No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

身体の芯から伝わる力

2008年11月26日 | 身体の使い方・打ち方
おはようございます。柳原です。
3連休が終わりましたが、みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか?

僕は熱海周辺にある友人のログハウスにお邪魔してきました。
そこでテニスはもちろんのこと、BBQをしたり、ピザを作ったり、
温泉に入ったり、歌ったり踊ったりと、
最高に楽しい週末を過ごしました。

実はそのログハウス、友人が自分で建てたセルフビルドのものなのです。
自分で建てるってすごくないですか?
毎回行くたびに感動します。
また木の温もりや香りも最高です。
僕もいつかやってみたいなぁと思っているのですが、
不器用だし、いい加減だし、怠け者だし、
ちょっと難しいかもしれませんね。笑

一緒に遊びに行ったメンバーの中に、作詞作曲をしたり、
自分でも歌を歌ってライブをしたり、CDを出したりしている女性がいました。
その彼女の生ライブを目の前で聞けたことが一番ラッキーだったことです。
彼女の歌声を生で聞くと、無条件に感動するんですよね。
身体が勝手に感動する感じ。
頭なんてすっ飛ばして、身体に直接訴えかけられている感じなんです。

そう言えば、どんな分野でも、感動するときは同じような
メカニズムがあるような気がします。
スポーツでもそう。おいしいものを食べたときもそう。
パフォーマーの身体の芯から観衆の身体芯へ、
直接振動が伝わってくるような感じです。
どんな分野でも、きっと本質は同じなんでしょうね。

逆にうまくいかないメカニズムも共通点があって、
手先や先端部分を中心に操作をしていると感動しないのでしょう。
パフォーマー本人も、見ている人も。
歌も喉だけ使ってもうまく歌えないように、
テニスも腕先ではなく、身体の芯から力を伝えれるようになりたいですよね。
一緒に修行していきましょう。

<お知らせ>
①12月15日(月)に、原宿でその彼女のライブがあります。
http://rol.blog32.fc2.com/

②11月29日(土)12時からボレー練習会を行います。
まだ若干名空きがありますので、もし良ければご参加ください。
http://yanaharatennis.com/practice.html

軸に乗せると良いボールが打てる

2008年11月14日 | 身体の使い方・打ち方
おはようございます。柳原です。

今、上海では世界のトップ8が集まってマスターズカップをやっていますね。
ガオラでは全ての試合を放送してくれるので、とてもありがたいです。
めちゃくちゃ楽しませてもらっています。

最近活躍している、フランスのシモンという選手をご存知でしょうか?
今年はフェデラーにもナダルにも勝ったことがあり、
このマスターズカップに出場するぐらいポイントを稼いできました。

この選手は見ていてとても不思議な感じがします。
身体も細く、力強くスウィングするわけでもないのに、
ボールはスパンスパンと切れが良く飛んでいきます。
特にバックハンドのストロークなんかは、
ほとんどスウィングしていないのに、
すごいボールが飛んで行ったりすることもします。
(※もちろんスウィングしてるときもあります。)

良いボールが打てるかどうかは、スウィングスピードだけの問題ではないのでしょうね。
身体の軸にしっかりボールを乗せることができれば、
ボールはスパーンと飛んでいってくれるのでしょう。

難しいのは身体の軸が通る感覚だと思います。
僕なんかもあまり偉そうなことは言えませんが、
調子良く打てているときの感覚を説明すると、
身体の芯が通ってい全身が繋がっている感覚、
同時に必要のない部分は脱力している感覚があります。

こんな感じでボールが打てたときは、
ほとんど打った感覚が残らない感じになります。
本当に気持ち良いんですよね、この感覚。

今、書いていて気付きましたが、
最近あまりこの感覚を感じていません・・・(苦笑)
その理由は、また腕に頼り始めているからでしょうね。
早速次回の練習では気をつけてみたいと思います。

それでは楽しい週末をお過ごしくださいね。

<お知らせ>
11月29日(土)12時~14時にボレー練習会を行います。
”ボールを身体に乗せる感覚を身につける”
ことをテーマに練習していきます。
まだ空きがありますので、みなさんのご参加をお待ちしてますね。

詳細はこちらをご覧ください(↓)
http://yanaharatennis.com/practice.html