No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

息がつまったときに力む

2006年05月30日 | Weblog
前にも同じようなことを書いたことがありますが、
どうも僕がミスをするときの原因は、
息がつまってしまって、間がうまく取れないときに起こるようです。
球出しのボールを打つときと、ラリーなどの対人形式なったときで、
間の取り方が全然変わってしまいます。
ラリーになると、熱くなって呼吸が止まり、力んで出力しようとするので、
全くタイミングの合ってない変なミスがすごく増えます。

僕の理想は常にニュートラルな心と身体を保ち、
動きとショットを打つときの境目がないぐらい、プレーが流れていること。
もちろんそれを実現するためには、心の持ちようだけでは足らず、
膝や股関節を抜くというような、身体動作の技術とも大きく関わりがあるんですけどね。

理想にはまだまだ遠いですが、ラッキーなことに
和童塾のお陰で何をどう練習すれば良いのかがある程度わかっています。
いつかできることを楽しみにがんばっていきたいと思います。

それでは

5月28日和童塾ワークサマリー

2006年05月29日 | Weblog
参加されたみなさま、お疲れ様ででした。
昨日もまたまた斬新な内容でおもしろかったですね。
斬新過ぎて、和童塾後の道場のボレー練習会では何をやろうか若干悩みましが(笑)、
思い切って習ったばかりの浅知恵でやってみたところ、
すごくうまくいってラッキーでした。ギャハ

またワークも難しいものが多かったですね。
でも、すぐにできなくて当たり前。
(できるぐらいなら、もっとテニスがうまいハズです。)
ですから、地道にやっていきましょうね。

個人的な意見ですが、肋骨自体の操作より、
肋骨と骨盤を分けるということのほうが難易度は低いと思います。
これだけでも、相当ショットの威力が変わってきますから、
是非是非やってみてくださいね。
ちなみにこれが道場で言う、上半身と下半身の分離です。

いつものように以下にワークをまとめておきます。
塾に出るだけでは、わかった気になるだけですから、
自分のものにできるよう、がんばっていきましょうね。

■肋骨と骨盤をわけるワーク
①胸を残し、骨盤を左右に振る
 (筋反射で勝手に戻る感覚を大切に)
②骨盤を残し、胸を左右に振る
 (寝て行うのも可)

■肋骨を左右でわけるワーク
①左肋骨を縮ませながら前に出す+右肋骨を広げながら後ろに動かす。
 (反対の動きと合わせて交互に)
②左肋骨を縮ませながら後+右肋骨を広げながら前へ。
 (反対の動きと合わせて交互に)
③うつぶせに寝て左右の肋骨を伸び縮みさせながら全身
④爬虫類歩行(手を外に向ける。左右肋骨の伸び縮みを使う?)
⑤哺乳類歩行(肋骨を縦方向にローリングさせる)

相手をねじ伏せようと思った瞬間、力む

2006年05月23日 | Weblog
最近球出し練習では、ある一定レベルのボールなら
コンスタントに打てるようになってきたのですが、
対人練習のラリーや試合になると、
そのレベルのボールを打てなくなることが結構あります。
その原因のひとつとしては、球出しで来るボールと違って、
スピードも回転もコースもバラバラなので難易度があがるということがあげられます。

しかしそれと同じぐらい大きな要素となっているのが、自分の精神状態の変化です。
球出し時の精神状態は割合静かで調和が取れているのに対して、
対人になると、勝手に盛り上がっちゃって力んでしまいます。
良い球を打って、相手をねじ伏せたいという欲求の表れなんですね。

状況に左右されず、いつも調和が取れた状態でプレーできるよう、
心の修行を続けたいと思います。

骨がカシャカシャ動く感覚でプレーする

2006年05月22日 | Weblog
和童塾でお世話になっている松本義光先生は
ダンスの先生たち向けのレッスンもされています。
先生がおっしゃるには、ダンスの上達の中でのひとつの大きな壁は、
「踊った気がしない」
ということだそうです。
踊った気がしてるうちは、余計な筋肉を使いすぎているので、
大したレベルではないのだそうです。
こういうふうにダンスをすると骨がカシャカシャ動くような感覚になるそうです。

テニスでもこれはおそらく同じでしょう。
おそらくというかほぼ間違いなく。
やった気がしないぐらいじゃないとダメなんですね。
骨を感じながらプレーすると、余計な力みが消えるかも知れませんね。

それでは。

5月21日和童塾ワークサマリー

2006年05月22日 | Weblog
参加された皆様お疲れ様でした。
今回も濃い内容でしたよね。

特にフェデラーのフォアハンドの解析では、
・腕とラケットは置いておくだけ。
 重心の移動で力を発生させる。
・インパクトでは完全な脱力状態
・背中を反らない。
・鎖骨をゆるめて、ボールを呼び込む
などなど、かなり斬新な見方をたくさん教えて頂くことができました。
またいろいろと試せることが増えて楽しみです。

ワーク内容をいつものように簡単にまとめておきます。
毎日少しずつでもやっていくことで、身体は確実に変わっていきます。
一緒にがんばっていきましょうね。
(参加されてない方には意味不明だと思いますが、ご了承ください。)

■3スパイラル
 -サーブだけでなく、フォア、そしてバックハンドでも応用可

■猫
 -鎖骨の上げ下げを入れながら

■腕の振り落とし
 -鎖骨のエクボができるようにあげる
 -肘から落ちる
 -左右の腕を交互に振り落とすのも可

■鎖骨のほどき
 -指を入れる

■上半身のほどき
 -床に寝て左右の肩甲骨を入れ替える
 -慣れてきたら股関節も連動させる
 -肋骨でも同じことを行う

八の字ランジで射付きを無くす

2006年05月17日 | Weblog
昨日ボレーの練習をしていて、
なんかいつもより振られたボールに届くなぁと感じていたのですが、
これ、和童塾でやった”八の字ランジ”のお陰なんですね。

参加されてない方のために少し説明しますが、
このワークは動き出しを改善するためのものです。
前、後ろ、左、右、右斜め前、右斜め後ろ、左斜め前、左斜め後の
八方向に素早く脚を出し、素早く引き戻す練習です。

前、斜め、横方向に動く際、通常やってしまうのが、
脚だけ出してから頭が後からついていく動作です。
こうすると、①脚を出す、②頭がついてくると2拍子になってしまいます。
この八の字ランジでは、脚と頭(もちろん体幹部分も)を
一緒に動かし1拍子で動けるようになる練習が含まれています。
これが役に立ったんですね。

前々から自分の動きをビデオで見ていて、
動き出しにすごく時間がかかるのはわかっていたのですが、
改善するための方法論がわかりませんでした。
こういった練習方法に出会えたのは、ありがたいことですね。
もう少し続けて身体で覚えたいと思います。
(しんどいけど・・・)

それでは

競争するといつまで経っても幸せになれない

2006年05月16日 | Weblog
テニスという競技をやっている僕がいうのはとても矛盾していますが、
表題の通り、競争を続けている限り心に平安が訪れることはありません。
なぜなら上には上がいるからです。
例え世界でナンバーワンのプレーヤーになったとしても、
いずれ誰かに抜かれるわけですから、安心することなどできません。

大切なのは、今、この時点を楽しんでプレーすること。
「もう少し上手になったら楽しんでプレーできるのに・・・」と
みんな思ってますが、上手になったら上手になったら、
その時点でまた不満が出てくるものです。
つまり際限なく、いつまでも不満を抱えることになります。
このことを理解した上で、さらに向上を目指せば、
テニスライフはとてもハッピーなものになるんじゃないでしょうか。

まぁ、一番矛盾しているのは、こんなことを言ってる僕自身が、
ときどきテニスが嫌になることですけどね。笑

それでは。

5月14日和童塾ワークサマリー

2006年05月15日 | Weblog
参加されたみなさま、お疲れ様でした。
ちょっとハードなワークでしたが、あの動きを身体が覚えれば、
コート上でのフットワークが今までと全く変わりそうですね。
毎日少しずつでも良いと思いますので、がんばって続けていきましょう。

来週は”鎖骨の抜き”がメニューにありますね。
僕は浅草で既に習ったことがあるのですが、
これができないとどうしても腕の力が抜けず手打ちになってしまうことがわかりました。
逆に抜けていると腕の重みまでもがボールに伝わるパワーになります。
テニスのどのスウィングに直接的に関係してきますのでお楽しみに。

さて本題ですが、前回と同様、ワークの内容を簡単にまとめておきましたので、
参考にしてください。
(参加されてない方には意味不明だと思いますが、ご了承ください。)

■八の字ランジ 3セットぐらい?
 1.右脚前
 2.左脚後
 3.左脚前
 4.右脚後
 5.右脚斜め前
 6.左脚斜め後
 7.左脚斜め前
 8.右脚斜め後
 9.右脚右
 10.左脚左

 -体軸がぶれないように動く。
  前へ移動するときは股関節を抜いて胸から動き、
  そこから下がるときは踵で押して骨盤から戻る。
  後へ移動するときは骨盤を丸める。

■軸の強化(O脚矯正?)
 膝の間に紙をはさみ、上下動。10分。
 壁を利用して正しい位置を確認したほうが良い。

顔を残すことで執着が消える

2006年05月11日 | Weblog
脱力して身体を柔らかく使うことで力の流れがスムーズになり、
力まなくても良いボールが打てるようになります。
頭ではわかっているのですが、実際にこれを実現させようとしても、
なかなかうまくいかないこともあります。

その原因のひとつに執着というメンタル面が大きく作用しているように思います。
「強いボールを打ちたい」、「ミスをしたくない」など
こう言った思いが強くなればなるほど、身体は固まったしまいます。
なので僕はプレー中、「適当に」とか「アップのつもり」とか「楽しく」とか、
こういうキーワードを使うことで身体がゆるませることがありますが、
今日はそれに合わせて、「顔を残してボールの行方を見ない」という
身体からのアプローチを入れてみました。

結果的にはすごく良くて、打ったボールを見ないことで、
顔までダラシないぐらいゆるんで打つことができました。
ビデオで確認しても、スウィングがシャープ。
やはり、いつもは結果を気にしてしまうことで、
どうしても力みが抜けないんだということを再確認しました。
おそるべき執着。
フェデラーの特徴である顔の残る打法は、
身体動作のみならず、精神面にも大きく作用しているのかもしれませんね。

それでは

ほとんどのミスは"打ち急ぎ"から来る

2006年05月09日 | Weblog
自分を観察していても、レッスンなどでみなさんを見ていても思うことですが、
ほとんどのミスは打ち急ぎから来ています。
要するにボールがまだ手元に来ていないのに、
スウィングをスタートしちゃうんですね。
このことによって、一番力の入る打点より前でヒットしてしまったり、
体幹部から伝わる力の流れがスムーズに行かず、
ミスショットにつながっていきます。

こうなってしまう原因はいくつかあるかも知れませんが、
焦りが一番大きな要因になってる気がします。
焦ると重心位置があがり、ボールはまだ来てないのに身体が前に出てしまいます。
はっきりした解決策はわからないのですが、
うまくボールを引き込むためには、自分の重心位置に注意を払い、
常に丹田からズレないようにすると良いかなぁあと今思っています。
みなさんも試してみてくださいね。

それでは