No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

浅田真央の予備動作のない動き&3月練習会のお知らせ

2010年02月26日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

今日はこれからフィギュアスケートのフリーで、
浅田真央VSキムヨナの対決が始まりますね。
とても楽しみでワクワクしていますが、
個人的には真央ちゃんに金メダルを取ってほしいので、
ちょっと緊張しています。笑

みなさんも感じていることだと思いますが、
真央ちゃんの動きは特殊ですよね。
がんばっている感じが全くなく、
流れの中でスッとジャンプしてしまいます。
ジャンプをする前の予備動作が少ないんですね。
だからまるで雲の上を歩いているみたいに、
とても軽やかで美しく見えます。

対極にあるのが安藤美姫。
彼女のジャンプはしっかり踏ん張ってから飛びます。
筋力で飛んでいる感じ。
なのでとても重い印象を受けます。
ショートで3位に入ったロシェットもこのタイプだと思います。

テニスで言うと、真央ちゃんとキムヨナはフェデラー系、
安藤美紀とロシェットはロディック系という感じがします。

好みの問題ですが、テニスでもできれば軽やかに美しくプレーしたいですよね。
そのためには、筋力に頼ることを一度捨てる必要があると思います。

一時的にボールが飛ばなくなっても、
一時的にボールが安定しなくなっても、
脱力してプレーすることを続けていくとことで、
軸の感覚が芽生えはじめたり、
全身が統一される感覚が芽生えたり、
ラケットが自分の身体と一体化される感覚が出てきたりするのだと思います。

フェデラーや真央ちゃんの動きに少しでも近づけるよう
修行していきたいですね。
そのためには折れない心と遠回りしないための知識が必要だと思います。
僕も当然まだまだ修行の身ですが、
今まで掴んできたことはメールマガジンやDVD教材、
そしてテニス上達研究会の動画でもお伝えしているので、
もし良かったら参考にしてくださいね。

それから3月の練習会のお知らせです。
前回の練習会では大阪や石川県からもご参加頂いて
すごく盛り上がることができました。
3月もおもしろい内容をお伝えできると思うので、
興味のある方は是非参加してみてくださいね。

■日時と内容
①3月13日(土)16時~18時

<ほとんどスウィングしないで伸びるボレーを打つ練習会>

両足の指先から、股関節、丹田、背中、両手の指先まで、
全身にエネルギーを通す感覚を持つことができると、
振らなくても簡単に伸びるボレーを打つことができます。

逆にいうと、この感覚がわからないと、
どれだけ練習しても伸びるボレーや安定したボレーは打てないと思います。

ボレーだけでなく他のショットにも活かせる
大事な内容をお伝えしますので、是非お楽しみに!

①3月27日(土)16時~18時

<地面から力をもらって打つストローク練習会>

筋力に頼らず良いストロークを打つためには、
重力を利用することが一番簡単です。

重力をうまく利用するためにはリズムが大切。
今回は地面から最大限の力をもらうためのリズムに焦点を当て、
お伝えしていきます。

流れるように心地良くプレーするためにヒントが掴めると思いますので、
是非お楽しみに!

■場所:北緑地公園テニスコート(13日はCコート、27日はAコート)

住所:東京都稲城市東長沼2997番地先
最寄り駅:JR南武線稲城長沼駅から徒歩10分
サーフェス:オムニ
駐車場:有

※自動販売機はありませんので、各自飲み物を忘れずご持参ください。
※駐車場が混雑する場合がありますので、お車をご利用の際は少し早めお越しください。

http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisetsu/sports/sports/tennis/kitaryokuchi/index.html

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
基本的に球出し練習で進めていきますので、
安心してご参加ください。

■料金
1回5000円(テニス上達研究会会員の方は4000円)

※当日の練習会後にお支払いください。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~2日前:半額
1日前、当日:全額

■定員
8名

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
※参加人数が少ない場合には以下のように時間を短縮して行いますのでご了承ください。

2人:1時間半
1人:1時間

■雨天時について

雨などで開催が微妙な場合には、開催1時間前にブログ上でお知らせします。
http://blog.goo.ne.jp/tyanahar

その他何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法
以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号

※一度参加されている方はお名前だけで結構です。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしてますね。
________________________________________________________________
★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
(サンプル動画が見れます)
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★テニス上達研究会 DVD教材無料プレゼントプラン実施中!
柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
2月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①インパクトに向けてヘッドスピードが自然と加速され、
相手の手元で伸びるサーブを打つ方法!

②ラケットとボールの接触時間を長くし、
相手コートで伸びるストロークを打つ方法!

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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調子の波はコントロールできる!?

2010年02月22日 | メンタル・心・考え方
こんばんは。柳原です。

みなさんも同じだと思いますが、
テニスをしていると毎回自分の調子が違いますよね。

「自分ってなかなかイケテルかも」

なんて自分に酔える思える日もあれば、(笑)

「もうテニスをやめてしまいたい」

なんて凹む日もあったりして。

「自分より上手い選手は調子の波なんてそんなにないだろう」

と漠然と思っている方もいると思いますが、
きっとそんなことはありません。
一般プレーヤーであっても、
僕みたいにコーチをしているレベルであっても、
日本のトップ選手でも、世界のトップ選手でも、
どこのレベルに行っても調子の波は必ずあります。
人間である以上、波があって当たり前なんですね。

なのでまず波があることを受け入れていることが大切。

「あの日はできたのに、なんで今日はできないんだ!(怒)or(悲)」

というような気分にすぐ陥るものだと思いますが、
そんなものなんだと思っておくことが大切だと思います。

そして波を消すことはできなくても、
波の大きさを減らすことは可能だと僕は思います。
そのためには、その波のメカニズムを知ることが大切です。

大きくわけると調子の波を作っている要素は二つあると思うのですが、
ひとつは身体的なもので、もう一つがメンタル的な要素です。

今回はメンタル面をお話しますが、
僕自身の選手としての体験やコーチとしての体験から感じるのは、
心の波には一定のリズムがあるということです。
どういったリズムかというと、
すごくシンプルにするとこんな(↓)感じです。

”めちゃくちゃ調子が良かった日の次の日はダメ。
めちゃくちゃ調子が悪かった次の日は素晴らしい。”

信じられないぐらい良かった次の日に、
ガクンと調子が落ちるという体験を持っている人は、
きっと多いですよね。

「もうわかった。確実にレベルが上がった。自分はもう大丈夫だ。」

と思った矢先、元通り、もしくはそれ以下の自分になってしまいます。
期待が大きかった分、めちゃくちゃ凹みます。(苦笑)

逆に、

「もうダメ。何をやってもダメだし、もう何でもいいや。」

みたいに開き直った心境になると急に調子が上向いて来たり・・・
皮肉なものですよね。(笑)

どうしてこのようなメカニズムになるのか考えてみると、

”自分に対する期待の大きさ”

に違いがあるんですね。

調子が良かった次の日は、だいたい期待値がマックスまで高まっています。

「自分はできるはずだ。」と。

純粋にそう信じているなら良いのですが、
その期待値と同じ大きさだけ恐れも感じています。

「前回は幻だったらどうしよう・・・」と。

そして上手く打つことにとても執着しています。

「上手く打てないと絶対にイヤだ。
前回と同じように打てないと許せない。」

このような心境でプレーしてしまうので、
心も身体も力が入ってしまってうまく打てないのですね。

逆にめちゃくちゃダメだった日の次の日は、
自分に対する期待値がほとんどありません。
ノンプレッシャーなんです。
だからこそ、心も身体もリラックスできて、
とてもいいプレーができたりするんですね。

ケガや病気でしばらくテニスができなかった後なんかも、
意外に調子が良かったりしますよね。
最近も僕の練習仲間が二人ほどケガから復帰しましたが、
二人とも今までないような調子の良さでした。
調子が良いというより、むしろ上手くなったんじゃないの?という感じ。
そしておもしろいことに、数回練習するとだんだん定位置に戻ってきます。(笑)

調子の波をコントロールする鍵は、

”自分に対する期待値をコントロールする”

ことだと僕は思っています。

明石家さんまさんの、

「生きてるだけで儲けもん!」

とかいう言葉がありますよね。

「テニスができるだけで儲けもん!」

うまくプレーできないときは、この言葉を思い出してみてくださいね。

それでは。
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相手の手元で伸びるサーブを打つ方法!

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脱力すると地面から力をもらうことができる!?

2010年02月16日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

最近は雨が多いですね。
先週末も雨でテニスができなくて、
がっかりした人も多いのではないでしょうか?
僕もその一人でしたが(笑)

昨日はコーチの方たちの練習会に誘われテニス&交流会をして来ました。
インドアだったので大雨だったにもかかわらずプレーできて、とてもラッキーでした。
久しぶりにインドアでプレーしましたが、音が響いて気持ち良いですね。
自分がとても上手くなった気がします。
気持ち良さに任せてプレーしていると本当に調子が良くなってきて、
人間というのは単純なものだなぁと感じました。(僕だけ?笑)

一緒に練習したメンバーの中で、榊原太郎さんという方がいらっしゃいました。
「中国武術をテニスに取り入れる」
というような試みをされていて、
「何だか方向性が似ていますね」
とお互いに笑いながら意見交換をして来ました。

榊原さんに教えてもらった話でおもしろかったのは、
中国武術の発頸(はっけい)についての話です。
以前の僕のメルマガでも少しだけお話しましたが、
発頸とは、力を圧縮して瞬間的に爆発させる技です。
拳(こぶし)を振りかぶらず、拳が静止している状態から、
いきなり大きな力を爆発させます。
それで相手の内臓を破裂させたりできるそうですから、
すごいとしか言いようがありません。

去年の楽天オープンでシモンのバックハンドストロークを見たとき、
その技を使っているように見えたんですよね。
ほとんどテークバックをしていない状態から、あまりにスゴイボール打つので。

それで、何を聞いたのかというと、
「発頸は身体の力を抜いて、地面から返ってきた抗力で打つ」
ということです。
これだけの説明では意味がわからないと思いますが、
身体の力を抜くと重力に沿って地面方向に力が加わりますよね。
そうすると反作用で地面から返って来るので、その力を利用するのだそうです。

もちろん僕は発頸なんて技はできませんが、
テニスの中で身体の力を抜くことによって地面から力をもらい、
ボールに伝えるという感覚はわかります。

ストロークを例に出して説明すると、
おそらく多くの人は膝を伸びあげることで
下半身から力を伝えると思っていると思うんです。

でも僕の感覚ではどちかというと沈む感覚なんですよね。
沈んでも結局は戻ってくる力を利用するので、
膝を伸び上がらせて打つときと力の方向は同じですが、
力の出所が違うんですね。
もちろん伸び上がるのが筋力、沈むのが重力の力です。

本当に人生のタイミングというのは不思議ですが、
ちょうど今週土曜日に開催する
「軽くスウィングしても力が伝わるストローク練習会」でも
地面から力をもらうリズムについてお伝えしようと思っていたんですよね。

おそらく、思っているほどは難しいことではないので、
もし興味のある方は参加してみてくださいね。
後一名様しかお受けできませんが・・・
もし希望者が多い場合には、
また来月にでも開催しようと思いますので、
一応ご連絡頂ければと思います。

先週末に行ったボレー練習会では、
複数の参加者から、
「非常に収穫がありました!」
「目からウロコでした!」
というような喜びのメールを頂きました。
好きなことをやっているだけなのに、
多くの人に喜んでもらえて本当にありがたいことです。
これからも自分の身体を通して研究を進めていきたいと思います。

最後になりましたが、榊原太郎さんのブログです。
もしかすると、僕が言っていることと違う点もあるかも知れませんが、
参考になる点もたくさんあると思いますので、
もし良かったら読んでみてくださいね。
http://ameblo.jp/kosumo528/

それでは。
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★DVD教材「フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!」
http://yanaharatennis.com/tips.html
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柳原が武道教室など様々なところで学んできた知識を元にしながら、
日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
2月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①インパクトに向けてヘッドスピードが自然と加速され、
相手の手元で伸びるサーブを打つ方法!

②ラケットとボールの接触時間を長くし、
相手コートで伸びるストロークを打つ方法!

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html
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★練習会
①2月14日(日)8時~10時
「相手にグウォッと迫っていくボレー」
②2月20日(土)10時~12時
「軽くスウィングしても力が伝わるストローク」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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全身が背中でつながるとすごい力が発揮される!?

2010年02月12日 | 身体の使い方・打ち方
おはようございます。柳原です。

最近自分の中でサーブが一つレベルアップしている感覚があります。
なんか今までよりも確実に相手コートで伸びているんですよね。
打っている感触もとても気持ちよいですし、
相手がリターンするのが難しそうです。

何を変えたのかというと、実はトスのあげ方です。
僕もそうなんですが、トスが苦手な人というのは、
腕先を使ってトスしてしまうんです。
腕先というのは特に手首から先。
手首を返してトスを上げると絶対に安定しません。
さらに言うと肘から先も使ってはいけません。
腕を一本の棒のようにしてトスするということです。

僕自身は上(↑)のような知識は以前からあったのですが、
実際にサーブを打つ際に、このように動作できませんでした。
でも、あるキーワードと練習方法を思いついて試してみると
急に再現性が高くできるようになってきたんです。

そのキーワードとは、

”(格闘技の)関節技を取られるようにトスする”

です。

関節技を取られると腕は自然と伸びきりますよね。
関節がロックしてしまって、もうそれ以上動かせなくなる状態。
その状態を作ることが非常に大切なんですが、
おそらく一般プレーヤーにとって、
この感覚がなかなかトスを上げるという感覚に
結びつかないのだと思います。
僕自身もそうだったのですが、
自分で自分に関節技をかける練習をしたことで(!?笑)
この感覚が芽生えてきたんです。

ここまで読まれた方は、

「ああ、トスが安定したからサーブが伸びるようになったんだな」

と思われたかもしれませんが、
実はそこが一番のポイントではありません。

一番のポイントは、

”関節技を取られるようにトスすることで、
左の肩甲骨が運動に参加するようになった”

ことなんです。
(右利きを想定してます)

このようにトスすると、左の肩甲骨を支点とするしかなくなります。
そのことにより、ボールを打ちにいく前に全身が背中でつながり、
大きな力が発生するようになったんです。

昨日練習していたときに仲間の一人が、

「どうやったら、そんなサーブが打てるのか知りたいよ」

と言っていましたが、これが答えです。

僕自身も今まで全日本選手権で上にいくような選手のサーブを受けて、

「どうしてあんなに伸びるんだろう?」

と思うことがよくありましたが、
その要素の一つが身体でわかった気がします。

もちろんまだまだスゴイボールを打つ要素はたくさんあるでしょうから、
一つひとつ楽しみながら探っていきたいと思います。
あ~、楽しい!

僕が主宰しているテニス上達研究会では、
毎月1日に僕が発見した内容を動画にして配信しています。
今日お話した、

”背中で全身をつなげる”

はとても重要なので、
トスの上げ方や自分で自分に関節技をかける方法(!?)などを含め、
3月分として詳しくお伝えしたいと思います。

今月は他にも、

”テークバックでラケットが無重力になる”
”後脚に長く乗ることでボールが伸びる”

など、新しくお伝えしたいことが多すぎて若干困り気味です。(笑)
会員のみなさは是非楽しみにしていてくださいね。

それでは楽しい週末をお過ごしください!
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日々の研究で掴んでいる上達のコツをリアルタイムでお伝えしています。
2月中にご入会された方には、以下の内容をお伝えしています。

①インパクトに向けてヘッドスピードが自然と加速され、
相手の手元で伸びるサーブを打つ方法!

②ラケットとボールの接触時間を長くし、
相手コートで伸びるストロークを打つ方法!

詳しくはこちらをご覧ください。(↓)
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★練習会
①2月14日(日)8時~10時
「相手にグウォッと迫っていくボレー」
②2月20日(土)10時~12時
「軽くスウィングしても力が伝わるストローク」
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後脚に長く乗ることでボールが伸びる~菊池遊星投手~

2010年02月08日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

昨日の夜テレビを見ていたら、
西武ライオンズに入団した菊池雄星投手が出ていました。
みなさんもご存知だと思いますが、彼はスゴイですよね。
身体がグニャングニャンに動いて、
まさにムチのように腕がしなって出てきます。

彼ぐらいの逸材が、もし小さい頃からテニスをやっていたら・・・
きっとグランドスラムでも上のほうに行く選手に
なっていたのではないかと思います。

雄星投手が今練習で取り組んでいるのは、

「後脚にできるだけ長く乗ること。
そのために前脚もできるだけソフトに踏み込んでいく。」

ことだそうです。
そうすることでボールの球威があがりますし、
回転がよくなるのだそうです。

テニスも実は同じなんですよね。
後脚にできるだけ長く乗ることが大事で、
早く前脚(踏み込んだ脚)に乗ってしまうと、力が逃げてしまうんです。
後脚から前脚に重心を乗せかえる微妙なタイミングが、
地面から力をもらってラケットに伝えるための生命線なんですね。

実は昨日僕自身もボレーの練習をしていたのですが、
できるだけ腕を関与させず身体でボールを運ぶために
後脚に長く乗る練習をしていました。
うまくタイミングが合うと、今までの自分では信じられないぐらい
ボールが伸びていくんですね。

練習相手が、

「ボールがラケットに当たった後、グウォッと迫ってくる」

と表現していました。
良いボールを打つのに、腕の力は本当にいらないんですね。
再確認させられました。

その後ダブルスを3セットぐらいやったのですが、
ボレーが信じられないほど決まりました!

とは残念ながらなりませんでしたが、(笑)
次のレベルに行くために大きなきっかけになった気がします。

何かのショットを試してうまくいったときに、
すぐに試合でも使えると思ってしまいがちですが、
現実はそう簡単にうまくいきません。
頭で考えているうちは、試合では使えないんですね。
身体で覚えるまでやるしかありません。
焦りは禁物ですね。

さてここからはお知らせですが、
今週末、2月14日(日)8時~10時のコートが取れたので、
練習会を行いたいと思います。

テーマは、今回お話した、

”相手にグウォッと迫っていくボレー”

にしたいと思います。

急だから集まるかなぁ・・・
とちょっと心配ですが、
腕を振らず、後脚から力を伝える方法を知りたい方は、
是非参加してみてくださいね。

■日時:2月14日(日)8時~10時

■場所:北緑地公園テニスコート Cコート

住所:東京都稲城市東長沼2997番地先
最寄り駅:JR南武線稲城長沼駅から徒歩10分
サーフェス:オムニ
駐車場:有

※自動販売機はありませんので、各自飲み物を忘れずご持参ください。
※駐車場が混雑する場合がありますので、お車をご利用の際は少し早めお越しください。

http://www.city.inagi.tokyo.jp/shisetsu/sports/sports/tennis/kitaryokuchi/index.html

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
基本的に球出し練習で進めていきますので、
安心してご参加ください。

■料金
1回5000円(テニス上達研究会会員の方は4000円)

※当日の練習会後にお支払いください。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~2日前:半額
1日前、当日:全額

■定員
8名

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
※参加人数が少ない場合には以下のように時間を短縮して行いますのでご了承ください。

2人:1時間半
1人:1時間

■雨天時について

雨などで開催が微妙な場合には、開催1時間前にブログ上でお知らせします。
http://blog.goo.ne.jp/tyanahar

その他何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法
以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号

※一度参加されている方はお名前だけで結構です。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしてますね。
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①インパクトに向けてヘッドスピードが自然と加速され、
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★練習会
2月20日(土)10時~12時
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テークバックでラケットが無重力になるとスゴイボールが打てる!?

2010年02月06日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

先ほどまで練習をしていたのですが、
フォアハンドストロークで久しぶりに蘇ってきた
とても気持ち良い感覚がありました。

それはタイトルの通り、

”テークバックでラケットが無重力になる”

という感覚です。

テークバックでラケットをセットした後、
体幹部分が主導となって運動連鎖がはじまります。
腕は運動連鎖によって流れてきた力に任せ、ただ振られるだけ。
このようにスウィングすると、
必然的に腕が一瞬置いてけぼりになる瞬間があります。
そこでラケットが無重力になるんですね。

このようにスウィングできると、
本当に力がいらず、簡単にボールが飛んでいきます。
打っていても気持ち良いし、
どこにでもコントロールできる感覚が感じます。

いつもこの感覚で打てれば良いのですが、
実際には、知らず知らずのうちに腕が力んでしまい、
運動連鎖とは全く別の力、
つまり腕だけの力でスウィングを開始してしまうことが本当に多いです。

そうなってしまうと、ラケットが無重力になる瞬間を全く感じられません。
腕に衝撃が残って気持ち悪いですし、
ボールも思ったほど飛んでいかないんですね。

全豪オープンのフェデラーをみていて、

「めちゃくちゃ腕が出るのが遅いなぁ」

と感じていたのですが、
なかなか腕が出てこないからこそ、無重力になるんですね。
フェデラーもほぼ間違いなく無重力を感じていると思います。
(当然、未確認ですが。笑)

みなさんも是非試してみてくださいね。
うまく打てれば、その気持ち良さに、
そしてボールが簡単に飛んでいくことに感動すると思います。

テニスは毎回いろんな発見があって本当に楽しいです。
今後もいろいろ書いていきますね。

それでは楽しい週末をお過ごしください!
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人と比べることをやめると心が安定する!?

2010年02月04日 | メンタル・心・考え方
おはようございます。柳原です。

テニス上達研究会には会員専用のコミュニティ(SNS)があるのですが、
その中である方が以下のような悩みを共有してくれました。

「先日上手な方とプレーしたのですが、全く歯が立ちませんでした。
自分もそこそこ上手くなっていた自信があったので、とても凹んでいます。」

この方が感じている気持ち、僕も感じることがあるのでよくわかります。
みなさんもきっと感じたことがあるのではないでしょうか?
誰かと試合をしてボッコボコに負けたとき、
自分の力の無さが悲しくなるというか、まさに無力感に襲われますよね。

「自分には才能がないんだから、
テニスを続けても意味がないんじゃないか?」

そんなことまで思ってしまうこともあります。(苦笑)

でも、どうしてこんな感情を感じるのか考えてみると、
とてもおもしろい発見につながります。
感情が動くとき、必ず自分の中に何らかの概念や思い込みがあります。
その概念や思い込みに反応して感情が動くわけです。

例えば今回の話の場合、極端に落ち込んでしまう理由は、

”他人と競争して勝たなければならない”
”負ける自分は価値がない”

というような概念があるわけです。

概念に対して、良い悪いを言うことはできませんが、
大事なポイントは、

”果たしてその概念は、自分を幸せにするか?”

ということなんですね。
もし必要でない概念が見つかれば、
それを手放すという選択をすることができます。

僕の個人的な意見ですが、他人と競争するより、
自分を高めるという意識を持ったほうが楽しいですし幸せになれます。
競争しているとキリがないんです。
上には上がいるんですから。

それよりも、自分自身にフォーカスをあて、
今までの自分自身を越えるために取り組んでいく。
そのほうが楽しく幸せですし、
そういう人のほうが長い目で見ると上手くなっていくように思います。

もちろんテニスは勝敗を争うゲームですから、勝ちに行っても良いんです。
ただ、”勝てないと価値がない”わけではないということなんですね。
勝ち負け以上の価値観が自分の中にあれば、
極端に落ち込むことがなくなるわけです。

他人との競争をやめると、静かで穏やかな幸せが訪れます。
ただ黙々と自分を極めるために一歩一歩積み重ねる。
そんな風になりたいなぁと思いますが、現実はまだまだですね。(笑)

一緒に修行していきましょう。

<お知らせ>
僕がこれまで読んできた本の中で、参考になったものをまとめてみました。
もし良かったら参考にしてみてくださいね。
http://yanaharatennis.com/recom_book.html
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★練習会
2月20日(土)10時~12時
「軽くスウィングしても力が伝わるストローク」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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