No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

7月練習会のお知らせ

2012年06月26日 | 練習会、教材などのお知らせ
おはようございます。柳原です。

今日から作家の本田健さんが主催する二泊三日の合宿、
「人間関係のマトリックスマスターコース」に参加してきます。
タイトルだけだと何を学ぶのかハッキリわからないかも知れませんが、
扱うテーマはズバリ、”感情”です。
これまでも本田健さんのセミナーは何度も参加してきましたが、
自分の人生がいかに感情に振り回されているのかを学ばせてもらいました。

誰でも気がつかないうちに感情のブロックを持っているものですが、
感情が乱れることで、能力を発揮できなかったり、
余計な争いを起こしたり、行動を止めたりしてしまいます。

感情のブロックが解放されると、
自分のやるべきことがハッキリと見えたり、
自分や周りの人の痛みを理解できたりして、
人間関係や仕事など人生全般がスムーズになっていくものだと思います。

テニスでももちろん同じで、感情に振り回されない人は、
能力を開花させやすいですし、プレーも安定します。
気をつけたい点は、

”感情に振り回されない=感情を無視する”

ではないこと。
これだと実はブロックはどんどん大きくなるんですよね。

僕自身は今回の合宿に参加することで、
スポーツのメンタルトレーニングとしても、
新しいものを作れないかなぁと考えています。
感情を無視したり、ただ気合を入れてがんばるのではなく、

”スポーツをする中で揺れ動く自分の感情を通して学び、
人生全般に活かしていく”

そんな流れを作って行きたいと思っています。
また学んだことはみなさんにシェアしていきますね。

さて前置きが長くなりましたが、7月の練習会のお知らせです。
また面白い内容になると思いますので、
体幹と繋がり、楽に気持ち良くボールを打ちたい方は、
是非ご参加くださいね。

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■日時と内容
①7月7日(土)16時~18時(東京 北緑地公園Cコート)

<腕と丹田を繋げ、腕が勝手に振られるバックハンドストローク練習会>

腕と丹田を繋げることをメインテーマとして練習します。
丹田を操作することで、腕が勝手に振られるという感覚を得ることが第一ステップ。
腕が振られてからもフィニッシュまで、
丹田に支点を置き続けることが第二ステップ。
この二つのステップをゆっくり覚えていきます。

「ボールが簡単に飛ぶ!」
「思ったところにコントロールできる!」
「腕の力は本当にいらないんだ!」

などと感じ取ってもらえるとうれしいです。

②7月21日(土)16時~18時(東京 北緑地公園Aコート)

<腕と丹田を繋げるバックボレー練習会>

基本的なコンセプトは上記のバックハンドストロークと同じです。
腕と丹田を繋げて動作することを覚え、ボレーを覚醒させましょう。

プロは腕とラケットをあまり振っていないのに、
ポンとラケットを出すだけで、威力のあるボレーが簡単に飛んでいきますよね。
それは丹田との繋がりがあってこそ。
きちんと練習すれば、一般の方でもプロに近づくことはできますので、
お楽しみに。

■場所
北緑地公園テニスコート(7日はCコート、21日はAコート)

住所:東京都稲城市東長沼2997番地先
最寄り駅:JR南武線稲城長沼駅から徒歩10分
サーフェス:オムニ
駐車場:有

※自動販売機はありませんので、各自飲み物を忘れずご持参ください。
※駐車場が混雑する場合がありますので、お車をご利用の際は少し早めお越しください。

■対象者
どのレベルの方でも参加可能です。

「初心者ですが、大丈夫ですか?」

という質問をよく受けますが、
基本的に球出し練習で進めていきますので、
安心してご参加ください。

■料金
1回5000円(テニス上達研究会会員の方は4000円)

※当日の練習会後にお支払いください。
※お申し込み後のキャンセル料は以下のようになります。
ご了承の上、お申し込みください。

お申し込み日~2日前:半額
1日前、当日:全額

■定員
8名~10名程度

※定員になり次第、締め切らせて頂きます。
※参加人数が少ない場合には以下のように時間を短縮して行いますのでご了承ください。

2人:1時間半
1人:1時間

■雨天時について

雨などで開催が微妙な場合には、開催1時間前にfacebook上でお知らせします。
https://www.facebook.com/No1TennisDojo

その他何かありましたら、僕の携帯までご連絡ください。
090-7419-7148

■お申し込み方法
以下の内容をご記入の上、
dojo_admin@yanaharatennis.com
まだご連絡ください。
(@は半角の@に変えてください。)

①氏名
②メールアドレス
③電話番号

※一度参加されている方はお名前だけで結構です。

それでは、みなさんのご参加をお待ちしてますね。

腕と丹田の繋がりを消さない!?

2012年06月24日 | 身体の使い方・打ち方
今日は一人練をしてきました。
一緒にプレーできる人がいれば良かったのですが、
友達が少ないと時々寂しい思いをします。(笑)
でも一人練って自分に集中できるので、
結構新しい発見があったりするんですよね。

今日一番の発見は、タイトルの通り、

”腕と丹田の繋がりを消さない”

こと。
実は前から言っていることなのですが、
理解度がかなり甘かったことに気がつきました。

理想的な身体動作では、丹田の始動がキッカケとなり、
置いてけぼりにされた腕が引っ張られて勝手に振られていきます。
この話はこれまでも書いてきましたし、ご存知の方も多いと思いますが、
重要なのはこの後。

”腕が振られてからも丹田との繋がりを消さない”

ことなんです。
腕が振られて安心していてはダメなんです。
丹田と繋がったまま、インパクトし、さらにフィニッシュする。
こうすると文字通り、体幹だけでスイングすることになります。
ボールは簡単に飛んで行ってくれますし、
狙ったところに正確に打つことができます。

丹田との繋がりが消える主な原因は、二つあるんじゃないかと思います。
一つは、腕の力を入れてしまうこと。
よくあるのが腕先に力を入れてしまうことですが、
そうすると力を伝える大元の支点が手首になってしまいます。
手首が支点になっても、大して良いボールは打てません。

二つ目は、肚の力が抜けてしまうこと。
フィニッシュするまで、しっかりと丹田を押さえ続けなければなりません。
言葉で言うのは簡単ですが、現代人は肚の意識が薄いので、
これを実現するには少し訓練が必要な人が多いと思います。

今日僕自身はフォアストローク、バックストローク、サーブで練習しましたが、
どれもすごく打ちやすくて、楽しくなってしまいました。
面白かったのは、トスでさえも同じで、
丹田との繋がりが消えると、全然思ったところに上がらないんですよね。

生徒の皆さんにも丹田との繋がりを感じて頂けるよう、
レッスンでまた工夫して行きたいと思います。

赤ちゃんの動きに学ぶ

2012年06月18日 | 身体の使い方・打ち方
最近、6ヶ月になる娘がしっかりとお座りができるようになってきました。
親バカで申し訳ないのですが、その姿がカッコ良いんですよね。
上体の力が抜け、しっかりと骨盤に乗っています。
お相撲さんが四股を踏んでいるときの絵と似ています。
お座りの状態から、前に屈んだり、起き上がったりもしますが、
背骨の一つひとつが順番に動いていて、実に滑らかな動きをします。

動きを研究する上で、これは良い勉強になると思い、
早速真似をしてみましたが・・・
まず同じように座れません。(苦笑)
身体が硬くなってしまっているんでしょうね。
まぁそれはすぐには解決できない問題なので、
できるだけ赤ちゃんのお座りに近い状態を作り、
前に屈んだり、起き上がったりする動きを真似してみました。

やってみてわかったことは、かなり意識して上体の力を抜かないと、
赤ちゃんの動きにならないということです。
知らない間に力が入ってしまっていて、
背骨の椎が一つひとつ順番に動くのではなく、
上半身が一つの箱のようになって、まとまって動いてしまいます。

そこで、
”上半身の力が全くない、全くない”
と暗示しながらやってみると・・・
これが結構効果があって、赤ちゃんの動きに近づくんですよね。

そしてもう一つ外せない大切なポイントは、
”丹田に力を入れ、骨盤を立てること”
こと。
この状態を作らずに動き出すと全身の動きを制御できず、
各パーツがバラバラに動いてしまいます。
つまりキレイな運動連鎖にならないんですね。

この赤ちゃんの動きを真似した後に歩いてみると、
今までと全く違った感覚で歩くことができました。
骨盤の動きをトリガー(きっかけ)として、背骨が動く感じ。
一歩一歩の歩行で、骨盤が背骨を押すようなイメージの歩きになり、
とても面白く感じました。
残念ながら、すぐにその感覚は無くなるのですが。(苦笑)

でもこの動き、慣れてくるとテニスにもすごく活かせそうです。
しばらくの間、我が娘を師とし、練習してみようと思います。

地球の中心と自分の軸を合わせる!?

2012年06月14日 | 身体の使い方・打ち方
おはようございます。柳原です。

先週末は東京でワンディ練習会を行いました。
大阪、愛知、山梨など遠くからお集まり頂き、本当にありがとうございました。
一日あると良いですね。
ストローク、ボレー、サーブなど、いろいろなショットを通して、
本質的な動きをじっくりとお伝えできます。
参加者のみなさんのショットがどんどん変わっていく様子を見れて、
僕自身もすごく楽しかったです。
いつになるのかはわかりませんが、
またうまくコートが確保できた際には開催したいと思っています。

さて今日の本題ですが、最近家にいるときでもよく、
レッスン中に撮影した生徒のみなさんの動画とプロの動画を比べて観察しています。
自分で言うのも何ですが、とても仕事熱心。(笑)
まぁ実のところ、面白いからやっているだけなのですが。

比べているといろいろと違う点が出てきますが、
最近特に面白いなぁと感じている点は下半身の感じ。
プロの場合、脚が地面に吸い付いているように見えますが、
一般の方の場合、フワフワと浮いているように見えます。
プロの場合、いかにも下半身から力が伝わりそうに見えますが、
一般の方の場合、いかにも下半身から力が伝わらなそうに見えます。

プロ選手でも一般プレーヤーでも、地球上に立っていて、
等しく重力がかかっているという点では同じなのに、
どうしてこんなに違いが出てくるのでしょうか?

簡単に言うと、プロ選手は重心が軸に集約されているのに対して、
一般の方は重心が身体のいろんな部分に分散されている感じなんですよね。
さらにプロ選手は集約された重心で地面と強く接地しています。
一般の方の場合、重心がどこにあるのか明確でないので、
地面を強く押せないんですよね。

先日、身体の知識をいろいろと教わっている藤本先生のところに行ったとき、
「地球の中心に自分の軸を合わせる」
という練習をしました。
そうすると、地面を押せるんですよね。
強く、強く押すことができます。
いかにも大きな力が伝わりそうな感じがあるばかりでなく、
すぐにどこにでも動き出せそうな感覚を持ちました。

「地球の中心と繋がる」

遠く、遠く、深く、深く、
地球の中心に向かって自分の軸が突き刺さっていく感覚。
これがとても大事なんですね。

そしてこの感覚をテニスコート上で常に持ち続けることが大切で、
ボールを打つときだけとか、動き出すときだけとか、
そんな断片的なものではないんです。
構えのときからポイントが終わるまで。
さらに言えばボールを拾うときから、ベンチに座って水を飲むときまでを含めて、
全ての所作で地球の中心を捕らえ続けることができたとき、
今までとは全く次元の違うテニスができるのだと思います。

ということで、最近の僕は日常の動作の中でも、
自分がきちんと地球の中心を捕らえているかどうか感じながら生活しています。
僕の場合、バロメーターはすぐに動き出せる状態であるかどうか。
もしくは、誰かに急に押されても倒れないかどうか。
実際にやってみて気付いたのですが、
すぐにダラけて、重心がバラける立ち方をしてしまいます。
つまり、すぐに動き出せない状態、
または誰かに押されると倒れてしまう状態になってしまいます。

いろいろと感じながら生活していると結構面白いので、
もしみなさんも気が向いたらやってみてくださいね。