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No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

催眠療法で無意識の囚われを解放する!?

2012年01月10日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

まずご報告ですが、テニス村計画の一環で、
2010年の6月から取り組んできたセルフビルドのログハウス作りが
一応完成いたしました。
30人近くの方に手伝いに来て頂きましたし、
資金的にも50人近くの方に応援して頂きました。
思い出すだけで感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
本当にありがとうございました!
写真は(↓)です。
http://yanaharatennis.com/pictures/DSC_0371.jpg

今年は春先から畑を始めるつもりです。
そして新しいスタイルの教育についても準備を進めて行きたいと思っています。
これからも進捗状況を報告していきたいと思いますので、
また応援して頂けるとうれしいです。

テニスにおいても、これから取り組んでみたいことがたくさんありますが、
今年、特に取り組んでいきたいのが、
催眠療法による無意識へのアプローチです。
人間の意識には表面意識と無意識がありますが、
意識できない部分にかなり影響されているように思います。
無意識に出る良い反応もあるのですが、
悪い反応が出てしまうケースもたくさんあります。

例えばバックハンドが苦手な人の場合、
バックハンドにボールが飛んできただけで、身体が緊張します。
バックの打ち方がどうとか言う前に、
既に身体が緊張して上手く動かない状態になってしまうのですね。
つまりボールを打つ前に既にミスをしているということになるわけです。

そして実際にボールを打つ際にも苦手意識は運動連鎖の邪魔をします。
多くの場合、心の不安から、腕先を早過ぎるタイミングで
”ピッ”と動かしてしまいます。
運動連鎖で流れてくる力を信頼できず、小手先でごまかそうとしてしまいます。
もちろん原因は神経回路が薄さにもあるのですが、
メンタル面の不安からそのような動きになることが多くあります。

レッスンを受けて頂くと多くの場合ショットが改善されます。
しかし同時に、レッスンを終えて普段の練習に戻ったり試合に出たりすると、
元に戻ってしまうというケースもたくさんあります。
無意識に身体が変な反応をしてしまうので、
せっかくレッスンでできたショットが打てないのですね。

高いパフォーマンスを維持するためには、
心が不安や恐れに囚われず、楽しくワクワクした状態を保つことが重要です。
今までは物事の見方や考え方を変えることで、
良い状態を保つことをお伝えしてきましたが、
これに加えて無意識のレベルで反応してしまう部分にもアプローチできれば、
もっともっと簡単に上達できるのではないかと思っています。

催眠療法とかイメージ療法と聞くと怪しいと思う人もいるのかなぁ??(笑)
僕自身は今まで何度も受けてきているので全然抵抗はないのですが。
本格的に勉強してみたいので、
オススメの本や習得コースなどをご存知の方は、
教えて頂けるとうれしいです。

最後にお知らせですが、今週末の15日(日)16時からボレー練習会を行います。
「ボレーってこんな簡単に飛ぶの?」
という感覚を掴んでもらうことを目指しています。
興味のある方は是非ご参加くださいね。
http://yanaharatennis.com/practice.html

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★練習会(東京開催)
①1月15日(日)16時~18時 
「プロのようにラケットを振り回さないで鋭く威力のあるボレーを打つ練習会」
②1月28日(土)18時~20時
「腕の力を使わず、身体の芯から威力を伝えるサービス練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
1月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①「バックボレーを簡単にする、重力に逆らわない腕の使い方!」
~キレのあるバックボレーを簡単に打つために~
②「骨盤や肩甲骨などの体幹を使ってトスアップし、威力と安定性を得る方法!」

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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12月練習会のお知らせ

2011年12月19日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

まずはご報告ですが、昨日第二子が無事産まれてきてくれました。
女の子です。
ご心配頂いたみなさま、本当にありがとうございました。

長野県東御市の市民病院に併設されてある助産所での出産でしたが、
僕自身にとっても最高の体験となりました。
この助産所の特徴は、産まれてきた後、
へその緒を切らず、赤ちゃんをそのまま母親に抱かせることです。

赤ちゃんって産まれてきたときに、「オギャー」って泣くイメージがないですか?
でもその理由は、現代医学の出産方法で、
産まれたらすぐにへその緒を切って母親から切り離し、
保育器に入れてしまうからなのかも知れません。
赤ちゃんが不安を感じているのですね。

助産婦さんの話によると、
産まれてすぐに母親に抱かれると泣かないんだそうです。
ウチの赤ちゃんの場合も、
とても穏やかで満たされた表情で母親に抱かれていて、
その姿に感動してしまいました。

心理学の用語で、「バーストラウマ」という言葉があるそうです。
心地良い母親のお腹から突然押し出され、母親から切り離される。
このときに感じる不安や恐れの体験が、
一生心の傷、要するにトラウマとして残ってしまうということです。

人が怒ったり、悲しんだり、誰かを攻撃したり、自分を攻撃したり、
過剰に人に勝とうとしたり、過剰に社会的地位を得ようとしたり、
過剰にお金を稼ごうとしたりする全ての原因は、
つまるところ心が満たされていないからなんです。
これらは全て満たされていない何か補おうとする行為なんですね。

満たされない心ができてしまう要因はたくさんありますが、
一番のスタートが、

”どういう産まれ方をするか”

にあるんですね。

「バーストラウマ」から逃れられる人はいませんが、
トラウマが少ない人ほど、周りに影響されず、
自分らしく生きていくのだと思います。

もちろんこの話はテニスにも影響します。
どんなときも自分の芯がぶれず、自分らしくプレーできる人は、
上達するスピードが速いでしょう。

では、もう既に産まれてしまっている我々はどうすれば良いのでしょう?
その答えは、自分自身で自分は価値のある人間だということを
思い出していくということになると思いますが、
この先の話は長くなってしまうので、またの機会にしたいと思います。

さて本題の12月の練習会ですが、以下の内容で行います。
今年最後の練習会ですので、今年の研究の集大成にしたいと思います。
開催日まであまり時間がありませんが、
みなさまのご参加をお待ちしていますね。

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■日時と内容
12月25日(日)14時~16時 Fコート

<地面から力をもらい、骨盤と肩甲骨の捻りのリズムで打つ
フォアハンドストローク練習会>

最近のプロ選手のフォアハンドストロークは一段と進化しています。
爆発的な威力だけでなく、激しいトップスピンが加わっているために、
ミスも少なくっています。

一般プレーヤーが全く同じボールを打てるとは思いませんが、
彼らに学ぶことで今より格段とフォアハンドストロークの
レベルを上げることは可能です。

今回の練習会では、

 -地面から力をもらうための骨盤と股関節の位置
 -回転をかけるための下半身と上半身の捻りの使い方

この二つをテーマにして練習を行います。

フォアハンドストロークの攻撃力をアップしたい方は、
是非ご参加くださいね。


■場所
北緑地公園テニスコート(Fコート)

住所:東京都稲城市東長沼2997番地先
最寄り駅:JR南武線稲城長沼駅から徒歩10分
サーフェス:オムニ
駐車場:有

※自動販売機はありませんので、各自飲み物を忘れずご持参ください。
※駐車場が混雑する場合がありますので、お車をご利用の際は少し早めお越しください。

http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisetsu/sports/sports/tennis/kitaryokuchi/index.html

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
基本的に球出し練習で進めていきますので、
安心してご参加ください。

■料金
1回5000円(テニス上達研究会会員の方は4000円)

※当日の練習会後にお支払いください。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~2日前:半額
1日前、当日:全額

■定員
8名~10名程度

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
※参加人数が少ない場合には以下のように時間を短縮して行いますのでご了承ください。

2人:1時間半
1人:1時間

■雨天時について

雨などで開催が微妙な場合には、開催1時間前にブログ上でお知らせします。
http://blog.goo.ne.jp/tyanahar

その他何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法
以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号

※一度参加されている方はお名前だけで結構です。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしてますね。
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
12月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①「インパクトでラケットヘッドを加速させる鎖骨の使い方!」
 ~フォアハンドストローク編~ 
②「バックボレーを簡単にする、重力に逆らわない腕の使い方!」
~キレのあるバックボレーを簡単に打つために~

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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周りに影響されず、自分らしい選択をする~全仏フェデラー~

2011年06月09日 | メンタル・心・考え方
こんにちは。柳原です。

全仏オープンが終わりましたね。
やはり僕の予想は当たらず(笑)、決勝はナダルVSフェデラーになりました。
準決勝でフェデラーがジョコビッチに勝ったのは本当に驚きでしたが、
このときのフェデラーは本当に凄かったみたいですね。
すごく残念なことに、僕はこの試合は観れなかったのですが・・・

でも決勝のフェデラーのプレーを観て納得。
フェデラーはまた一歩進化しましたね。
一番進歩したのは、バックハンドのストローク。
今までよりも威力と安定性が増していて驚きました。

ナダルとの決勝でもバックハンドから攻撃の糸口を掴むパターンが多く見られ、
今までのナダルとの対戦でバックを攻められて苦しむ姿からは、
明らかに進歩が見られました。
それでもやはり今回の敗因もバックハンドであったことは、
間違いないと思いますが、
ここまで進歩してきたことは賞賛に値するのではないでしょうか?

長くNo.1の座にいたフェデラーですが、
ナダルが台頭してきて、彼を攻略するためにバックハンドの強化が必須になりました。
対ナダルの試合でスライスを多様してしまうと、
球足が遅くなってしまうのでフォアに周り込まれ、
一機に主導権を握られてしまうパターンが多かったんですね。

そのパターンを脱するため、得意のスライスをメインで使うのではなく、
トップスピンをメインで使うという選択をしたのだと思います。
ちょっとはっきりわかりませんが、
これがもう4年とか5年ぐらい前の話だと思います。

しかし事は簡単には運ばず、バックハンドのトップスピンでミスを連発することを多くなりました。
無理してトップスピンを打っているようにも見え、

「フェデラーはトップスピンにこだわり過ぎだ。
無理せず得意なスライスをもっと多く使うべきだ」

という専門家も多数いました。

でもフェデラーは挑戦し続けたんですね。
その結果、新しい自分を手に入れることができたんです。
そこが本当に素晴らしいなぁと思いました。

周りの人には、”今現時点の結果”しか見えないんです。
そのときの結果だけをみて、ああだ、こうだ、いうわけです。
でもその意見をイチイチ気にしていたら、
自分の本当にやりたいことができなくなります。
やり通したフェデラーは本当に尊敬に値します。

ただ難しいのは、周りの意見が全てがダメなわけではない点ですよね。
自分では気付かない点を周りの人が教えてくれることも多くあります。
意固地にならず周りの人と協力して進んで行ったほうが、
成長が早いのもまた事実です。
月並みですが、やはりバランスなのかなあと思います。

ちなみに、フェデラーがバックのストロークでトップスピンをメインにせず、
スライスにこだわっていたらどうなったでしょうか?
今のスライスよりも圧倒的に精度が高く、例えば、

・ベースラインより50センチ手前の深さに毎回入る
・ショートアングルにも完璧にコントロールできる
・ドロップショットをほとんどミスしない

など。

ナダルが毎回すごいエネルギーを使ってショットを打つ中、
フェデラーはその1/3の体力しか使わない。
そして機を見て強打。
もし、こんなことができたら、これもすごい武器ですよね。
個人的には、こんな戦いも観てみたいです。笑

でも現実問題として、このレベルのスライスを習得するのは、
バックハンドのトップスピンを強化するより難しそうですが・・・

我々もブレない自分の軸をしっかり持ちつつ、
頭を柔らかくして、自分らしいテニスを作り上げていきましょうね。
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★練習会
①6月4日(土)18時~20時 「ボレーの達人を目指す練習会」
②6月18日(土)14時~16時 「楽にスイングが加速されるフォアハンドストローク練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
6月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①「相手コートでキックするバックハンドストロークを打つ方法!」
②「バックボレーで軸を作り、威力と安定性を得る方法!」

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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ナダルの精神的強さはどこにある?

2011年06月02日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

全仏オープンも終盤に入ってきて、ますます盛り上がってきましたね。
僕はWOWWOWに加入しているので、良い試合をたくさん観れていますが、
観れなくてウズウズしている人も多いのではないでしょうか。
全試合でなくても、少しは民放でもやって欲しいものですよね。
でも視聴率が取れないのかな・・・

ちなみに僕はグランドスラムのときのみWOWWOWに加入しています。
グランドスラム以外のシーズンはガオラでマスターズシリーズを観ています。
どちらも有料ですが、その面白さから言ったらとても安いと個人的には思います。
もちろん勉強にもなりますしね。
どちらの会社の回し者ではありませんが、
加入を迷っている方には是非オススメしますよ。笑

さて本題ですが、昨夜(日本時間)はQFでナダルとソダーリングが対戦しました。
ソダーリングは直近の全仏オープン2年連続準優勝。
しかも2年前に4回戦でナダルを破ったことは記憶に新しいですよね。
ナダルは、現在ランキング1位ですし、説明はいらないでしょう。

この二人が対戦し、結果はナダルがストレートで勝ったわけですが、
実は僕はソダーリングが勝つと予想していました。
今大会、ソダーリングが非常に良いプレーをしていたこともありますが、
対するナダルの調子がかなりイマイチに見えたからです。

ボールにいつものような威力がないですし、
浅く入りがちで、相手選手に叩かれ続けるシーンがたくさんありました。
ミスも多く、特に気になったのが、
一番得意なパスでもサイドアウトしてしまうことがたくさんある点でした。

不調の原因はおそらく精神的なもので、
ジョコビッチの存在が影響しているのではないかと僕は思います。
ご存知の通り、今シーズンはジョコビッチが絶好調で、まだ一回も負けていません。
ナダルも3大会連続して決勝でジョコビッチに負けていて、かなり焦っているように見えます。
今大会の結果次第ではランキング1位の座も交代します。
追われる立場というのは、精神的にとてもつらいのですね。

そんな理由でソダーリングが勝つのではないかと予想していたのですが、見事に外れました。
まぁ、僕の予想なんてこんなものです。笑

この日のナダルは序盤からボールの勢いが違いました。
しっかりと回転がかかっていて、変化しながら跳ねているように見えます。
そして相手コートの深くに突き刺さる。
完璧とまでは言いませんが、強いときのナダルの感じで、
かなり調子が戻っているように見えました。

なぜこのように前日までとは別人になれたのでしょうか?
放送中、紹介されていた話ですが、
今大会4回戦までのナダルを見て、記者たちが

「どうしてそんなに不調なのか?」

というような質問を執拗なまでにしていたそうです。
それに嫌気をさしたナダルが以下のように答えたそうです。

「不調だというが、僕はこの大会まで4大会連続で決勝に進んでいる。
この大会でも既に4回も勝っている(4回戦を勝ち抜いてきた)。
それに僕はランキング一位だが、いつもランキング一位のプレーをする義務はない。
これまで全仏に5回優勝しているからと言って、今大会を優勝する義務はない。」


また記者団が、

「今の調子で今大会を優勝できるのか?」

という質問をしたところ、

「正直なところ自信はない。
優勝できるレベルのプレーをできていないんだ。」

と答えたそうです。

これを聞いて解説者が、

「普通選手はこういうコメントをしないんですがねぇ」

と言っていました。
おそらく選手としては、弱気過ぎるという意味なんだと思います。
でも僕は逆に、このコメントの中にナダルの本当の強さを感じました。

まず自分の不安や弱さを隠さず出せるという点です。
確かに普通の選手なら、弱気なコメントはあまりしないのかもしれません。
でも強がっている人より、弱さを認めれる人のほうが強いと思うんですよね。
不安や弱さを持っているのに、それを隠し続けるのには限界があります。
自分を騙すことになるので、短期間ではうまく機能しても、
長いスパンで見ると精神的なバランスを崩しやすいように思います。

また「義務はない」というコメントも非常に重要だと思います。
基本的には、何かを行動する原動力となるエネルギーは二種類ありますが、
ひとつは、”義務(must)”で、もうひとつが”したい(want)"というもの。

mustで行動していると疲れるんですよね。

”ランキング一位だから負けては行けない。”
”第1シードだから優勝しなければならない。”
等。

ナダルでなくても、どのレベルでも起こることだと思います。
こうなるとテニスが楽しくなくなってしまうんですよね。
僕自身も経験があるのでよくわかります。
ジュニアや大学時代は、

”スポーツ推薦で入ったから良いプレーをしなければならない”
”奨学金をもらっているから勝たなければならない”
”少なくともシードは守らなければならない”

などと感じていました。
今でもあるのが、

”コーチをいう職業をしているから、みっともないプレーはできない”
”雑誌で連載をしているのだから、一般の人に負けてはいけない”
等々。

義務感でプレーレベルが高くなるならまだ救われますが、
僕の経験上、逆にレベルが下がることが多いのですね。

それに対して、wantは疲れない。
自分がしたいからするのであって、
それ以上でもそれ以下でもないからです。

”ただ単に自分のプレーをする。”
”テニスを楽しむ。”

僕の場合はこのほうがプレーがハツラツとして、
発想も独創的になりプレーレベルが上がります。

そして最も本質的な問題は、
プレーのレベルが上がるのか下がるのかとか、
勝つのか負けるのかと言ったことではありません。
テニスをしているその一瞬一瞬で、

”自分自身が輝いているかどうか”

この一点が最も本質的なポイントなのだと思います。
原動力がwantであるからこそ、
命を輝かせることができるんですね。

ナダルが精神的に立ち直れたのも、
wantという原点、ただ単に自分のプレーをするという原点に
戻れたからじゃないかと僕は考えています。
ナダルが精神的にとても強いのは、
他の選手とは違う人生観があるからなんですね。
我々も是非参考にしたいですね。

最後に僕の大会予想を書いておきます。
たぶんまた外れるでしょう。笑

決勝はナダルVSジョコビッチ。
ジョコビッチのセットカウント2-0、もしくは2-1からナダルの逆転勝利。
現在のプレーのレベルはジョコビッチのほうが上ですが、
体力でナダルが勝り、逆転する。

個人的希望の決勝戦は、ナダルVSフェデラー。
フェデラーのサーブが冴え渡り、ナダルを下す!
決勝の前に今日のQFでモンフィスに勝ち、
SFでジョコビッチに勝たなければなりませんが。
対ジョコビッチでもサーブがかなり入らなければ
苦しいだろうなと思います。
でもまた、神業を連発するゾーンに入ったフェデラーを見たいですよね。

それでは引き続き全仏オープンを楽しんでいきましょう。

PS.今週末土曜日4日(土)18時から「ボレーの達人を目指す練習会」を行います。
 まだまだ空きがありますので、興味のある方は是非ご参加ください。
http://yanaharatennis.com/practice.html
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★練習会
①6月4日(土)18時~20時 「ボレーの達人を目指す練習会」
②6月18日(土)14時~16時 「楽にスイングが加速されるフォアハンドストローク練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
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6月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①「相手コートでキックするバックハンドストロークを打つ方法!」
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詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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うまくいかないからこそ楽しい&3月練習会のお知らせ

2011年02月24日 | メンタル・心・考え方
こんにちは。柳原です。

最近は暖かい日が多くなり春が近づいている感じがしますね。
初めて過ごす長野県上田市での冬でしたが、
思っていたような寒さも雪もなく、とても快適に過ごしています。
セルフビルドで建てたログハウスでの住み心地も最高で、
自分で建てた家に住むという最高の贅沢を味わっています。

この状態まで辿り着くのは、とても楽しいステップでしたが、
実際は大変なこともたくさんありました。
家を建てるノウハウもない、お金も足りない、人手もない・・・
ないない尽くしからのスタートでしたが、
何とかなるものなんですね。

僕にとって一つひとつの困難を乗り越えるために一番役に立ったのは、

”今の状況を楽しむ”

という考え方でした。

思った通りにならない状況に遭遇したとき、
イライラしたり、悲しくなったり、後悔したり、人のせいにしたりと
ネガティブな感情がたくさん出てきます。

でもそんなときに、

”簡単に行かないから楽しい”

と思えると良いアイディアが出てきたり、助けてくれる人が現れたりするんですね。

よく考えたら、できないからこそチャレンジしたくなるんですよね。
できないことをやっているからこと楽しいのです。
それなのに、ちょっとやってみて、できないとネガティブな感情が出てくる・・・

僕自身もログハウス作りの長い過程の中で、
何度もこの感情のパターンに陥りそうになりましたが、
”楽しむ”ことに心のフォーカスを移しなおすことで、
何度もハードルを乗り越えることができました。

もともとこの考え方はテニスから学んだことです。
大好きなテニスをやっているはずなのに、
イライラして周りの人に当たってみたり、
テニスをやめたくなったり、
自分はなんて価値のない人間だと思ってみたり・・・
いろんな感情に振り回されてきました。

どんな分野でも、何かを成し遂げるために一番大切なことは、
才能よりもメンタルじゃないかと思います。
メンタルが弱いとネガティブな感情にやられちゃうんですよね。

メンタルを支えるのは考え方です。
自分の感情を元に考え方を整理していくと、
テニスも上達すると思いますし、
自分のやりたいことをどんどん実現していけるのではないかと思います。

次、何かのハードルが目の前に現れたときは、

”どうやって乗り越えようかな?”

と是非ワクワクしてみてくださいね。

さて以下が3月練習会のお知らせです。
またおもしろい内容になると思いますので、
みなさんのご参加をお待ちしていますね。

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■日時と内容
①3月5日(土)10時~12時

<浮いてきたチャンスボールを決めきるストローク練習会>

高い打点から力を伝えるための技術は、
普通のストロークより難易度が高いため、
どんなに良いショットを打っても、
最後のチャンスボールをしっかり決めきれないというケースがよくあります。

力を入れづらい高い打点だからこそ、
骨盤と肩甲骨のリズムから力を伝え
ボールを打っていく必要があります。

普段あまり練習しない高い打点で打つ技術を覚えることで、
攻撃力をアップさせましょう。

②3月20日(日)10時~12時

<一発で仕留めるドロップボレー練習会>

ただボレーを相手コートに入れるだけでなく、
深さをコントロールすることで、
ネットプレーを有利に進めることができるようになります。

ドロップボレーはその代表的なショットで、
この技術をマスターすることで、
今までとりあえず返すことしかできなかった場面で
ポイントを取れるようになります。

ドロップボレーは天性のタッチがないとできないと思っている人が多いですが、
実は腕先のタッチではなく身体の使い方に上手く打つ秘訣があります。

ドロップボレーを打つための身体使いをマスターすると、
普段のボレーも上達しますので、
ネットプレーをワンランクアップさせたい方は是非ご参加ください。

■場所
北緑地公園テニスコート (5日はDコート、20日はFコート)

住所:東京都稲城市東長沼2997番地先
最寄り駅:JR南武線稲城長沼駅から徒歩10分
サーフェス:オムニ
駐車場:有

※自動販売機はありませんので、各自飲み物を忘れずご持参ください。
※駐車場が混雑する場合がありますので、お車をご利用の際は少し早めお越しください。

http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisetsu/sports/sports/tennis/kitaryokuchi/index.html

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
基本的に球出し練習で進めていきますので、
安心してご参加ください。

■料金
1回5000円(テニス上達研究会会員の方は4000円)

※当日の練習会後にお支払いください。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~2日前:半額
1日前、当日:全額

■定員
8名~10名程度

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
※参加人数が少ない場合には以下のように時間を短縮して行いますのでご了承ください。

2人:1時間半
1人:1時間

■雨天時について

雨などで開催が微妙な場合には、開催1時間前にブログ上でお知らせします。
http://blog.goo.ne.jp/tyanahar

その他何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法
以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号

※一度参加されている方はお名前だけで結構です。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしてますね。

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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
----------------------------------------------------------------
★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
2月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①プロのようなフォアハンドストロークを打つための腕の使い方!
~威力と安定性を備えたショットを打つために~
②プロ選手のような糸を引くスライスを打つ方法!

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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「足りない」ことに感謝

2011年01月06日 | メンタル・心・考え方
あけましておめでとうございます。

年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?
僕は実家のある神戸に帰り、
久しぶりに家族や友人と楽しい時間を過ごしてきました。
プライベートレッスンも4組ほどさせて頂き、
みなさんにとても喜んでもらうことができました。
僕自身も新しいことを教えてもらったり、
発見したりするといつも感動しています。
今年もそんな感動の輪を広げて行ければいいなぁと思っています。

今は既に長野県上田市に帰ってきていて、
ログハウス作りのラストスパートをしています。
http://yanaharatennis.com/pictures/DSC010300005.JPG

この段階まで辿り着けたのも、
本当にみなさんのご協力のおかげです。
思えば1年前、資金が足りずとても困っていたのですが、
たくさんの方に寄付をして頂いたり、
レッスンを受けて頂いたり、教材を購入してもらったりして、
何とか後少しで引越しできるレベルまで辿りつけました。

またログハウスを作るという実際の作業においても、
たくさんの方々が手伝いに来てくださいました。
本当に一人だけで作業してたら、
まだまだ時間がかかっていたと思います。

足りないものだらけでスタートした「テニス村計画」でしたが、
だからこそ良かったなぁと今本当に思います。
もし資金が十分にあったり、
一人でログハウスを作れる能力や体力があったりしたら、
今ほど人のありがたみを感じることはなかったでしょう。

大きな視点で見れば、
「足りないこと」
も私たちの人生で必要なことなんですね。
僕の場合も、いろいろなものが足りなかったおかげで、
今までより、みなさんと深く繋がることができました。
”人と繋がる”という感覚。
こんなに幸せな感覚はないなぁと今実感しています。

さて今年はどんな人と繋がっていくのでしょうか?
今からとてもワクワクします。
また一年、どうぞよろしくお願いいたします。

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★練習会
①1月8日(土)10時~12時
「相手コートで伸びるトップスピンストローク練習会」
②1月23日(日)10時~12時
「糸を引くようなバックハンドスライス練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
1月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①腕やラケットをほとんど動かさず大きな力を伝える
発頸(はっけい)ボレー!
②プロのようなフォアハンドストロークを打つための腕の使い方!
~威力と安定性を備えたショットを打つために~

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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無敵になれる精神構造とは!?

2010年11月29日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

今日は朝3時に起きてATPワールドツアーファイナルの決勝を観戦しました。
今年最後のグランドスラムに匹敵する大きな大会ですし、
そして何より久しぶりのナダルVSフェデラーのビッグ2の対決。
見逃すわけにはいかないと超早起きをしたわけです。笑

気になる結果は・・・

6-3、3-6、6-1でフェデラーの勝利!
フェデラーファンとしては、とても感動する瞬間でした。

あの静かな目に内なる熱い闘志。
最後のほうは、完全にゾーンに入っていました。
フェデラーがゾーンに入ってしまうと別次元の人に見えますよね。

数年前の無敵でほとんど負けることがなかったフェデラーもカッコ良かったですが、
以前ほど勝てない今の状況で復活してくるフェデラーは
また一段とカッコ良いなぁと思います。

勝てない時期があったからこそ、
見てるほうは、より深く感動するのでしょうね。
大会の行われたロンドンの大観衆も
フェデラーの勝利にすごいスタンディングオベーションでした。
きっとみんな同じ気持ちだったのではないかと思います。

テニスの試合でも、人生でも、
自分の望むような結果を得ることができるときと、
そうでないときがあると思います。
でも大きな視点で物事を捉えると、
上手くいったことも、いかなかったことも、
全てがドラマの一部なのですね。

だから何が起こってもそのときどきで一喜一憂せず、
起こった現実をメッセージとして受け止めて学んでいく、
そんな姿勢が大切なのではないかと思います。
そのような考え方を少しでも持てると心のブレが少なくなります。
そういう人が精神的に強い人なのですね。

フェデラーのすごいところは、
負けても負けてもチャレンジを止めないことです。
以前あれだけ強くて無敵だったのに、
最近は本当にいろんな選手にしょっちゅう負けていて、
フェデラーが負けてもニュースにならないほどになってきました。

軟弱な精神構造をしていたら、
もうとっくに引退していてもおかしくないんじゃないかと思います。
僕がフェデラーの立場だったら、
とっくに引退している可能性があります。(苦笑)

今回の話で勘違いして頂きたくないのは、
望む結果を得られないときに、
”がんばろう”という気持ちだけで乗り切ることが、
強い精神力ではないということです。
つらい結果を気合だけ乗り切るのには限界があります。

”学ぼう”という姿勢がポイントなのです。
なぜなら起こった出来事の中に、何かの”学び”があるとすれば、
一見望む結果でない出来事も素晴らしい出来事に変わるからです。
嫌な出来事が感謝すべき出来事に変わるのですね。

「つらかったけど、あの出来事のおかげで今の自分がある」

誰でもこう言った経験はあると思います。
ということは、今日や明日これから起こることが、
たとえ思い通りの結果になってもならなくても、
新しい学びの場になるということが言えますよね。
そう考えることができると怖いものがなくなります。
これが”無敵”の状態なわけですね。

本当に強い精神力は、物事に対する考え方から来ます。
試合に負けたとき、仕事で失敗したとき、
人間関係がうまくいかなかったときなど、
是非この考え方を思い出してみてくださいね。

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★練習会
①12月4日(土)10時~12時
<腕の存在を消すストローク練習会>
~相手コートで失速せずグングン伸びるボール打つために~
②12月19日(日)12時~14時
<”天性のタッチ”を思い出すボレー練習会>
~自由自在にボールをコントロールするために~
http://yanaharatennis.com/practice.html
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
11月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①ムチのように腕をしならせるための背中の筋肉の使い方!
~フォアハンドストローク編~

②プロのようなサーブを打つための骨盤と胸郭の動き

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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心を自由にすると才能が開花される&12月練習会のお知らせ

2010年11月25日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

もう10日も前のことになってしまいますが、
長野県の上田市にて2回目の道場合宿を行いました。
今回も楽しかったなぁ。

合宿ではたっぷり時間があるので、
参加者のみなさんとたくさんお話ができます。
仲良くなれることも楽しいですし、
話をしているウチに、
その人のプレーとつながって来ることがよくあって、
それがまたおもしろいんです。

必ずではありませんが、
人それぞれ考えていることや思い込んでいることが、
結構プレーに出るんです。
ということは、新しい考え方を吹き込んであげれば、
プレーが変わる可能性があるということなんですね。

どんなレベルの人であっても、
今より格段に上手くなれる可能性を秘めていると思うんですよね。
その可能性を引き出すためには、
”身体の自由”を取り戻すことが必要ですが、
心と身体は密接にリンクしていますから、
”心の自由”がまず必要なんですね。

知らず知らずのうちに、心が囚われているんです。
なかなか自分では気づけないものですが・・・

技術的に言えば、
「ストロークはこういうものだ」
「ボレーはこういうふうに打たねばならない」

戦術的に言えば、
「この場面ではここに打つものだ。」

心理面で言えば、
「絶対にミスをしてはいけない」
「負けることは悪いことだ」
「パートナーに迷惑をかけてはいけない」
等々。

心が萎縮している状態で、
良いプレーをするのはすごく難しいのですね。

ボールを打つことも大切ですが、
それと同時に話をしながら、
心の自由を取り戻すことが本当に重要なんです。

来年からは心理面についても、
もっと積極的にアプローチして行きたいと思っていますので、
是非楽しみにしていてくださいね。
とりあえず家を完成させねば・・・笑

さて12月練習会のお知らせです。
いつもながら、遅くなってすみません。
またおもしろい内容になると思いますので、
みなさんのご参加をお待ちしていますね。

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■日時と内容
①12月4日(土)10時~12時

<腕の存在を消すストローク練習会>
~相手コートで失速せずグングン伸びるボール打つために~

相手コートで伸びるストロークを打つためには、
ボールがガットに吸い付いてから放たれるような感覚が必要です。

これを実現するために必要なのが、
”腕の脱力”ですが、
ただ単に力を抜くだけでは、
威力がなくなってしまったり、
コントロールを失ったりしてしまいます。

大切なのは、身体でボールを捕らえること。
身体でボールを捕らえることで、
打ったときの腕で感じる打球感が消え、
グングン伸びるボールを打つことできます。

前半は身体で捉えるための基本練習、
後半はラリーなどの実践形式で練習していきましょう。

②12月19日(日)12時~14時

<”天性のタッチ”を思い出すボレー練習会>
~自由自在にボールをコントロールするために~

ネット際で有利にゲームを進めるためには、
強く威力のあるボレーを打てたり、
相手の足元に緩いボールを打てたり、
相手の逆を突くドロップボレーやアングルボレー、
そしてロブボレーを打てたりと
自由自在にボールをコントロールする技術が必要です。

ボレーが上手くなるためには、
”天性のタッチ”が必要だと思うかも知れませんが、
僕から見るとほとんどのプレーヤーは、
ボールを捕らえるメカニズムを知らないために、
本来持っている”タッチ”を発揮できずにいます。

ちょっとしたヒントで”タッチ”を身につけることができます。
ボレーが上手くなりたい人は是非ご参加ください。

■場所
北緑地公園テニスコート (4日はAコート、19日はBコート)

住所:東京都稲城市東長沼2997番地先
最寄り駅:JR南武線稲城長沼駅から徒歩10分
サーフェス:オムニ
駐車場:有

※自動販売機はありませんので、各自飲み物を忘れずご持参ください。
※駐車場が混雑する場合がありますので、お車をご利用の際は少し早めお越しください。

http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisetsu/sports/sports/tennis/kitaryokuchi/index.html

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
基本的に球出し練習で進めていきますので、
安心してご参加ください。

■料金
1回5000円(テニス上達研究会会員の方は4000円)

※当日の練習会後にお支払いください。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~2日前:半額
1日前、当日:全額

■定員
8名程度

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
※参加人数が少ない場合には以下のように時間を短縮して行いますのでご了承ください。

2人:1時間半
1人:1時間

■雨天時について

雨などで開催が微妙な場合には、開催1時間前にブログ上でお知らせします。
http://blog.goo.ne.jp/tyanahar

その他何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法
以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号

※一度参加されている方はお名前だけで結構です。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしてますね。
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
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柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
11月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①ムチのように腕をしならせるための背中の筋肉の使い方!
~フォアハンドストローク編~

②プロのようなサーブを打つための骨盤と胸郭の動き

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
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ダメな自分を受け入れるとメンタルが強くなる!?

2010年11月10日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

テニスコーチという職業柄か、
よく相談されるのがメンタルについて。

「どんなに練習で良いショットが打てても、
試合になると緊張してしまって何もできなくなる。
メンタルが強くなるにはどうすれば良いですか?」

このような質問をよくされます。

僕自身も同じことで悩んできたので、
この気持ちは痛いほどわかります。
緊張して、普段なら何でもないボールをミスしたり、
脚が固まってしまってうまく動けなかったり・・・
これはもうレベルに関係なく誰にでも起こりえることですよね。

そう言えば、先日の日本シリーズ、中日対ロッテ戦を観ていても
メンタルの難しさを感じました。
第6戦で延長15回まで行って引き分けだった試合です。
観た人も多いのではないでしょうか?
延長戦に入り、後1点取ったほうが勝ちという状況。
その緊迫した場面で、
両チームに毎回のようにチャンスが回ってくるのですが・・・

誰も”送りバント”を成功させることができないんです。
普段なら当たり前に決めれる送りバント。
特にプロの選手ならできて当たり前。
そのプレーを両チームの選手とも明らかに緊張してしまって、
できなくなってしまったのです。
それぐらいメンタルの影響は大きいんですね。

緊張するのは、”怖れ”があるからです。
「ミスしたらどうしよう」
「負けたら何て言われるだろう?」
このように怖れれば怖れるほど緊張の度合いは高まります。

ではどうすれば”怖れ”を手放すことができるのでしょうか?
”怖れ”を手放す最高の方法は、
怖れている状況を受け入れてしまうことです。

・大事な場面でミスする自分
・負けてしまう自分
・カッコ悪い自分

そういう自分を受け入れてしまえば、
”怖れ”から解放されます。
そうするといつも自分自身でいることができますから、
どんな場面でもプレーが乱れず、
自分らしいプレーができるわけです。
逆説的ですが、怖れている状況を受け入れれば受け入れるほど、
怖れていることが起こりにくくなるんですね。

一般的なメンタルトレーニングでは、
自分にとって最高の場面をイメージするという方法を使います。
繰り返しイメージすることで潜在意識に入り、
現実化しやすくなるという手法です。
これはこれでとても重要ですし、実際に効果のある方法ですが、
この方法だけだと、自分自身が持っている”怖れ”が解放されていないため、
効果が半減されてしまうのではないかと僕は思います。

ダメな自分を受け入れることができると、
すごく楽になりますよ。
少しずつでも良いので、是非トライしてみてくださいね。
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★道場合宿を開催します
①10月30日(土)、31日(日)
②11月13日(土)、14日(日)
http://yanaharatennis.com/camp.html
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★練習会
①11月7日(日)10時~12時
「楽に威力と安定性をアップさせるサービス練習会」
②11月20日(土)12時~14時
「ダブルスでポイントを取るためのボレーの戦術練習会」
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パートナーと良い関係を気づく方法!?

2010年08月12日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

今日も朝からログ組みをする予定だったのですが、
雨が降り出してきて作業ができないので、
急遽メルマガに変更です。(笑)

前回は、「自分に対する期待値を下げる」
という話を書きましたが、
実はこの話、パートナーに対しても全く同じではないかと思います。

ダブルスで気持ち良くプレーするためには、
パートナーとの良好な関係がとても大切ですが、
なかなかこれも精神修行が必要なことだと思います。

みなさんはどうかわかりませんが、
僕みたいな人間のできていない人は、
お恥ずかしいことながら、パートナーに対して結構感情が動きます。

「どうしてミスをするの?」
「どうして、ちゃんと決めてくれないの?」
「なんで、そんな動き方をするの?(フォーメーションについて)」

などなど。

でも、おもしろいことに、はじめて組むパートナーだと、
こういう感情は起こらないんです。
先日出場した軽井沢トーナメントでは、
はじめて組むパートナーだったのですが、
ほとんどそういう感情は起こりませんでした。

感情がブレるのは、長く組んでいるパートナーに対して。
長く組んでいると、

「こうしてくれて当たり前。」
「前も言ったことがあるから理解してくれているはず。」

みたいなことを勝手に思っているところがあるようです。

また、

「自分の思い通り動いてほしい。」

という気持ちがとても強くなります。
関係が近くなると、そういう甘えが出てきてしまうんですね。

僕が思う解決方法は、自分に対する期待値を下げるのと同じように、
パートナーに対する期待値を下げること。
期待値が高ければ高いほど、現実とのギャップが起こります。
そうすると、自分もパートナーも苦しくなります。

まずお互いに、ありのままを認め合うこと。
そのままでOKだとお互いに思っていると、
とても楽で穏やかな関係が気づけるんですね。

もちろん、今より良くしたいという想いは
誰にでもあると思います。
その想いを完全に捨てるということではなく、
一度手放して、今の状態をお互いに認めあうこと。
そのベースを築いてから、より良くするための方法を
パートナーと模索するのが良いのではないかと思います。

”否定”からスタートするのではなく、
”肯定”からスタートする。

今のお互いがダメだから何かを変えるのではなく、
今もお互いにOKなんだけど、さらに良くするために何かを変える。

改善するという似たような行動でも、
”否定”のエネルギーと”肯定”のエネルギーでは、
全然違うんですね。

身体も心も一緒に修行していきましょう。
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①相手コートで伸びるボレーを打つための、脚のリズムと軸の使い方!

②バックハンドのリターンを極める!
~コンパクトなスイングの中で威力を伝える方法~

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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★練習会
①8月15日(日)10時~12時
「サービスパワーアップ練習会」
②8月28日(土)10時~12時
「トップスピン練習会」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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