近頃の教育とかいろいろブツブツ

近頃の教育としましたが、数十年前より状況がおかしいと思います。
他のこともブツブツと愚痴ると思います。
隔日です。

教科書検定

2005年04月06日 | Weblog
昨日、中学校用の教科書の検定結果が発表され、すべてが合格したと言うことですね。まあ、検定の合格しないと教科書として発売できないので出版社は、検定意見に合わせて修正をしたからです。
ここで問題になるのが、検定基準ですね。文部科学省の指導要領に則っているというのでが、外部の圧力にも影響されているようですね。
過去は、大学教育の基礎としての程度から惰性で小中高の割り振りがあったのでは。ところが、近年学力低下が喧しく言われるようになりました。それで、「ゆとり教育」をやめて、教える項目を増やしたらしいですね。
ところで、日本の教育、おかしくありませんか。司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」によりますと、第二次世界大戦の時、イギリス軍では、「日本軍で一番愚かなのは参謀肩章をつけている者らである。」というようなことを言っていたそうです。事実、インパール作戦みたいな作戦を行って多くの将兵を犠牲にしましたね。白骨街道とか。
陸軍大学というのは当時エリートが集まっているはずですね。今もエリートが集まっているはずの官僚やいくつかの企業で不都合が生じています。それも、唖然とするようなことで。例えば、バブル期の土地投機なんかに対する金融機関の融資姿勢なんかもね。
ようするに、記憶することが「勉強」という認識かな。ですから、帝国陸軍は日露戦争で良いとされた戦法で戦うものですから、体勢を立て直した米英は戦いやすかったそうです。教えられたとおりということです。まともに考えることができない。今のどこかの政権党のかな。
学力低下の原因の一つが大学入試センター試験に代表される「択一式」で「序列」をつけるということをしているからでは。
「教科書の内容を良く理解し、それによって行動がよりよい方向に変化させる」のも教育の持つ目的の一つですね。
でも、検定でそのような方向性を求めているのかな。ページ数とかの制限で項目羅列に終わっているのでは。さらに、「歴史」において本当の意味の未来志向の記述にはなっていないようですね。それどころか、日本をもう一度破滅に追いやりたいのかな。どうして、あの戦争に突入して自滅していったのか。そのようなことが起こらないようにするにはどのようにしたらよいのか。これを十分に行っていたら「バブル期の土地投機」などが起こらなかったような気がします。ドイツの戦後教育の原点は「二度と戦争(ナチスみたいな政権)を起こさないようにするにはどうするのが良いのか」というところにあるような気がします。
煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう
日本の教育どう思われますか。
教育について語りましょう。
コメント
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