このところ、議会での質問準備もあって保育関係の本を読み続けてきたところですが、今年は、昨年以上に本を読み勉強に励む一年にしたいと思っています。
年末年始のあれこれを見ていても、「不透明」「先行きがわからない」「閉塞感」という言葉が並ぶ一方、「消費税増税」をはじめ国民生活を壊す内容が目立ちます。
大手メディアが大量に流す情報だけで何かを選択しようと思えば、大手メディアの意図する方向に進むでしょう(現場の記者のみなさんは非常にがんばっていると感じています)。そのなかで、「しんぶん赤旗」の役割は大きくなることは間違いありません。同時に、自らが受け身ではなく発信者となることに、非常に大きな意味があると思います。
年始に読んだ『メディアをつくる 「小さな声」を伝えるために』(白石草、2011年、岩波ブックレット)のなかでも、「長年、日本では、メディアと市民の役割が固定化され、市民は消費者として受け身の存在に甘んじてきた。逆にマスメディアは、サービス提供者として、『お客様』の期待に沿う番組づくりを優先させてきた」と指摘をし、「自分たちで社会を変えていけるという当事者意識を持ち、自分で考え、自分の言葉で身近な問題を伝える」ことの重要性が問題提起されています。
アラブ諸国などで起こった革命もその一つの出来事でした。それを前後して、twitterやfacebookに関する書籍や論評などが、多く出されていますが、これも「閉塞感」を打ち破るために、時代を象徴する流れなのだと感じています。
一大政治決戦の年。当事者として、情報発信をする人の数は間違いなく増えることでしょう。私も、知的財産に学びつつ、当事者として社会変革をすすめていきたいと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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