町田市は、明日(11日)から小学校給食食材について放射線量検査をすることが明らかになりました。これまで、多くのみなさんから強い要望が出されていたものであり、昨年12月議会の私の質問に対して「実施の方向で検討する」と答弁した内容にこたえるものです。
その概要は、以下の通りです。
(1)検査方法
小学校が個別に献立を立て、食材購入をおこなっている町田市の給食の現状に鑑み、調理済みの給食1食分(1プレート)を検査する方法を採用する。但し、同方式は文部科学省から基準となる数値が現時点では示されていないため、当面の間下記の通り町田市で当月使う食材の中から、使用頻度の高い食材を選定して検査をおこなう。
①町田市で当月使用する食材をあらかじめ教育委員会が集約し、その中から使用頻度の高い食材を選定する。
②1回の検査品目は10品目とし、そのうち2品目は牛乳と米とする。
③検査頻度は2週間に1回とする。
④米は23年度米を検査する。
⑤給食1食分(1プレート)の検査方式は4月から始める予定で準備する。
(2)検査機器
ゲルマニウム半導体検出器
(3)検査機関
財団法人 東京顕微鏡院
(4)検査後の対応
検体提出後1週間で結果が出るので、ホームページで公表する。
(5)検査開始日
2012年1月11日(3学期給食開始日)
当初は「やらない」としてきたところから、みなさんと力を合わせて扉をこじ開けることができました。市議会は、9月議会で全会一致の決議をあげました。日本共産党市議団は、一般質問や数回にわたる申し入れなどをおこなってきました。今回の給食食材の放射性物質の測定は、非常に重要な一歩をひらくことができたと思います。引き続き、みなさんと力を合わせて、放射能から子どもたちを守るとりくみ、そして原発ゼロの日本を実現しましょう。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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