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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

小池知事を正面から追及、同時に建設的な提案で都民の願い実現へ──共産党の米倉都議が代表質問

2017-12-06 | 東京都政・都議会のこと

 都議会は各会派の代表質問が行われました。

 日本共産党都議団は、米倉春奈都議が質問に立ちました。

 米倉都議は冒頭、小池知事が総選挙でとった行動について「窮地にあった安倍政権を助け、自民党が単独過半数を閉めるという結果を招きました。知事は、その重い責任を、どう認識しているのですか」と追及。

 これに対して小池知事は、真正面からは答えず「選挙の結果は尊重する」と述べるにとどまりました。

 また、豊洲移転問題について「納得と合意なしに移転を強引に進めることは許されない」「地下水の水位が下がらない原因が解明されていないのですから、追加対策をしても目標どおりに水位が下がる保証はない」「地下空間対策について(一定の時間をかけて)科学者・専門家を入れて確認・検証を行うことが必要だがどうか」「市場内取引を確保・発展させるという発言の有言実行を求める」「(築地再開発の検討について)市場業者も入ったオープンな場での議論が必要」「今ならまだ間に合う。今一度、立ち止まるべき」と多角的に質問をしました。

 これに対して知事は、市場関係者の多くの方々が不安や懸念を抱いている問題に向き合う姿勢はなく、「新たな豊洲ブランド」を構築していくと述べました。

 本会議場が騒然となったのは、米倉都議が豊洲の工事入札が不調となっていることを受けて都が「随意契約」を検討しているがこれは本当かと聞いたのに対して、知事は、知事としてやるべきこと、ステップを一つずつ踏みながら、クリアに行っている」と真正面から何も答えませんでした。

 さらに、国民健康保険制度について「相互扶助」だとしているのは大問題だと追及したのに対して、福祉保健局長がまともに答えることなく最終的には国保運営協議会の会長が「相互扶助」と言っていると答弁したことに、これで東京都が保険者として役割を果たせるのかという思いを強くしました。

 同時に、代表質問を通じて、多くの課題で前進を築くことができました。

 2017年度で期限を迎える福祉施設整備のための都有地貸付減額制度について、継続と対象拡大を求めた質問には「来年度については現在検討している」と。

 また、心身障害者医療費助成制度(=マル障)の対象に精神障害者も含めることを求める請願が全会一致で採択されたことを受けての対応を求めた質問には「精神障害者への対象拡大に向け、窓口業務を担う区市町村と協議を行いながら検討している」と。

 また、医療的ケアが必要な子どもの通学保障すべきだと求めた質問には「学校に安定的に通学できる仕組みを整備する必要がある」「医療的ケアの範囲について継続的に検討」「看護師を配置するとともに、専門性向上のための研修等に努める」と・

 また、水防法改正に伴う減災協議会の設置を求めた質問には「今月中に設置する」と。

 また、住宅耐震化を加速させるために都の補助対象を拡充すべきとの質問には「整備地域対象外においても、所有者への積極的な働きかけを行う区市町村を対象に助成を検討するなど、耐震化を促進していく」と。

 小池知事を真正面から追及するとともに、都民の切実な願いを前に進めるために力を尽くしていきます。

 (写真は長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)

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来年2月の町田市長選に木原のぶよしが立候補を表明

2017-12-05 | 町田市政・市議会のこと

 来年2月に行われる町田市長選挙に、明るく住みよい革新町田をつくる市民の会(革新町田市民の会)から木原のぶよし事務局長が出馬することになりました。(「住民自治生きる市政に~木原市長候補が決意」

 石阪市政に対して、次々と市民からの請願が提出され、市政転換の方向を指し示す声が上がりました。

 市民に冷たい市政から、町田市の緑を守り、憲法を生かした高齢者も障害者も若者も元気に暮らせる市政を実現する──木原さんらしい立候補表明に、心から連帯し市政刷新のために全力を尽くしていきたいと思います。

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最高でした!町田稲荷の狛狐at本田亮個展──12月16日まで町田パリオでやってます

2017-12-04 | 日々思うこと、考えたこと

 行ってきました!「町田稲荷の狛狐at本田亮個展」。

 一言でいえば、最高でした。

 「みんなが、がむしゃらに走っていた時代もありました。狛狐たちの見る、町田の『今と昔』」

 今をカラー、昔をモノクロで描く斬新さとともに、町田のよさとはなにかを突きつけられる作品たち。

 また、私が訪れた日は、子どもたちと本田さんがトークしながら絵を仕上げていくという、かつてない方法で作品が仕上がっていきました。

 中垣ゆたかさんとのコラボも、実は作品の中で塗り忘れがあったことも含めて、本当に最高でした。

 たびたび本田さんの発言にははっとさせられ、共感しています。今回の個展も万難を排して行って多くのことを学ばせてもらいました。

 私がいろいろ話すより、本田さんのインタビューをご覧いただけると幸いです。

 この日は、町田パリオ全体で「パリコレッ!キッズフェスティバル vol.1 at 町田パリオ」も行われていて、子どもたちは大満足。子どもたちが楽しめる企画でしたが、個人的には保護者にとっても居心地のよいスペースだったと感じました。

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町田シバヒロウインターフェスティバル

2017-12-03 | 活動のこと

 朝一番、町田市子どもマラソン大会の開会式へ。

 青空が広がる、マラソン日和でしたがやっぱり日陰は寒いですね。

 子どもたちは、とても元気よく快走していました。

 スターターは、市長や議長など何人かが行いましたが、殿村副議長も。

 その後は、赤い屋根「豆富まつり」をはじめいくつかのイベントへ。

 夕方からは、町田シバヒロで行われた「町田シバヒロウインターフェスティバル」へ。

 今年は、年明け14日まで開催してます。

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第4回定例会──小池知事の所信表明

2017-12-02 | 東京都政・都議会のこと

 2017年第4回定例会が開会しました。

 1日、小池知事が所信表明を行いました。

 所信表明は、冒頭に亡くなられた名誉都民の方への追悼の言葉の次に、総選挙について述べました。

 「このたびの総選挙に当たりまして、私自身の行動により、多くの皆様にご困惑、ご心配をおかけをいたしました。自らを厳しく省み、改めて都民第一、都民ファーストの姿勢で、都政に専念いたしたく、ご指導、ご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます」

 都政に専念すべきだという世論があったにも関わらず、国政政党の代表となったことにどれだけ責任を感じているのでしょうか。

 知事は、

 「東京の持続的な成長が、日本の経済成長を牽引する原動力となる。そうした確信の下、私はこれまで、都政の体質を変えるべく情報公開を徹底しながら、大胆な待機児童対策、都市間競争を勝ち抜く成長戦略の展開、2020年大会を契機としたさらなる成熟都市への取組をはじめ、幅広く力を尽くしてまいりました」

 とも述べました。

 しかし、この間の知事の振る舞いや知事が率いた都民ファーストの会の動きを見ていると、「都政の体質」を変えるとは思えない動きがいくつもあります。

 最終的には「都市間競争に勝ち抜く成長戦略の展開」に落とし込まれているところを見ても、都民の切実な暮らしの願いに応えることができるのか課題山積です。

 築地市場の豊洲移転問題について

 「豊洲ならではの活気や賑わいの創出につきましては、千客万来施設の整備をはじめ、地元区や関係者とも知恵を出し合いながら積極的に取り組んでまいります。こうしたステップの先に、豊洲市場を、誰もが安心できる活気溢れる日本の中核市場へと育て上げ、新たな豊洲ブランドを確立したいと思います」

 と述べました。

 はじめて登場した「豊洲ブランド」。築地のことは「自由な発想で検討」まちづくりの大きな視点」と、築地市場に市場機能を残すことを口にしたことをはじめ、都議選前に自らが語った内容からは大きく後退し、新たな開発に向けた検討にひた走る姿。

 6日には代表質問、8日には一般質問。ここで徹底的に論戦していきます。

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