No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

肋骨は運動器官

2005年04月30日 | Weblog
今日高岡英夫さんの「肋骨開発法」に出てきました。
いろんなことを学びましたが、一番お伝えしたいことは、
タイトルにもある通り、”肋骨は運動器官である”ということです。

我々一般人は肋骨を動かない固まった、
ただの器官を守る箱としか使えていませんが、
様々な分野の達人はこの肋骨を動く運動器官として使えます。
そのことにより、よりしなやかに、よりパワフルに、
そしてより美しく動くことが可能になります。

一般人に多いあまり好ましくない身体の使い方は
体幹部を使わず、先端だけで動作を行うことだという話は
レッスンや日記でも何度もしてきました。
なので僕は今まで骨盤や肩胛骨をうまく使うことを重視してきましたが、
そのもっと深いところに”肋骨と背骨を動かす”というものがありました。
テニスの上半身の動きに置き換えて、
もう一度簡単にまとめると以下のようになります。

1.肩を支点にしてボールを打つ
2.肩胛骨を支点にしてボールを打つ
3.肋骨&背骨を支点にしてボールを打つ

言うまでもなく3が一番レベルの高い状態で、
このレベルまで行けば、肩胛骨の自由度は高まり、
より柔軟且つパワフルにボールを打つことができます。

それではどうすればそのレベルに行けるのでしょう?
僕も全然できてないので偉そうには言えませんが、
肋骨&背骨まわりの筋肉をゆるめ、
そしてそのあたりの意識を高めて自由に動かせるように訓練することでしょうね。

まぁ完璧にこの動作を習得するには相当な訓練が必要でしょうけど、
少しずつでも動かせていければ良いですね。
少なくとも、そこにゴールがあるということを知って
進むべき方向性をはっきりさせておくことはとても重要でしょう。

テニス以外のスポーツやいろんな分野での達人の動きを
こういう視点で観察できるようになると非常におもしろいんじゃないでしょうか。
一流ではなく超超一流でないとできてないかも知れませんが・・・

それではまだまだGWが続きますが、楽しいバケーションを!

学ぶためにお金を使う

2005年04月29日 | Weblog
明日高岡英夫さんの「肋骨開発法」に行ってきます。
ずっと行きたいとは思っていたのですが、
なんせ値段が9万6千円と結構するので参加に踏み切ることができませんでしたが、
最近読んだ「究極の身体」があまりに素晴らしいので
参加することを決意しました。

値段だけ聞くと高い気はしますが、
その内容がすばらしければ、それは決して高いものではないと思います。
「究極の身体」を読む限り、その価値は十分ありそうです。

ものやサービスを購入するとき、
その裏にあるその商品ができるまでの努力や苦労に敬意を払う必要がありますよね。
高岡さんの場合も相当な年月とパワーをつぎ込んで今の理論が確立されたはずです。
しかも、研究をはじめる頃などは、
誰にも相手にされなかったんでしょうし。
お金を出すだけでその研究の成果を知れる我々はとてもラッキーですよね。
もし自分で研究したら100年たっても答えが見えないこともいっぱいあるでしょう。

明日行ってみないとどんなものになるかはわかりませんが、
きっと得ることがたくさんあると思いますので
またレッスンでもお伝えしていきますね。

それではおやすみなさい。

あなた身体は未開発

2005年04月29日 | Weblog
道場の練習会や日記でもさんざん言ってきましたが、
上達のためには身体に目を向けることがとても重要です。
身体を手入れして、ちゃんとした使い方をしてあげれば、
誰だってそこそこは上達することは間違いないでしょう。

自分で身体の使い方を勉強したいという人に超おすすめなのが、
”ゆる体操”の開発者でもあり、運動科学研究者の高岡英夫さんの
「究極の身体」という本です。
僕も身体関係の本は結構読んできましたが、
この本は本当に良いです。
よくここまで研究したなぁと感激&感謝の気持ちでいっぱいになります。

その本の中には以下のようなことが書かれてあります。
”普通の人は生きている間に自分の持っている脳の15%~20%しか使っていない。
もっと多くのパーセンテージで脳を使えている一部の人が天才と呼ばれる。
それは身体に目を向けても同じことだ。”

そう、我々には能力がないわけではなく、
本当は持っている能力の使い方を忘れているだけなんですね。
その能力をちょっとでも多く引き出すことができれば、
今より数段上達できるはずですね。

それでは楽しいゴールデンウィークを!

意識は真ん中に

2005年04月27日 | Weblog
最近生徒さんを見ていたり、また自分でプレーしていても感じるのですが、
意識する場所が中心から外れて先端に行けば行くほどダメになっている気がします。
先端というのはラケットであったり、手や腕であったり。

新しい動きを覚えるときに、先端がどんな状態になっているかを
意識することも必要な場合は確かにあります。
しかし、先端は結果であり、本質は真ん中、つまり体幹部分にあります。
体幹をどのように動かせば、先端が理想的な動きになるかという視点で
考えることが大事です。

ですが、体幹を意識するのって最初は難しいんですよね。
どうやって動かせば良いのか、さっぱりわからないという人も結構多いと思います。
しかし訓練すれば必ずうまくなるはずです。
そしてそれができてくると、体幹を動かして先端は力を抜いているだけでよいので、
結局はそっちの方が簡単になります。

うーーん、ちょっと体現するのが難しそうな書き方になってきましたが、
とりあえず、真ん中に意識を持ってくるだけでも
先端の力が抜けてうまくいくんじゃないかな??と思います。
試してみてくださいね。
「意識は中の中に」です!

それでは今日も楽しい一日を過ごしましょう。

負けても楽しい

2005年04月26日 | Weblog
と言えるようになりたいと僕は思います。
もちろん勝てたほうがうれしいんですけど、
本当にテニスが好きなら、プレーできるだけでも幸せなはずです。

テニスが好きでプレーしているはずなのに、
いつしか勝つことだけが目的になってしまいがちです。
「勝てないからテニスをやめる」
なんていうのは寂しい気がします。
そう言った意味で、チャンピオンから落ちてもテニスを愛し
プレーを続けたコナーズやナブラチロワ、そして最近ではアガシなども
素敵だなぁと思います。

もちろんテニスには勝負としてのおもしろさもあるんですけどね。
なので当然負ければ悔しいでしょう。
しかし、その悔しい気持ちをバネにして
また挑戦していくのって楽しいじゃないですか。
ということは負けることもテニスの楽しみだと言えますよね。

「勝てればハッピー、負けても悔しいけどハッピー」
こんな感じでテニスを続けて行きたいと僕は思います。

PS 今は思えてませんが悪しからず・・・

才能がないぐらいで落ち込まない

2005年04月25日 | Weblog
人によって才能というか、持って生まれたものって違いますよね。
よって同じ練習をしても上達の早い人も遅い人もいるし、
どのレベルまでいけるかということも違ってくるのは事実でしょう。

しかし、本当に大切なのことは、どこまでのレベルに行けるかとか、
どの大会に優勝するとか、誰々に勝つとか、そう言ったものではなく
今の自分のレベルから一歩でも良いから向上することだと思います。

テニスもスポーツである以上、競争を避けて通ることはできませんが、
競争というものの中に、物事の本質はないと思います。
一番大切なことは自分自身を向上させるということ。

なので、まわりの人と比べて才能がないとか、
そんなことで悩むのはやめましょう。
今の自分から1ミリだけでも良いから前進できるようにチャレンジしましょう。

余計なことに惑わされず、もっともっとシンプルにテニスを楽しんでいきましょうね。

ビデオの力はすごい!

2005年04月24日 | Weblog
今日も軽く練習する機会があったので
またまた僕の愛するDVDハンディカムで撮ってみました。

何回も見たり、他の人と自分を比べたりしていると、
今まで気づけなかったことにたくさん気づけます。
自分の動作もイメージとはやっぱり違ってるし、
良くない点などもごまかせないですし。
もちろん、良くなってる点も確認できるという利点もあります。
ビデオの力ってすごいなぁと改めて思わされました。

絶対うまくなりたい!っていう人は是非ビデオの購入を検討してみてください。
うまく活用すれば上達のペースは何倍にもなるでしょう。
ただやみくもにたくさんボールを打ってもうまくなりませんよ。
ビデオを見ながら仲間と議論するのも楽しいですしね。

それではおやすみなさい。


僕の課題は左肩甲骨

2005年04月22日 | Weblog
今日は先日購入したてのDVDハンディカムで練習風景を撮り、
いつも身体をみてもらっている藤本先生に見てもらいアドバイスを頂きました。

指摘を受けた点は、すべてのフォア、バック、サーブなど
全てのショットで左手の使い方ができていないということです。
左手がうまく使えていないということはつまり
左腕の中心である左肩甲骨がうまく使えていないということになります。
身体は全てつながっていますから、何かひとつでもかけていると
全身の連動感が薄くなってしまいます。

昨日のブログで正しい姿勢でないと力が入らないと書きましたが、
まさに僕に足りないのは、実際にボールを打つときにその姿勢を作ることです。
ワールドウィングでトレーニングしているときのように
筋反射が起こるポジションを作りきれていないので、
力をロスしてしまっています。
具体的には両肩甲骨がグッと近くによるポジションでしょうか。
その場でフェデラーなどの肩甲骨を写真でみてみましたが、
見事にそのポジションに入ってましたね。

また新たな課題が見つかったので、挑戦してみたいと思います。
自分じゃなかなか気付けない点なので、
こうやってみてもらえることはありがたいことですね。
藤本先生、ありがとうございました。
それとビデオの威力もすごいです。
投資した甲斐がありました。

それではまたがんばっていきましょう。

筋反射の起こるポジションを身体で覚える

2005年04月22日 | Weblog
今日もワールドウィングに行ってきました。
だんだんマシンにも慣れ、正しい動作をリズムよくできるように
なってきたので、ますます気持ち良くなってきました。

筋肉はゴムと同じように適切に伸びて縮むときに力が発生します。
テニスでも良い球が打てる人はこの筋反射がより多く起こっていると言えるでしょう。
それも腕などの末端の筋肉ではなく、ハムストリング(腿裏)や広背筋、肩胛骨など
体幹の大きな筋肉群が収縮しています。

それではどうすればこれらの重要なパーツの筋肉が収縮するのでしょうか?
それには正しい姿勢が絶対条件です。
簡単に言うと骨盤が前傾し、胸が開いてリラックスしている状態です。
身体は全てつながっていますから、その正しい姿勢がないと
全身でうまく連動することができず、
一部の筋肉に頼って運動をすることになってしまいます。

ワールドウィングではたくさんの種類の初動負荷マシンがありますが、
全てのマシンで筋反射をリズムよく起こすことを目的としていて、
且つ全身がなるべく連動するように誘導してくれます。
そのことにより、どういう姿勢、
具体的には骨盤、肩まわり、脚などがどういうポジションにあるときに
力が伝わるのかということが体感できます。

こんなすばらしいトレーニング方法に出会えて
僕は幸せだなぁと思います。
これをテニスに生かすには、もう何ステップも必要でしょうけど・・・

それでは明日もがんばっていきましょう。

デジタルビデオカメラ買っちゃいました。

2005年04月21日 | Weblog
前々から欲しかったデジタルビデオカメラを遂に買ってしまいました。
今までのデジカメの動画でも、スウィングや動作の改善に随分役に立ちましたが、
コマ数が少なくて細かいところがわからなかったり、
長時間連続して撮ることができなかったりという問題がありました。
これからは益々マニアックに取り組んでいきたいと思います。

それにしても自分の動作って、イメージと違いますよね。
と言っても、自分の姿を見たことない人にはわからないかも知れませんが、
結構違うものです。
正しい動作なくして上達はあり得ませんから、
カメラや鏡を有効に使っていくことは非常に重要だと思います。

それにしてもどこまで僕はどこまでハイテク化を進めるんでしょうね?(笑)
今欲しいものは、動作解析ソフト。
特に、骨と筋肉の動きがわかるものが欲しいです。
皮膚が邪魔で本質が見えないんです・・・
これがあれば飛躍的に上達するだろうなぁ。

後はスウィングスピード測定器。
これがあるとどういう動作を行うと一番効率的に出力できるかがわかると思います。

後は折りたたみ式の大きな鏡。
コートに持っていってレッスンや自分の練習で使いたいです。
ビデオでは確認に時間がかかってしまいますが、
鏡だとリアルタイムで修正できます。
(これはハイテクとは言わないか・・・)

なんか良い情報があったら教えてくださいね。
それではおやすみなさい。