです。補欠で補充できたとのことです。
学校の方はそれほどでもないのですが、就職の方は「七五三」などということがあるようですね。入社後三年以内に退社する割合です。中卒で七割。高卒で五割。大卒で三割ぐらいということからきているそうです。
どうして、これほど退社率が高いのでしょうか。経営者側、従業員側のどちらにも問題があるのかな。
ある新聞で、勤めた業界についてエキスパートというかある程度ものになるまで働き続けられない若者が結構多くいるというのです。35才ぐらいまでは「若い」ということで転職もしやすいようですがそれ以上になると、勤めた業界についてエキスパートというかある程度ものになって必要があるというのです。そのためには結構継続して勤める必要がありますね。
持続する勇気、場合によると見切りをつける勇気、両方の決断力を持つ必要があるのですが、今の子育て、教育、社会の状況はこれらをつけさせるようにはなっていないと思います。いかがでしょうか。
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